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秋を絞り採る作業を
定数で合わせようすると
声が出ないことに気がついた

黙っていろ、という事なのかと思い
あめ玉を舐める

れーろ、
 ....
私は眼鏡をかけてよく負ける、無重力を味わうかのように。
鳩尾に鈍痛が走るように、断腸のように、そのように。私の泣かない場所が、
糸巻貝のなかで爪を噛んで噛んでいる。私という肉はすぐに罅割れ、れ ....
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070919/135317/

http://business.nikkeibp.co.jp/fb/ ....
―――水脈と暗殺のためのエチュード
{引用=
 「水脈」

蛙たちが、並列させられ
陽光を反射しながら追いかけてくる
眉間とこめかみの、土色とゴールドの表皮上で
古い汗は、不規則にぼくら ....
のぞいてごらん、おまえは蓮華畑で興奮している、鼻腔を刺激する春の芳香のなかで、何かを追いかけ、また何かに追われて、ちいさな蓮華の花を踏み潰すたびに熱くなっている、いけないことをし過ぎて気持ち良くなった .... くろに燻ったぼくのいかりと、きのうのゆめが
ちらかったなつのよる、小さなさんぶんをぬりつぶします。
くれよんとかえんぴつをなめて、蛍のうみをえがこう。

あじさいのはなびらが、 ....
おおむぎの穂が、ゆれてる
ひかりやかげに、ゆっくりとけて
ぼやぼや、いまにもきえてしまいそうなくらい
クロード・モネのえ、みたいに
ぼくら、ぼやぼやしている


ぼくら、相田 ....
山鳥は、
 語りえない

ゴム、しゃぼん
 せかいは いとも
  かんたんに

 喧嘩する
  きみを ぼくは零す
しゃぼんのせかい しゃ
 ぼんの せかいは 簡単に
 ....
きみをひらくと
なかから ちいさなきみが
ぽろぽろと はだかのままで
たくさんの 砂金のようにこぼれて
たくさんのきみは 少しはずかしそうに
ひざをかかえてる

 ....
桜の木の下に埋められた
古ぼけた笑い声と
黄金色の泥濘に
小さく浮かんだ屍

抜け道と装飾と
美しさのアルルカンが
吐き気のする窓に支配されて
瞼の裏がキラキラしやがる

逆さに吊 ....
「お母さんの財布から五百円玉をとったのだぁれ?」

その声に僕は怯えた。
誰かが僕をみてる、黒い大きな吊り目にじぃっとみられている。


僕が小学一年生になったはじめての夏休みだった。
 ....
ほらまどのそとがわではかぜにゆれるきぎがへへってわらいながらやねやねこやでんしんばしらとひみつをはなしあっているからぼくはちいさなちょこれいとをかじりながらだれかがあたたかいこうちゃをそそいでくれるの ....
夏野雨さんのはらだまさるさんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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私、散る- はらだま ...自由詩12*07-10-27
農家切り捨て論のウソ、の嘘- はらだま ...散文(批評 ...16*07-10-21
kirameki- はらだま ...未詩・独白10*07-10-3
収穫- はらだま ...自由詩13*07-9-28
やせいのなかでおどれ- はらだま ...自由詩25*07-6-30
印象派- はらだま ...自由詩19*07-5-24
ゴム- はらだま ...自由詩38*07-5-10
きみをひらく- はらだま ...自由詩30*07-2-28
春眠- はらだま ...自由詩5*06-11-30
五百円玉- はらだま ...散文(批評 ...4*06-11-19
愛撫- はらだま ...未詩・独白3*06-10-31

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