すべてのおすすめ
ふたつの半分につづることばは
ぎりぎりのところでするつなひきのようで

 果てのない隔たりは存在する

ふたつの半分につづることばは
ぎりぎりのところで見たゆうわくのようだ
生きていくことに休みの日などない
僕たちは精一杯呼吸しながら
いつも何かを犠牲にしていく

手を翳す
その行為が
そこにある空間を削いでいく
僕たちは何も生み出してはいない
そ ....
静かな夜にいざなわれた
私はそのまま往ってもよいと思った
いざないは何度か尋ねてきたが
気付かぬ間に帰っていった

私は空ろな骨だった
呼び合うものたちの声に気付かなんだ

今夜月明か ....
恋をしていた
たぶん
していたんだと思う

バラ色の生活を
夢見ていた
幼い想像で

こんな
冷蔵庫の奥で干からびた漬物を
片付ける為ではなく
マドレーヌなんか焼く為に
台所に ....
あやとりのように
くりかえし
くりかえし
やってくる春
家々にあかりが灯る
蛍火がちちちと
びろうどを
燃やしはじめた
白く浮かぶ
亡き王女のような
天主堂
つづら折の石の坂
青白く骨はひびき
さびしいひとよ
火の鏡を見なさい
生の意 ....
もう眼じゃない

捨てられた宝石だ

母から娘へと大切にされてきた宝石で
職のない娘が売った宝石だよ

罵倒?

わかんないもう


もう母の行末についてしか泣かないし
 ....
風呂上りの
君のお尻をムニムニした
ほの温かくて
無防備だった
心が休まる
柔らかさだった

パンツ穿く前に
もういちどムニムニさして・・・
けっして色っぽくはないけど
夫婦の幸せ ....
おじさん
おじさんにも 青い頃があったでしょう?
訳知り顔で ウンチク
だけど
突拍子もない頃が あったでしょう?

おばさん
おばさんにも 蕾の頃があったでしょう?
無駄を省いて ア ....
何かとちったことをしても、君が笑ってくれれば
それもいいかもしれない。



初恋のときのような幼稚さはないけど、
「つながっていたい」と想えるよ。


わがままは言ってほしい。
 ....
猛吹雪のなかを二時間ずっと
半分眠りながら歩いていると
誰かに殺されたもの達の声が
いくつもいくつも降ってくる



それらを聴いているうちに
それらに応えているうちに
 ....
ひらひらと
一年の思い出を
ひっさげて
木の葉は空へと
舞ってゆく
どこかの星へ
報告をしに
お別れには
銀杏の下で ごろごろ ころがり
大理石の上で 泣きましょう
「いよいよジャズを聴く時」 が口癖のあなたは
明日 聴くだろうし
私は 青い服を 買いに行く
折釘さんの未詩・独白おすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふたつの半分- ソラノツ ...未詩・独白3*04-6-20
年中無休- いとう未詩・独白604-5-17
いたずら- まんぼう未詩・独白504-5-10
気付いたんだ- さち未詩・独白404-2-24
くりかえし- 春日野佐 ...未詩・独白204-2-22
石の坂- 青色銀河 ...未詩・独白404-2-20
- 山内緋呂 ...未詩・独白204-2-18
馬鹿かもしれない- さち未詩・独白6*04-2-16
くりかえし- さち未詩・独白3*04-2-7
ナルシスト論。- 千翔未詩・独白104-2-6
ノート(人非人)- 木立 悟未詩・独白204-1-27
UFO- 春日野佐 ...未詩・独白303-10-30
別れる- 山内緋呂 ...未詩・独白1603-9-28

Home