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06/07/28無題
良い雰囲気で会話する
コンビニの店員がむかつく
高田馬場のサンクスの前で
携帯で詩を書いているおれはどうなんだろう
いま川辺のまえで二次会を開くそうなので之まで

 ....
06/05/02無題
垂れ流した嗚咽のあと
ショットバーで出会った女を抱いた
車の過ぎ去る音が気持ちよかった
いま途方に暮れている
意識が朦朧としているのに
まだ捜している
誰にも似つか ....
介添えの眠るお天気雨
ふくらませたかかと
眼を覚ませば

占いのためにだけ
花を摘めない人がいる

なくした言葉を入れる
風の器は すぐに壊れ
花の行方に問いたかったのに

ここ ....
太陽が沈み世界が透明になる頃
アルコールランプを消した


吸い出される琥珀は僕の記憶
人目を憚る様に
そっと吸い出されていく

吐き出す息は世界にあわせ
透明に消えていく
僕は酷 ....
Ser immortal es baladi;
menos el hombre, todas las criaturas lo son, pues ignoran la muerte;
lo  ....
ダンボール箱
いや、もう、箱ではない
これに
俺は
云いようもないさみしさを覚え
やあ、俺が
もう、君のよに、なってしまったら
どうしよか
なりたくはない
ダンボールのよに
雑用さ ....
あなたは物静かだった
あなたを背負うと
その軽さの分だけ物静かに温かかった
だからあの家は部屋は
この空の下突っ立つ一人の人間は世界は

今でも物静かなまま
極めて物静かで
見渡す限り ....
 とかく、そのフォームの美しいこと。
 僕は退屈になるとよく相談したものだ、
 ねえドリー、君の肺癌以上にかっこいい死に様ってあるかな
 ドリーはヤニが浮いた歯茎を扇子で隠して
 腐るほどにあ ....
夕刻が過ぎても
遠くのほうで
夕焼け小焼け、と
歌っている声がきこえるので
カーテンの厚みに
紛れえ、紛れえ、と
こちらも
声には出さずに
歌い返した

遠くのほう
というのは
 ....
          2007/05/19



なんと
微かな光だろうか
北緯45度を超えた
真鍮色の不安の日
ピアノの弦を叩く
叩かれてから音が
音が発生してから
届けられた ....
まるくあった裂け目だ。そのように生じる他にないのは、密室の丸ごとの気狂いや身悶えに含まれる等しさやおかしさ。
              ついに殴るあなたを見つけ出せないあなたの猫背を撫でさすってや ....
昔からショックな言葉に慣れていた
今では投げかけられる言葉の棘をよけることさえしなくなった
本をいくら読んでも人との付き合い方なんて分からない
人とできるだけ関わりたくない
関わらなければ何も ....
目の前に伸びる
この無数の道が
全部君に繋がってるなら
きっと僕は明日も早起きをして
どんな未来にも立ち向かうんだろう




臆病者が{ルビ英雄=ヒーロー}になる
それは今まで一 ....
はじめて
こころのなかに
さいた
たんぽぽのはな

かぜにからだを
ばらまいて
ぶんしのように
げんしのように
そりゅうしのように

たびにでるたび
 ....
メッキで金色にぬられたボタンが
雪の中に落ちていた
ボタンの周囲には
動物の足跡が転がっていて
灰色に溶けた雪が
鉄を鳴らす音で雪自身を撹拌していた高音も重低音も抱きしめながら駆け抜けて ....
お日様の顔が上気しているのは
一日の仕事を終えて
お酒を飲んだからでしょうか
赤い赤いお日様に中てられて
おじいさんとおばあさんも
僕を残してお家に帰ります
「今日もよく働いた ....
うす闇の中に漕ぎ出す小船で
香りの良い酒を口に含む

舌の奥でひらめく遠い国の人々の夢

長く私を苦しめている怒りが、闇と香になだめられていく

夜はゆったりと流れ出す死にかけた巨大な生 ....
秘められて
冷ややかな 驟雨に
浄化の断片は 陽性を示す

振幅の激しさは
吉祥の香
雨の甘き 音

又 驟雨 来ぬ

ヒイラギの曲線 美に
閉じ込まれた 世界 雫

垂れて ....
実家に棲みついた座敷童子は
びっくりするくらいの大食らいで
おかげでうちの家計は
火の車だそうだ

何を思ったか
その座敷童子は
どこから汲んで来たか
大量の水をバケツか ....
夕焼け空の中だった
買い物から帰る途中の道で
少年は子猫に向かって
石を投げていた

少年はすでに泣いていた
ぼくの家では猫は飼えないんだ
小さな声だった

ぼくが悪いんだ
お腹を ....
       1

ひかりは、不思議な佇まいをしている。
向かい合うと、わたしを拒絶して、
鮮血のにおいを焚いて、
茨のような白い闇にいざなう。
反対に、背を向ければ、向けるほど、
やわ ....
(それを希望と呼ぶには絶望的で)


ボクは




あてのない希望を握りしめて




待ってるから






(それを希望と呼ぶには絶望的で)


 ....
酒がキレた俺とアンちゃんは
「大きな砂浜のある」駅にあてもなく降りる
行商のオッさんはしゃべり好きで
列車の走るあいだ ずっと
ハマグリが夢をみる話とか
食べられる星を手に入れた話とか
 ....
ロテイトザロリィタガァル
特に意味は無いメスドアップマイブレイン
むしゃくしゃしてやったら
無茶苦茶に殴られて滅茶苦茶痛かった
だからキスしてくれ激しく
優しさのあるキスなんて要らない
 ....
電車を降りると
点字ブロックが
花野に埋もれていた

あなたはここにある花の名を
一つとしてしらない
見えることもない

それでもその眼は
厳かなほどに瞬きをするから
見えているも ....
ぱらぱらと降っていた雨の間に
少しだけ見えた
澄んだあおいろ

絵の具屋さんには売っていませんでした

とぼとぼと帰る道
水たまりの中に
もう一度そのあおいろを
見つけました
夜遅くなると、信号の光は点滅をはじめる。このあたりは極端に人通りが少ない。点滅するわずかな光は、田の上に舞う闇を追い払えずにいた。道路わきに点在する街灯も、闇の支配にされるがままであった。
自転車に ....
言葉の中に
小さな石を見つけた
それはとても赤く
とても美しい色で
鳥を打ち落とした
毎朝 4時に訪れる新聞配達人の乾いた靴の音が
新聞受けの 錆びた鉄の反射する音が
眩暈となって彼の思考に重なる

今日も黙って去っていき
錆び付いた自転車に乗って
まだ寝ている街を抜けてい ....
飴玉を噛み砕くように
その{ルビ皹=ひび}のはいりかたのように
割れてしまうのは
誰で
何故なの
五月だ
熱くも冷たくもない
こんなふうにあるだけの季節に
遠いからうつくしい
空はそ ....
はらだまさるさんの自由詩おすすめリスト(1878)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
F902i未送信ボックス集②- 土田自由詩607-5-20
F902i未送信ボックス集①- 土田自由詩607-5-20
誰も知らないけれど- 砂木自由詩13*07-5-20
琥珀の月は静かに笑う- プル式自由詩6*07-5-20
夕日- 水在らあ ...自由詩54*07-5-20
土曜日の夜(小雨だった)- 蔦谷たつ ...自由詩12*07-5-20
午後_p.2- ロカニク ...自由詩6*07-5-20
ドリーは吸殻を投げる- 錯春自由詩1007-5-19
おてだま- ネクタイ自由詩307-5-19
あしたのわすれもの- あおば自由詩5*07-5-19
求愛や越権- クマクマ自由詩607-5-19
扉の向こうで- 暗闇れも ...自由詩307-5-19
変身- 哀音自由詩2*07-5-19
飛翔する種___(Ver.2007)- たりぽん ...自由詩12*07-5-19
まあだだよ、って春のかけあし- 貝だった ...自由詩607-5-19
案山子の観る風景- 朝原 凪 ...自由詩207-5-19
失われた夜の夜- いねむり ...自由詩207-5-19
驟雨- アハウ自由詩807-5-19
座敷童子- なかがわ ...自由詩6*07-5-19
石を投げる少年- ぽえむ君自由詩11*07-5-18
ふたつの曳航- 前田ふむ ...自由詩27*07-5-18
AO- 自由詩3*07-5-18
砂浜に絵を描く(マリーノ超特急)- 角田寿星自由詩707-5-18
じゃじゃんがら- 虹村 凌自由詩3*07-5-18
午後_p.1- ロカニク ...自由詩1107-5-18
捜し物- 小原あき自由詩19*07-5-18
思想と思想のはざまにあると- ブライア ...自由詩1*07-5-18
プロテナリア- プル式自由詩6*07-5-18
蒼ざめた太陽- 結城 森 ...自由詩2*07-5-18
碧鉱石- 水町綜助自由詩19*07-5-18

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