行き過ぎよなぎささやかとやかましく母子乗り来る和歌山の駅
こーちゃんがこれなんでしょうかと出すクイズがぶっの答えはカマキリという
ドケットじゃなくロケットとこーちゃんにさやかが教え新大阪に
美し ....
{引用=




青い闇の水をたどって
近づいてくる
紅斑のある
白い身体

永く向き合ったまま
微かに身体を
揺らす貴女



 どうかこのまま…

 幸せすぎる ....
県道に戻ると
職員が猿を駆除していた


何ですか
このアンテナみたいなの


んとね
畑が荒らされてさ
人にきこえねえ音出して
猿をいやがらせてんだ


そうですか
ど ....
黒い石ではなく死んだ蝉でした                   080805



生えるためには水が要ると
ステンレスのボールが喚く
サルビアの花の写真は
今からでも間に合いそうに
麗しく艶やかで瑞々しくて ....
もう ラヴソングはうたえない
なぜって、尊皇攘夷派だから
あるいはラブでもソングでもないから
チャントとかポエムとか
いや、もう記述でいいんだ

こいうたとか抜かすにしろ
淡色ピンクを多 ....
エントロピーは海だろうか。奔流だろうか。日本の川は西欧人の目に川ではなく滝と映ったらしいがでは生物とは何か。宇宙におけるさまざまな天体とは何か。生み出された電力でさらに揚水し発電するダムのささやかな循 .... 釣りを始めたのは小学三年生の時だった。
父親の会社の裏にある岸壁でコノシロやらニロギを釣った。
元々、網で魚を取ったり水棲昆虫取ったりすることが好きだったので、この新たなる漁法の存在はたちまち私を ....
真っ白きタイルの床に落したる黒きメガネのこちらを向きぬ 奇跡を起こす
魔法はなくて

過去のあらゆる
自分を恨む

泣いても唄っても
呪文にはならない


けれど
嘆くわたしは
詩を作り、また
思い出を自分の
世界に閉じ込めて
 ....
またほお杖でほら

また一日がほら

遠くの駅前ビルを見るだけで終わった

「なんかあったの?」

聞かれる自分にちょっと惚れてる。


ほお杖でほら

また自意識がほら

「誰か気付けよ」って言って ....
カラーボールズ・スマイルをあげるよ。



カラーボールズ が 転んでいる 
心の中の 鏡に たくさん 映る
カラーボールズ が 転んでいる 
深海魚の 胃の 奥 深く 遊泳する
サブ ....
ビッグX。

http://jp.youtube.com/watch?v=-sn0dT7KfQ4

もう涙でそう。

♪三つのしもべに命令だ、やっ!

の「やっ!」の出所もここなんじゃ ....
前川さんが僕の郷里佐賀のご出身とは知らなんだ〜!

ピュンピュン丸のエンディングに流れていたこの歌の前川節が大好きです。

http://jp.youtube.com/watch?v=OfQZ ....
僕はこの歌を知らなかった! この歌手を知らなかった!

http://jp.youtube.com/watch?v=Y_vXzY5Unlg&feature=related

なんとまぁ、いい曲 ....
脳みそがオナカスイタとマクドまで連れてく朝食30分後


ランチメニュー前に「シャワーノジカンダ」と蛇口を全開にする胃袋


オヤスミノジカンガキタヨと脳みそが店仕舞いする午後4時2分
 ....
激しく降りつづいて
やむ気配のない雨
屋根や庭を盛大に叩いている
縁側にすわって
いつもより濃いお茶を飲むあいだも
軒先にならべた大小の容器が
たてる音がまるで不揃いだ
灰色ににごり ....
今私の頭の上には呆けたような空がある。
長い長い長い年月の間に己がなにものであったかをすっかり置いてきてしまったような様である。

誰もいない公園のベンチに横になる。少し躯をぎゅうと伸ばして ....
{引用=


色はにほへど
はらはらと

うゐの奥山
かなしみの

惑ひの細道
たどれども

古里さむく
風まじり

夢の通い路
ほろほろと

散りぬる淋しさ
 ....
野を駆けていた犬も老い我が父と散歩で腰の曲げ比べする


鏡には若き日の父と同じ顔
意志も同じく雄々しくあるか
今日あの子来るか来ぬかと街角で待つ彼の上降る小ぬか雨


桜花雨に散らされ踏み潰れ
やがて流れる赤い廃液


長雨となるたび庭に出て土をかけ直す

目覚めるなよ



今 ....
小屋立てば芝居の怪人隠れ住み若者誘う
劇スパイラル


板の上かたく抱き合うお芝居の稽古を夜も続ける二人


午前2時
公園の隅で{ルビ台本=ほん}を持ち叫ぶ台詞よ
届け世界へ

 ....
夜街にて拾いし花びら手で握り
開けばあらわる恋待ち娘


思い寄せる二軒隣のあの人の部屋の前に落ちたる合鍵


恋別れ衣食生き死にあるごとに我は現れ言葉を拾う
 

 一線を引き続ける僕らの鉛筆が迚も長いことを全部夕景のせいにして、要らない考えを消去しなければ。こんな小さな東京でどうして君には遭えないんだろう?僕は馬鹿に冷静で、狂うことすら覚束ず、右手の ....
{引用=



咲く花の魂を抱きしめても
萌ゆる幸せは月光のように
透きとおってしまう



玻璃の盃に浮かべた幻想は
思い出のように甘くただようが
あなたの生命のときめきは ....
ガラス割るホームラン打ち「すみません!」泣く坊主君見てピンクの花咲く


夢に見た少女にも一度会いたいと願う心に青い花咲く


無能呼ばわりは気にせず勤むべし やがてその手に黄金(こがね) ....
はにかむ四角い箱を見つめて僕は妄想する

世界中に素敵な音楽を乗せた電波が飛んでいって

派手なあの子の耳の後ろを掠め飛んで

不精なおじさんのおなかの線をなぞって

可愛い 十字路の ....
赤い鉄筋の橋をわたり
360度くるりとまわる
軸足がずれてよろけても
雨上がりの空は青い

駅前のカフェで
正面に座る人を見つめた
睫毛の長さと
指の節の太さ
あと首筋の香り

 ....
 昼過ぎに雨が上がったので酒を買いに外に出た。羊雲が東の空にぽやぽや浮かんでいる。お日さまも顔をだしていて湿った空気が暖かく感じられた。酒屋にて上酒を購入。気分がよいのでそのまま散歩をすることにした。 .... 合鍵は人から人の手の中で 愛と別れのカノン奏でる

わが指にかき乱されて鳴く猫のその声可愛いや 舌もてふさぐ

ねぇしようしようと夜毎ささやかれ 花を開きし罪におののく

ラブラブのムード ....
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