すべてのおすすめ
じぶんの詩のなんと吹けば飛ぶようなものなのだろうと思うのは、目のまえに起こり、去っていくものを書きとめながら、そこに、書き留めるということばの「留」めようとする杭を打つことをできない、とまで言えるかわ ....
昼下がりに昼探し。
本を読んでたまらなく切なくなってしまったので、天気にまかせてフワリとプカリ。
最近はナゼか蕎麦屋に惹かれることが多いのだ。
大もりと冷酒。冷酒と大もり。
ツルッといってキュ ....
詩について少し少し考えていこうと思う。
これが詩だ、と思われるようなことばのありようが、たとえばなにかどうか書こうとするとき、じぶんの内から浮かんでくるのではなくて、ことばのするすると勝手で ....
書いてしまって、また後悔するかもしれないんだけど。
まずはお礼から。
詩学社の破産、廃業の折は、「詩学社を救え!(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=136 ....
サン/アローン 石畑由紀子さん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=167647
10月5日に読んだ。
おもしろい。短い詩のいいところは、 ....
夜が明けた。風呂なしアパートの一室にも太陽の光は差し込む。隣で友人は眠っていた。友人は寝言を言う。遠くで鳴く雉の鳴き声のような寝言だった。友人を見る。友人は眠ったままだった。パソコンの画面が光ってい ....
{引用=
外は雨。
窓のガラスに幾粒もの涙が
透明な線を斜めに描いていく。
ベッドの上からその景色を見上げていると
左手がやさしい感触に包 ....
私をこの場所に向かわせるもの。ということを考えてみました。表現。表すこと。現れること。
一青窈さんの、コンサートに行きました。「ハナミヅキ」や「もらい泣き」など、バラードの得意なアーティストさん ....
母が心を病んでいると医師に言われてからはや5年が過ぎようとしています。
その1年ほど前から軽うつと診断されて、薬を飲んでいたのですが、どうもこれは「アダルトチルドレン」とか「中年危機」の症状が強いと ....
上智大学の門をすこし越えたところで、堤沿いの歩道は紫陽花が覆いかぶさってきて、誰もそちら側を歩きません。そこから先は、みんな上智大学側の歩道を歩いています。そもそも上智側のほうが広いので。でも、私は右 ....
アナグマさんとマッチちゃん
アナグマさんは紳士です。
ちょっと白髪まじりの前髪を撫でつけて、茶のスーツの襟をきちんとしています。
マッチちゃんはお嬢さんです。
まだまだおちびさんな ....
婚約式が終了した。
かたおもいではじまったわたしの恋が、
あなたには不本意ではじまった、わたしたちの関係が、
結婚へと向けて後戻りはできなくなった。
あなた ....
父はいつも嘘ばかりついていた。
山の墓の横に開いた穴の下には死体があるとか。
ハチは一回人を刺すと死んでしまうとか。
私は実は赤い橋の下から拾ってきた子供だとか。
いつもそんなことばか ....
噴水のそばでは
アビリティーが無効になります
仕事の話はやめましょう
大声で電話しながら歩いている人
あなたの内側を掃除したい
2004年11月23日制作の上記「噴水の話」から、昨 ....
久しぶりに、雨が降っている。
冬の冷たい雨は、無口なのに妙に音が響いて、私たちはいつも黙ってしまう。
二人は、何の変哲もない夫婦である。
面白いことと面倒くさいことが順繰りにやっ ....
{引用=
アウトバーン、
幾筋も空に架かって透明なチューブ状の、
それはアクリルガラスを通した人工光に照らされて
オレンジ、グリーン、イエロー、
ゆっくり蠕動する虹色の生き物みたいで
なん ....
(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=168092の冒頭に転載)
映画は時間とともにヨコに流れる「時間芸術」である。しかし、それはときに、一瞬にして強 ....
批評祭参加作品■ダイアリーポエム調の散文
午前6時半、目覚ましの音で目を覚ます。目を覚ますが再び眠っていたらしい。再び鳴
ったベルの音に目を覚ます。目は覚めているのだがまだベッドの中でもぞも ....
子どもの頃「怖かったもの」がたくさんある、チャルメラのラッパ、ギャル、雷に、「かちかち山」の絵本・・・。そんな中で、私が何よもり恐れていたものが天狗のお面であった。
そのお面は私が六歳のときに暮 ....
裏庭について – それからすこし家の話
北里、という地名がある。しばらく住んでいた時期があるが、そこの風景を思い出そ
うとすると、まず祖父の家の入口が面している道路から左手 ....
誰かに頼まれて
夜のオフィスに出掛けた。
最寄りの地下鉄の駅は
アールヌーヴォーのオレンジ灯で
ひとがたくさん歩いていた。
あなたを知ってるわ、と 話しかけられ、惑い、通り過ぎる。
....
モーヌ。氏へ誠心より哀悼の意を表します。
ライトニン
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=128900
実は彼の存在を私は知らなかった。
という ....
このまえの夜、歩いてたら道を何かが横切ったん。
あれなんやろ???
『たぬきやなー』
たぬき!!
野生のたぬき初めてみたよ!!
たぬきってドラえもんみたいな形ちゃうんや。
触りたい ....
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070919/135317/
http://business.nikkeibp.co.jp/fb/ ....
2006/8/1
映画日記ということを聞いてぼくはびっくりした。AさんにはAさんの映画日記があり、BさんにはBさんの映画日記があるだろう。そこでぼくはこんなことを書いてみた。
もしあたしが映画日 ....
夏――。
とある賃貸マンションの一室に若者が二人。
その一人、もとい彼は、ファミコンのスーパーマリオ3をやっている。
もう一人、もとい彼女は、彼の横であぐらをかき、アイスを食ってい ....
「お母さんの財布から五百円玉をとったのだぁれ?」
その声に僕は怯えた。
誰かが僕をみてる、黒い大きな吊り目にじぃっとみられている。
僕が小学一年生になったはじめての夏休みだった。
....
夏野雨さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(87)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
底抜けの宙
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白井明大
散文(批評 ...
3
08-11-17
夕暮れ冷やしトマト
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BOOKEND
散文(批評 ...
2*
08-11-4
そろそろとみえない糸をたぐりたぐり
-
白井明大
散文(批評 ...
6*
08-10-23
詩学社、そして寺西さん
-
角田寿星
散文(批評 ...
54+*
08-10-10
ショートレビュー・サンデー
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露崎
散文(批評 ...
7
08-10-5
回覧車Ⅲ
-
ブライア ...
散文(批評 ...
3
08-9-10
風の言葉
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
5
08-8-2
伝えたいという気持ち
-
umineko
散文(批評 ...
9*
08-6-16
わからないことだらけ.
-
ふるる
散文(批評 ...
26*
08-5-23
入院記
-
渡邉建志
散文(批評 ...
4*
08-4-29
アナグマさんとマッチちゃん
-
縞田みや ...
散文(批評 ...
3*
08-4-6
婚約式の覚書
-
逢坂桜
散文(批評 ...
8
08-3-23
うそをつく人
-
亜樹
散文(批評 ...
4+
08-2-17
●そろもん(あとがき)
-
みつべえ
散文(批評 ...
46
08-2-17
ふたりのはこぶね
-
あすくれ ...
散文(批評 ...
2*
08-2-12
ねえ、デイドリーマー、
-
ねことら
散文(批評 ...
4
08-1-30
批評祭遅刻作品■時を止める—「殯の森」と「ノスタルジア」にお ...
-
渡邉建志
散文(批評 ...
10*
08-1-30
批評祭参加作品■ダイアリーポエム調の散文
-
mizu K
散文(批評 ...
4*
08-1-27
批評祭参加作品■鏡の詩「フィチカ」
-
Rin K
散文(批評 ...
19*
08-1-25
【エッセイ】裏庭について_–_それからすこし家の ...
-
mizu K
散文(批評 ...
5*
08-1-8
世界
-
もも う ...
散文(批評 ...
13*
07-11-9
モーヌ。氏_鎮魂の文
-
伊藤透雪
散文(批評 ...
5
07-11-8
10月25日のたぬき
-
lazy
散文(批評 ...
9*
07-10-30
農家切り捨て論のウソ、の嘘
-
はらだま ...
散文(批評 ...
16*
07-10-21
映画日記、ただし日付はてきとう
-
渡邉建志
散文(批評 ...
5
07-10-16
摂氏36℃
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
5
07-3-30
五百円玉
-
はらだま ...
散文(批評 ...
4*
06-11-19
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