すべてのおすすめ
どんなときだって
それだけで元気になれるんだ
彼女は
掃除機と
手を組んだ ようだ
横たわる 私の周りを
ぐるぐる
ぐるぐる
包囲した
つもりらしい

しかし
一言だけ
掃除機で
私のことは
吸えや しないぞ
きみのとなりを歩くとき
ぼくはガイコツになりたいのです
骨だらけの傘をさしかけて
あばらに雨が透ける
きみのふくよかなみみたぶに
ちらっと目をやれば
ぼくの目はがらんどうだから
ああなに ....
しがらみの中から曲線を探している
手のひらに携えた海の成分を解きほぐしてゆけば
そこにはけものたちの骨ががなり立て帯びていることがわかる
そこら始まるはずだったいくつもの海のかわきはまだ湿り水気 ....
海へいって
ざぶざぶざぶざぶ、本荘マリーナで少年はさけんだ
ざぶざぶざぶざぶ、本荘マリーナは曇りというか雲だった

ぼくは波打ちぎわで少年のやまびこがかえってくるまで
みんなが言っていた母な ....
月を落せると信じていたから、いつか触れようと誓い合う。


ゆっくりと近づいてくる景色を、
遠ざけようと、するために眠る。
いつからか儀式となった風景を、懐かしいと君が言った。
首をかしげ ....
{引用=わたしのからだが
一秒ずつ 剥がれて
浴槽の底に積み重なる

さわると
あかるい蛍光灯のように
熱く ひかり
はじかれたとおもうと
くたり と しおれた}


彼のみぎは ....
あたし、くちびるが花びらで
いつも
ちょっとしょっぱい

くるしい感情はおっぱいがつくってて
って言ったら

すぐわらうきみです


あたしの
おっぱいはまるい
人並みにまるい ....

林檎は何時でも
小気味よい音を立てて
裸になってくれる
こんな女の人がいたらいいなと思う
十月の昼間は少し暑くて
隣家から
おもいっきりテレビの音声が聞こえる
シンクには
小腸み ....
       
      1

ゴルゴダの丘の受難が、針のように、
人々の困惑の眼を包んで、
砂塵の闇に、厳かに、消えてから、
すべてを知った空は、
瞬きもせずに、顔色を変えることなく ....
 たとえばおまえがいっちょまえに
 人生の壁などにぶち当たったとき
 母親なんて無力なもので
 ああでもないこうでもないと気をもみながら
 弁当のおかずを一品増やしてやれるのが関の山
  ....
昨日の記憶は新しいけれど
たくさんありすぎて
何が美しかったのか
すぐには見つからない

激しい記憶は勇ましいけれど
勢いが速すぎて
何が鼓動を高まらせたのか
すぐには出てこない

 ....
■do{
  printf("Hello world");
  printf("Hollow world");
  printf("Hal ....
ラジオをつけると
聞いたことのある曲が流れていて
愛とか希望とか自由とか
そういったことを叫んでいた

壁に掛けてある絵は
何の絵であるのか解らなかった
右下の隅に小さな文字で
ユリネ ....
小さな手をクルクル振り回して
何か一生懸命に説明してる男の子の言ってることは
結局何を言いたかったのかわからなかったけど、どうやら
その子にとって一大事らしい。


私の手を必死に引っ張っ ....


西野が平原を歩いていると、前方に小さな小屋が見えた。小屋には東西南北に四つのドアがあった。

西野は南側のドアから入ろうとしたが、小屋の中には入ることができず、そのまま東側のドアから出て ....
.flower...ep
円環と、ジル・散る-ring.Oト
.flower...ep
桜花'N -音、浮ラグメントな
.flower...ep
春のsi-温,ド-len扉、r..ル
.f ....
あの方は死んでいるのですか?
眠っているのですか?

私はさっきから
何も身にまとわず
赤いスカーフを波打たせて

その中で軟体動物みたいに
なっているのです

私は人間の思考がで ....
うたたね ひつじたち
はる の あったかさ

ひるさがりに
まくらのしたから うまれて

ばんごはんのじかんに
また かえってくる

みどりのにおいの かぜに のって
ふうけいを  ....
現実からほんの一枚渡った
終焉にはアトラクションに明け暮れ
少し足早な人々の無音
白い熱灯の口に端をくぐらせ
ひかりを柔らげた海辺の舗道
澄みわたるミント風 頬を撫でた

露摘み ....
広い広い真っ白な世界
何処までも広く広がっている

ぽつり一人取り残された私

何もない
何ひとつない

声を限りに叫んでも
誰の返事も帰ってこない
こだますら戻らない

ひと ....
さくらがみたいのと
おまえは呟く

けれども
おまえの為に
こんな時期に
桜は咲いてくれないのです




ようちえんにいきたいの
とおまえは呟く

しかし幼稚園は日曜日に ....
緑濃い{ルビ山陰=やまかげ}から
ひらりと紋白蝶がさまよひ出た
断崖の下は海の群青
湧き上がるすでに夏とはいへぬ
冷ややかな風を器用に避けつつ
蝶は陸に沿つて舞ひはじめる
波打ち際には
 ....
鬱陶しい湿度で目を覚ます午後
誰かがしきりに不快な音をたてている

夢の続きを思い出せずに
煙草に火をつけた

君が居なくなってから
一年が過ぎようとしている

布団は臭 ....
ぼくは正義の味方だから
曲がりなりにも
今日できることは
今日やっておこう

向かいの大家さん宅に新聞を借りに行く

朝ごはんは?すませてきました

いつもの嘘をついて
縁 ....
手紙 なら
彼の詩を
参考に すればいい
下準備を 終わらせて
お正月を
お雑煮を
待てば
いいのだから

しかし
この
二つ折りの
機械は
どうすれば
いいのだろう
 

 一 琴引浜

さくら貝は、はかないという言葉がお好き
はかないという枕詞がつくものには
とりあえず歌ってみる
それらはかつては量産されたものだが
貝は、そんな厄介なものは持ち合 ....
僕は虹が大好きです。
どのくらい好きといって、
僕のランドセルが
6時間分の授業の準備でいっぱいになって、
アルトリコーダーがささってるくらい、
そのくらい好きです。
少しわかりづらいけど ....
あなたはすっかりひろがってしまって
異常透明のあきぞらを
霞ませるだけの実態すら持たないらしい

昨日のゆうぐれ
おはようございますと挨拶しながら
工場のエアシャワーを浴びたとき
唐突に ....
マリーゴールドと
マーガレットの区別がつかない
ツバキとツツジを間違えて
笑われてしまう
アヤメとカキツバタにいたっては
はなっから諦観の境地で
でもそれはちょうど
パスカルとサルトルを ....
青色銀河団さんの自由詩おすすめリスト(396)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私信が一通届いています- 虹村 凌自由詩5*06-11-5
生平- FUBAR自由詩7*06-11-5
骸骨になりたい- しゃしゃ ...自由詩1306-11-4
ほろびゆく空間にほろびおえた空間にほころびた空間に- 土田自由詩106-11-4
2006/09/30っていう記念日- 土田自由詩206-11-4
空が悲しくなると僕らはいつも- 霜天自由詩1006-11-4
金木犀- 自由詩7*06-11-2
ダリア- みい自由詩706-11-2
所感- 吉田ぐん ...自由詩1806-11-1
遠い眺望- 前田ふむ ...自由詩17*06-11-1
してやれることはなにもないので- yaka自由詩6*06-10-30
記憶が呼吸する- ぽえむ君自由詩7*06-10-29
HALLOWEEN- 10010自由詩206-10-29
ユリネプララの人- 青山スイ自由詩2206-10-28
_- 時雨自由詩606-10-28
逆流- 葉leaf自由詩7*06-10-28
ブルーム- 六崎杏介自由詩506-10-28
青い長椅子- 三条麗菜自由詩706-10-27
うたたねのうた- 夕凪ここ ...自由詩8*06-10-27
永幻の波紋- キメラ自由詩506-10-27
ひとり- ajisai自由詩4*06-10-27
さくらはなぜさくの- 自由詩92*06-10-27
白い旗_夏の終はりの海岸線- 杉菜 晃自由詩14*06-10-27
夢の続き- れるむ自由詩206-10-27
世界を救え、正義よ(Mr.チャボ、勝利の方程式)- 角田寿星自由詩1206-10-25
レシピ- FUBAR自由詩7*06-10-24
うたまくらの浜- Rin K自由詩28*06-10-18
ファイティング・おじいちゃん- ブルース ...自由詩8*06-10-18
White_noise- 佐々宝砂自由詩6*06-10-17
花の名前をおぼえようとする- 角田寿星自由詩28*06-10-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14