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透明な波が
どこからかやってきて
ささささあん、ささささあん
とうち寄せてくる

けれど
透明な波はあまりに透明だから
私はいつもそれに気づかない

例えば
静かな朝の食卓
箸を ....
それでも闇は………………浦にたたずむ

          …………しろがね/くろがね
                      (犬の…………
 ....
電車が通ると僕の部屋は震える
飴細工みたいな無数のエナジーが空間に飛び散った

ロクに判りもしない文庫を買うのが趣味だった
生命線に重なり合うところでこがねいろの波にのまれる

脳内がジャ ....
 冬納めの儀式は古来より西院にて執り行うものとされている。その間、本尊は伏せられ、黒いラシャ布が被せられる。これを本尊隠しと称する。永年、雪守家の末子の役目とされてきたが、鴉葬以来、毎年、隠し役を選ぶ .... 彼女からの手紙が
炊飯器の中で見つかった
もう
ほっかほかの
ぐっちゃぐちゃで

炊きたてのご飯はうっすら黒く
食べると微妙にインクの味がする
時おりぐにゃりと繊維をかんだりもする ....
暗く輝く舗道に
群れるひとの息
灼熱から遠ざかるからだに
ひっぱられ
脇道にそれて
ひんやりする暗がりに
肩を入れる
夜に流れる
うすい闇は
底なしだ
ぼくは冷たい空気のなかを
 ....
青色銀河団さんの自由詩おすすめリスト(396)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぷかぷか日和- たもつ自由詩703-10-20
Opus_i_<ffffff>- 徐 悠史 ...自由詩1303-10-20
くずみたいな- 示唆ウゲ ...自由詩403-10-10
冬納め、あるいは虐殺の予兆に関する記録- ならぢゅ ...自由詩903-10-6
置き場- たもつ自由詩1803-9-30
暗中- 足立和夫自由詩503-4-1

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