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おもてに映るのは
笑って
泣いて
嘘を吐いて
うらでは何を
映しているの?
遠い空しか
見てないの、ね
仰向けに眠る癖は
やっぱり
私なんか
あなたのどこにも
....
隣の家の畑から
一輪の花が
「おはようございます」
挨拶をした
それは隣の家の
おばあちゃんの声に
そっくりで
腰は少し曲がっている
お辞儀草みたい
ちょん、と触ると
にこ ....
強さの羽根が一本、二本
折れては生えてを繰り返し
今もまだ輝いている
弱さの羽根は思いのほか丈夫で
だけど君には見せられない
わたしは強い女でありたい
もし、本当に
本物 ....
青空が映った瞳は
力強い光の匂いがする
その目が捕らえるものは
枯れた幹でさえも
息吹きが聞こえてきそうで
夕焼けが映った瞳は
哀愁が漂い
声をかけることすらも
ためらいがちにさせ ....
(日本は夜でも宇宙から見るとはっきりその形がわかる)
なんて思いながら
トイレに行く
その廊下で
隣から
義理の叔父と叔母の
喧嘩の音がする
わたしは舅のことを想う
嫁いで二年目
....
おばあちゃんが
はにかんだら
とても可愛い
面映ゆいは
顔映ゆいで
可愛いって
そこからきてるんだって
恥ずかしそうにする姿は
いつになっても
乙女の輝き
(キラリン、 ....
白詰草の花冠
年上のお姉さんに教わった
作り方
今でも覚えている
手に草の露を付けながら
夢中で編む
その姿は
小さな花嫁のようで
強く生きるその花は
だけど、優しく微笑みか ....
ぱらぱらと降っていた雨の間に
少しだけ見えた
澄んだあおいろ
絵の具屋さんには売っていませんでした
とぼとぼと帰る道
水たまりの中に
もう一度そのあおいろを
見つけました
雪の切れ間のお日さまは
神様がこちらを
ちらりと覗いているみたいで
わたしはしばらく
なにかを祈るのです
人間は昔より
自然とお話ができるようになりました
知らなか ....
はらだまさるさんの小原あきさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
嫉妬
-
小原あき
自由詩
18*
07-6-29
畑の花
-
小原あき
自由詩
19*
07-6-27
空を飛べたら
-
小原あき
自由詩
23*
07-6-20
瞳の中の空
-
小原あき
自由詩
28*
07-6-12
夫婦
-
小原あき
自由詩
23*
07-6-7
面映ゆい
-
小原あき
自由詩
16*
07-5-25
花冠
-
小原あき
自由詩
19*
07-5-24
捜し物
-
小原あき
自由詩
19*
07-5-18
祈り
-
小原あき
自由詩
9*
07-2-24
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