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不吉な夜が光を遮りヒトビトの幸せすら奪おうとする
安らかな眠りもいずれ露のように消し去り
光を喪いしヒトビトの右往左往する姿ばかりが目に映るだろう

嗚呼、この世は悪意に満ち何も知らぬ人間のこ ....
「君と思い出を創りたい」だなんて貴方はいうけれど
僕は貴方と刹那を楽しみたいんだ
このかけがえのない瞬間を貴方と過ごしたい

貴方だって言ってたじゃない
「過去より〝今〟が大切」だって

 ....
待っても待っても君の姿は見えず待ちくたびれて涙も渇れてしまった

もし君がふと僕の目の前に立ち現れて優しい笑顔で僕を抱き締めてくれたなら
僕は君の愛を精一杯受け止めよう
これから起こる奇跡をふ ....
トンネルを抜けてもそこは闇

光を捜してやっと辿りついても
また長い長い暗幕がまるで目隠し鬼のように
私の精神(こころ)へと覆い被さってゆく

いつになったら闇は晴れるのだろうか
身体に ....
ずっとずっと君に恋してる

こんなこと書いても君は『下手くそな詩だなぁ』と笑うかもしれない

でも・・・それでも、いい
構わない
これは君だけに贈るコトバだから

だから、今だからこそ ....
にわかに冷たい風の便り
燃え尽きぬ心(しん)を揺さぶる微かな怒りを持って
銀色に光る雷を振りおろす

あぁ、静まらぬ我が阿修羅が紅黒い焔を身に纏い
柔な嘲笑を叩きつけんとする
鋭く研ぎすま ....
モノトーンの空を見上げて君を想う
もしこの空が君のところへと繋がっているなら
どうか僕を浚って欲しい

強く吹き付ける雨が僕の涙となってガラスの窓を叩く
薄暗がりの幕がやけに網膜に染み付いて ....
胸締め付けられる想い

月日が流れ君が僕を忘れても尚のこと僕は君の面影を追い続ける
それは〝アイシテル〟なんかよりももっと深い意味を成す言葉

もしも白い幻(ユメ)の続きを僕の心に遺したら
 ....
君が君らしく居るコト
それが私にとってなりより好きなトコロ
オトコらしいだとか
オンナらしいとか
そんなのはカンケイない

ただ君は君らしくいさえすれば
それでいい
自分の目標を持って ....
舌舐めずりのおおかみ
赤ずきんちゃんを狙ってる

憂いに満ちた眼差しでため息ばかりつく可愛仔ちゃんの
薬指の呪縛が解き放たれるのを今か今かと待ちわびている
耳元に甘く囁きながら何気ないしぐさ ....
ヒトは昔誰でもココロの中に天使の羽根を持っていた
幼い身体を精一杯動かして小さなその手は無心に何かを掴もうとしていた

自分より大きく高く映る周りの景色も
まるで輝きに満ち満ちているようで
 ....
僕は君の事買い被り過ぎてたんだね
君は誰よりも内面(ナカミ)を大切にするヒトなんだと思ってた
だからいつも行動で己れの信念とやらを証明してきたのだと
僕は僕なりに君については納得していたんだ
 ....
恋は一片の花弁のようにいずれ舞い落ちてしまうから
枯れてしまう前に手のひらに閉じ込めてしまおう

ほら、ぬくもりが感じられるだろう?
まるでウソがマコトになる魔法さ
夢心地に舞う花のかけらが ....
真っ白な大地に紅い亡者がチロチロと
不吉な舌先で黒いヤモリを舐めながら行進している
灰色の雨が濁った街を濡らして
怒りと哀しみの入り混じる極彩色の絵の具を溶かす

人々の瞳に宿る炎が
どん ....
焦茶色の土に塗れ
横たわる聖護院蕪と金時人参
自宅裏手にある井戸で
背筋凍るような水を浴びて
凹凸の肌を露わにする
長い間固い土に埋もれていた彼ら
掘り出されてやっと日の目を見る

さ ....
リリリリンと鳴く鈴虫の
涼やかな音に魅せられて
そっと瞼を閉じて暗闇のなかで味わう
掠れながらも必死に相手を呼ぶ
その切羽詰まった思いが
リズムとなって生を刻んでゆく

誰かに何かを伝え ....
井戸水で泥を払う
ラディッシュはたちまち濡れた肌に日差しを浴びて紅く輝く
まるでルビーのように

粘土のように粘りのある泥を深緑の髪とともに冷たい水で洗い落とし
さっぱりとした體でこちらを見 ....
脊椎管狭窄症となった母
腰から足先までの痛みを訴え
起き上がることも座ることもままならず
歩けば足を引きずっては立ち止まり
痛み止めを強いものに変えてもさほど効果なく
右足にきつく巻きつけら ....
原野を切り拓き
見知らぬ動物を知る
そこに危険極まりないウイルスが
潜んでいることすら知らずに

人々は家畜を大量に飼い
化石燃料を大量に掘り起こしては使う
透き通る空気はやがて
二酸 ....
 軒下で蟻たちが黒い列を作り蠢いている
そこへ一匹の蟻が逆走して他の蟻を押し退けながら強引に進もうとしていた
蟻同士はぶつかり合いながらなんとか狭い隙間を縫って歩んでゆく

(去年までの私もこ ....
モワッモワッと湧き出てくる
まるでヤカンの湯気のように
必死に掴み取ろうとペンをとる
すぐ消えてしまう前に
絞り出すも思い通り整わぬ
僕の詩
黒い土煙
まさに暴力の温床
その土地で生きる人々の思いを裏切り破壊してゆく

美しい波間にゆらめく海藻も
鮮やかに咲く珊瑚礁も
悠々と泳ぎ回るジュゴンも
粉塵と共に消し去られようとし ....
自分のコト好きなクセにキライになる
やるせないキモチにこころ乱され
メチャクチャにしてキズ付けたくなる僕さ

薄暗い部屋の中でベッドに寝転び
ボンヤリと天井を見上げれば
紅い血がポタポタ滴 ....
4年ほど前、「傾き者になりたい」と言っていた彼
その数ヶ月後、彼は舞台の上で赤い派手な着物を着て
見事、傾き者になってみせた

見る者を魅了させる粋で艶やかな立ち姿

それから、月日は経ち ....
透きとおるほど美しい海に伝わる伝説は
哀しみの泡となって今も水面を漂う
愛しい人のために流したあの人魚の涙も
広大な海の中へと埋没し深い淵へと還ってゆく

あぁ、静かに波立つ碧い水しぶきが
 ....
黒いソファーに腰掛け
ジッとコチラを見つめてる君
君はいま何を考えているの?
その瞳もその唇も
何かモノ言いたげに僕に笑いかけているけれど
被写体と現実社会との境界線が
強固な壁となって阻 ....
冷たい雨粒が雫となって頬を伝う時
君への想いが溢れ出す
胸元の熱い幻が僕をあの頃の記憶へと引き戻すよ

初めてふたりが出逢った時
まるで惹かれあうように見つめあった
君は優しく微笑みながら ....
燃えるような思念が月明かりに照らされて夜に漂う

あぁ、いますぐ君の腕にしがみ付いて
そのまま溶けてしまえたらどんなに良いだろう

たった独り不安定な砂利道を歩く侘びしさよ
歩くたびに小石 ....
雨上がりの風が湿った土と緑の薫りを舞い上がらせ
柔かな陽射しに溶け込んでゆく心地良さよ
眼を転じればピンクに色付く薔薇の花びらが露に滴り
淫らに揺らめいているよ

あぁ、ヒンヤリと冷たい空気 ....
君のいない夜はココロにポッカリ穴が開いたようで
僕の頬から塩辛い涙が
紅い血を滲ませながら溢れ墜ちてゆく

あぁ、君を愛しく想えば想うほど
もう一人の自分が瞼の奥に映る君の姿を
冷たく突き ....
atsuchan69さんの栗栖真理亜さんおすすめリスト(246)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
666の獣- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-18
思い出に、消えないで。- 栗栖真理 ...自由詩425-4-18
宵待ちの唄- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-18
闇夜からの祈り- 栗栖真理 ...自由詩225-4-17
変わらぬ愛を君に- 栗栖真理 ...自由詩225-4-17
雷の牙城- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-16
涙の海と僕の雨- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-16
甘い面影- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-15
君はキミらしく- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-15
真夜中の赤ずきん- 栗栖真理 ...自由詩225-4-13
天使- 栗栖真理 ...自由詩225-4-12
愚痴る女- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-12
恋は一片の花弁のように- 栗栖真理 ...自由詩225-4-11
憂う街の詩(ウタ)- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-10
ごちそう- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-10
鈴虫のように- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-10
記憶- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-9
介護- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-8
つくりだすもの- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-8
- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-7
構想- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-6
思いを馳せる- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-6
自分というイキモノ- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-5
傾(カブ)く者- 栗栖真理 ...自由詩125-4-5
人魚の涙- 栗栖真理 ...自由詩125-4-4
キミの体温- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-4
雨に打たれて- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-4
哀しみの墓標- 栗栖真理 ...自由詩2*25-4-3
雨上がりの使者- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-3
パンドラの匣- 栗栖真理 ...自由詩1*25-4-3

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