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「ラブアンドピース」緑川ぴの
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=128847
アオザイの揺らめきはあのときのままではない。アオザイは民族衣装なので ....
何かについて述べる際、先ず辞書の定義を持ち出す輩は何を考えているのでしょう。
彼らは考えていないのです。
自分で考えずに読書ばかりに耽溺して、知識ばかりを溜め込む連中の仲間です。
定義とは各人が ....
まずは小話を一つ。
かつて若かりしころに罪なき党員にスパイの嫌疑をかけ、査問中に死に至らしめたミヤケンこと故宮本顕治日本共産党名誉議長であったが、実は晩年、病に倒れて後、夜な夜な枕元に当時殺した ....
明日、現代詩フォーラムの会議室『関西好きやねん会』のオフ会があるわけですけれども。。。
祖母宅に行きまして、
「明日、現代詩フォーラムで短歌とか書いてる人たちに会ってくるねんけど」
と
話 ....
結論から言う
私は横書きを愛している。
最近パソコンが新しくなって縦書きが表示されるようになった。
それまではInternetExplorerが6.0以下で、横書きしか表示されなかったか ....
泣きじゃくって深く深く眠るように沈む夢の淵。白い光あふれるのはいつもの台所。規則的に響く包丁のリズム。静かに終わる洗い物の水音。印画紙に写しきれなかった想いが酷く幽かな音で泣いているみたい。写真を ....
闇のなかに光の筋、茫洋と。
夜を裂くみたいにして、それは私の眼下を過ぎる。
一条のひかりの筋道は幾多の人をのせて何処かへと向かっているのだ。
あの、凝縮された光のなかに一体どれほどの命があっ ....
夜勤明け、眠ることに勤しんで迎えた午後6時。私は唐突に髪を切りに行くことに決めた。いや、以前から決めていたのかも知れない。なにしろ私の前髪は鼻を越す長さだったので。
(この日常はただのノイズ。明 ....
抱き締めて
抱き締めて
抱き締めて、よ
君の風邪なら幾らでもうつしてくれて構わない
キスをしようよ
最近、君が半袖を着てくれる
付き合って1年10ヶ月の私でさえ
今まで4、5 ....
両の手で抱え込んだ頭が生きているかどうか
確かめるために むに、と頬をつまんでみる。
―反応なし
つまんだ指を瞼に移動させて白目にしてみる。
―反応なし
「生きてるよ、なぁ? ....
溺死なんて醜いのは御免だわ
そうだね、でも
でも?
君の白い体が血に染まった湯船に浮かんでいるのは美しいな
それはどうも有難う、私も同じ意見よ けれど
けれど? ....
気になる人がいる。
彼に恋をしているわけではない、私の好きな人は常に1人だけだ。彼は私が本気で恋に堕ちたところで、ちゃんと振ってくれもしないような人だ。とんでもなく優しく、そして勝手な人だ。 ....
ものつくりを真剣にやっている人は冷たい。頭の六割が常に制作に使われているから。
あとの四割は、生活とか美味しいご飯とか、1日のスケジュールとか、そのとき一緒にいる人に使われていると想像 ....
言葉は型にはまって矛盾した意味になる。
たったひとつの単語への認識の違いで、誤解が生まれて下手したら信用すら失う。
例えば、被害者と加害者。
被害者 イコール 落ち度が無いのに可哀相な人 ....
白い眼帯が夜色の世界に映える。
ざぁざぁ狂い風。
外は寒いね。
ここも寒いよ。
そうだね。
そうだよ。
どちらからともなく命を込めてキス。
眼帯を嵌めた君とキスするのはなんだ ....
たぶん、ここの現役さんのなかで投稿された作品を一番読んでいるのは、ぴ@じゃないのかなと思っています。お名前を勝手に出して申し訳無いのですが、ここでの古参のおひとり、たもつさんが4187ポイント出して ....
睡蓮が開く音。薔薇が散る影。瞼をゆっくり開ければ、そこはいつか見た部屋が拡がる。
とても蒼い水晶か硝子で出来た寂しい部屋。向かい合う鏡の中の僕はどうして微笑んでいるの。どれくらい眠り続けていたの ....
りんご飴、ねぇ買って
と君は舌っ足らずに僕の袖をひいた
正月でもなければ夏祭りもない三月の夜空
りんご飴なんて何処で手に入るの
問うと君は平然として
じゃあ花 ....
何度も書いてきたのですりきれて穴が開きそうになってきたが、私は悪人になりたいのだ。それも大嘘つきの大偽善家の大悪人に、である。できれば新興宗教の教祖みたいなのがよろしい。しかしたぶん私にそこまでの才能 ....
もしかしたら「私は詩人ではない」とおっしゃる方もおられましょうから、「詩人かもしれない」と書きました。詩人でも、詩人でなくてもどっちでもいいんですけどね。そんなの単なる言葉ですから。詩だかなんだかよく ....
「…rapid eyes movementだね」
「なにが、」
「最も深い睡眠状態で、覚醒には強い刺激が必要であるが、脳波は覚醒時と同様の振幅を示し、開眼時のような速い眼球運動がみられる時 ....
「あ、雨の匂い、」
目をゆるく瞑ってキミは云う。
僕は考える。
キミの柔らかな髪からも雨の匂いはするのか、
なんて柄にもない事を。
「北東から哀しみがやってきます」
....
五線譜に音符が幾つもついた靴下をはいていったら
なんと運転席の男(26)がじゃれた。
「こら、運転中」
「だって靴下、可愛いもん」
「可愛いもんって……あぁ、うん」
....
写真を撮りたい、と云う欲求は一体何だろうと考える。
撮りたいと思うものはいつも空。
そして原色がちりばめられながらも穏やかな色をした公園、
自分の周囲にいる愛しい人々、
かつては息をしてい ....
Act:01 「アロンアルファ」
「どうも、星が墜落したようだ」
声をひそめてそう云った男は、瓦の取れかかった屋根から
落ちてきた。
「君だって墜落してるじゃない」
右手 ....
君の肩越しに白熱灯
君に触れられた部分が熱を持つ 静かに静かに
手をきつく繋いで
深い場所まで二人で堕ちよう?
「温もりを ひとつ あげる」
「…何を、きみはくれるの?」
....
唐突のようではあるが私の中に歴然としてある、死体観及び廃墟観について述べたいと思う。死体観などと云う言葉はないけれど、詰まり「私にとって死体とは何か」を今ここに記したいのである。
死体は、死んで ....
硝煙の匂いが立ち込めている。
路地裏の狂気。
それは、
てのひらに収まるサイズ
の。
あぁ、しんでしまいたい
こんな雨の日は。
死んでしまいたい
しんでしまいたい、よ
....
どこからか聞こえるツィゴイネルワイゼン。
あれは胎児の夢だろうか。
喪失は永遠で、永遠は…
永遠は何て定義したらいいのだろう。
永遠とは、きっと何かを失うことだ。
「この世界 ....
際限ない目眩は青空を地に堕とす。
僕は二日酔いの痛む頭を抱えて低く呻いた。
「痛ぇ…」
時刻は太陽が南中高度をとうに過ぎ、僕の横には回収しそびれたらしい
可燃ゴミが、可燃と云う ....
プル式さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(130)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「ラブアンドピース」に対する異議申し立て
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佐々宝砂
散文(批評 ...
20+*
07-8-8
辞書を引用する不埒な人々
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蘆琴
散文(批評 ...
1+*
07-8-7
ラブアンドピース?いいやラブはピースをも駆逐するのかもしれな ...
-
山田せば ...
散文(批評 ...
6+*
07-8-7
祖母のこと_2007年7月_〜_祖母からのメッセージ
-
北大路京 ...
散文(批評 ...
31+*
07-7-21
横書きを愛している
-
蒸発王
散文(批評 ...
2+*
07-7-15
蜜色の夢
-
朽木 裕
散文(批評 ...
3*
07-6-30
光の軌跡
-
朽木 裕
散文(批評 ...
3*
07-6-22
たぶんトロイメライ
-
朽木 裕
散文(批評 ...
3*
07-6-21
1年10ヶ月越しの衣替え
-
朽木 裕
散文(批評 ...
4*
07-6-17
体温
-
朽木 裕
散文(批評 ...
5
07-5-20
浴室狂詩曲
-
朽木 裕
散文(批評 ...
5
07-4-5
モーターが鳴る
-
猫のひた ...
散文(批評 ...
2*
07-3-23
サンプリングか?恋愛感情か?
-
猫のひた ...
散文(批評 ...
3
07-3-21
記号はロック
-
猫のひた ...
散文(批評 ...
3
07-3-20
愛してる。
-
朽木 裕
散文(批評 ...
4
07-3-7
素敵だなと感じさせてくれる詩作品って…
-
恋月 ぴ ...
散文(批評 ...
34*
07-2-27
偽りの境界線の上で
-
AKiHiCo
散文(批評 ...
3*
07-1-17
スプラウト
-
朽木 裕
散文(批評 ...
2*
07-1-14
表面以外はみんな嘘
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
8+
06-12-19
繊細で心優しい、詩人かもしれないみなさんへ
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
10+*
06-12-19
レム
-
朽木 裕
散文(批評 ...
2*
06-12-17
北東の恋人
-
朽木 裕
散文(批評 ...
4*
06-12-4
そんな二人は今日も仲良しです。
-
朽木 裕
散文(批評 ...
1*
06-10-15
視界に在る言葉
-
朽木 裕
散文(批評 ...
3*
06-10-15
天体に関する話
-
朽木 裕
散文(批評 ...
4*
06-9-25
私はある意味、銃殺された
-
朽木 裕
散文(批評 ...
1*
06-9-19
死体観=廃墟観についての考察
-
朽木 裕
散文(批評 ...
6*
06-8-22
2.低温火傷
-
朽木 裕
散文(批評 ...
3*
06-7-21
1.難問(アポリア)
-
朽木 裕
散文(批評 ...
3*
06-7-17
地に堕ちた青空の下。
-
朽木 裕
散文(批評 ...
1*
06-7-16
1
2
3
4
5