レンガニスミヲヌッタ
ヨウナヨゾラニコバル
トイロノハレマガミエ
砕け散るはやぶさの下ひとすじの軌跡をえがきカプセル還る {画像=100613231219.jpg}
{引用=



黄昏たちの回廊
夕闇に漂う影が伸び
遊び疲れた風がぬける
 ....
僕の目を睨みつけてる
君の瞳を見詰めてると
愛がとても重くて
床に落ちたような気がした

君の瞳からあふれ出る
たくさんの涙を見てると
愛がとても脆くて
崩れ落ちたような気がした

 ....
硝子造りの七色都市構造が、瞬間的大瓦解を経験した夜明け
かつてない沈黙と瓦礫の地に、透明な砂がきらめき流れてゆく

ひときわ目立つ明星の下、
青く波立つ薄い硝子板に挟まれて
銀の髪もつ鉄製の ....
小麦粉に砂糖とココアベーキングパウダー卵サラダ油と水 シャガールの恋人たちよ天蓋に夜を満たして水浴びしなさい

留守にして帰り着いたら生き延びた薔薇が幾つも咲いていました

ビッグバン、インフレーション自鳴琴の箱を開いた誰かがいました

鎌倉 ....
{引用=


、筆を止める
月明かりにはまあるく
背中はやがて
丸まっていく

半身歩行
夜の夢遊

浅い眠りからは
気体だけが抜けていき
いつからかわたしは
人でない
 ....
どれみふぁそら撃つ猟師かな  
あなたに似た人と
あなたの名前に似た名前の人が
あなたに関連のないことを
頁の片隅で語り続けている
数日間降雨の無い乾ききった道を
一台の軽トラックが
砂埃をまきあげて走る
そして ....
シャボン玉とんだ
屋根までとんだ
屋根までとんで
こわれて消えた

言葉なんてそんなもの。
言葉はすぐに消える。
さっきまでいたのに。
さっきまで、私の中に、私の目の前に、私の手の届く ....
{画像=100525232036.jpg}



{引用=
微かに
星々が瞬いて
淡い菫色の
浄め ....
{引用=




五月の渚を
散歩する白い幽霊

恋人の笑顔で振り返って
消え去る

 現実ではありえなかった情景に
 こんなにも度々顕われ
 胸を痛ませる



 ....
 
 
ページをめくる
本の中にたくさんの
文字が落ちている
こんなにたくさんの文字を
いったいどこの海から拾ってきたのだろう
時刻表を見ると
海行きの最終列車はもう三分ほど前に
近 ....
――――ヨルノさんと詩を巡る旅




あ どもども こんにちワンワン


えっと 先日の日曜 大阪の万博記念公園という所に初めて行って来ました 知的障害者のガイドヘル ....
あ どうも こんちくわ

今日 たまたま大阪茨木市にある川端康成文学館という所に行って 知り合いの絵描きさんが個展をしていまして搬出ついでに 特に興味も持っていない川端康成の資料館を覗いてきました ....
下駄ばきにミニシガー


二階屋で蝶を飼うよなおとこなり

というのがあった。僕はこれがとても好きだった。たいへん呆けていて、悲しかった。馬鹿な青年の目に青空と流れて行く白い雲が見えるような ....
 昔ね、現象学豚野郎(*)にも、コケにされちゃったことあるんすよ、私……。
 そいつはね、こっちが何を言ってもそのあとに、
「──と、あなたが考えているということからしか、始められない!」
 と ....
{引用=



五月の{ルビ翠=みどり}の面影は
透きとおった
風の中の
あなたのささやきに似て
ほそく葉脈のように
しのびこむ



麦藁帽子の下の
淡いほほえみ
白い ....
「さみしい目だね」って耳掃除の時 耳栓が耳掻きにつぶやく秋の穴 {引用=
のそり。枝垂れすぎた桜が、穴開きブロック塀の上を跨ぐようにして、地面に口づけをしている。ような格好で、あたしの方にお辞儀をしている。薄桃色の、明るい、花色。雨上がりの陽に触れてそれは、どこ ....
{引用=


  ? ためらう水紋


しぐれる春
名残りの花に
しずくしたたり
風もよう 波もよう
光さすらひ 想いまよひ

水紋 水紋 水紋 水紋 …



繰りか ....
 こういう言い訳はしてもしょうもないことなんでしょうが、取り敢えず私個人としては、一般的な話として、以下の点だけは主張しておきたい、と思います。

 差別の問題を扱う場合には、意味論的な問題を捨象 ....
OKなの?KOなの?

あたしは十分ばかだから
あたしのもってるもの
ほとんど無駄なもの

無駄は省けない
っていきがって
両手にラメを集めている

なんか
記憶は共有できるもの ....
国道四号線のブルース   作者 構造   1000番出版555シリーズ 

 作者の構造氏は1977年に生まれた。(と、後書きに書いてある)作品のほとんどは学生時代から2008年あたりにかけて書か ....
ノヴァジェットプラズマ爆発だらけの宇宙

太陽は実は脈動変光星


百万年前に生まれた光を浴びてる

百億年前に生まれた元素と生きてる


黒点は太陽の笑くぼ多いほどよし

リ ....
窓の外のオマワリさんの
拳銃が火をふいた

右によけて左によけて
血にまみれる

この青いブレザーの胸の内ポケットには
キミの裸の写真が入れてある

死ぬのはこまる
 ....
妻 
 古い女の意。

 実質的にオバサンと同義であるが、年齢と関係なく属性に付帯させる呼称。
 その語感には老化による失墜ではなく心情的な不幸が投影されており、安堵
 と焦慮、妥協と不満、 ....
  実朝の末期知るなる大銀杏八百年後の雪に折れけり

 夢自体めったに見ないし、まして樹木絡みの夢など、木を相手の仕事をしている割には見たことが無かった。

 それが、今日の未明、倒れる大木 ....
ツさんのおすすめリスト(521)
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