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流されてしまえと心で叫ぶ
張り裂けそうな気持ち抑え
滲む涙すら振り払おうとして

無情にも時は過ぎ誰も見向きもしない
どんなひたむきな花すら踏み付けてしまう

優しさなどない氷の迷宮
 ....
まどろみの中に君を見た
君の影を
愛おしいはずの君
優しく微笑みかける君よ
しかし瞼をあげると君の影はスッと
ボクの目の前から消えて失くなってしまいそうになる
首をめぐらせ必死に君の姿を探 ....
どんなに踏まれてもどんなに嘲笑われても
頑張って
今は彼方の時代
熱い涙を越えた向こうには何かが待っている

何時までも応援してるから
彼方達が居なきゃ時代は廻らない
何も正義だけが時代 ....
貴方の瞳に囚われて私はまるで羽をむしりとられた蝶のように
怠惰に白布(シーツ)に横たわる
自由という羽を失った私は芋虫
無言で貴方を見つめ返す
貴方の魅せる夢幻(ゆめ)を今か今かと心待ちにしな ....
そこには血の通った人間の息吹というものは存在しない
妙に薄ら寒い風が吹く

潔癖潔癖潔癖
何故人間はこんなにも潔癖を求めるのか

青白いセルロイドの人形を抱いて眠る人間共
自分はいかにも ....
人間生きて行かなくちゃいけない
食べて行かなくちゃいけない
夢ばかり追いかけてちゃいけないんだ
彼が売り上げばかり気にして統計ばかり見つめていてもしかたがない

だって彼も若くはないし今ある ....
翼をむしり取られた鳥は
もう二度と真っ青な大空を自由に飛び回ることができない
かつて、自分自身がこよなく愛した空を
今は、涙をためた小さな瞳で
なつかしそうに
かつ、憎しみを込めて眺めるだけ ....
瞬(まばた)きした瞬間、消えてしまいそうなアナタ

まるで幻
雪解けの水

どこかに流れてやがて柔らかな土へと吸い込まれてゆく
温かな懐へ抱かれ私の知らない〝誰か〟となる

どうか私の ....
何故、今まで気が付かなかったのだろう
人間と言う獣を
何故、知らずにして生きて来たのだろう
私というたった独りの人物を
何故、知らぬふりをしていたのだろう
私と他人とはまったく違う方向にいる ....
今年咲きかけていた花がもう枯れてしまった
紅く、美しい花だったのに

何が
何が悪かったの!?
水をあげなかったから?
それとも、ヒリョウをあげなかったから?
ううん、違う
愛情をそそ ....
陽光に映る緑の影
鮮やかに風でざわめく
まるでお互いを確認しあうかのようにあいづちを打ち
喋りかける
全員が喋りだしたかとおもうとやめ
また誰かが喋りだす

「ねえねえ、奥様。聞いて下さ ....
暗闇を駆け巡る侘びしさよ
盲目のなか悶え苦しむ己を鏡越しに見つめ
何を思う?

人々は仮面を被り
さもヒトゴトのように私のあいだをすり抜けてゆく
まるで風のように・・・

他人という寂 ....
夜空のブランケットに包まり
アナタとふたり
流れゆく無限のときを眺めていたい

嗚呼、願わくは
アナタのその節くれだった大きな男らしい手で
私の漆黒の髪を撫でてください

優しさと冷た ....
伝わらぬ言葉そのままに口噤んだまま下を向く

世の中何が正しくて何が間違っているのかてんで理解できない
きっとポリシーなんて在って亡きものなんだね

僕にはみ視えるよ
灼熱の炎と硫黄を吐く ....
暗い闇の深淵から何者かが強く私に呼びかけてくる
暗く澄んだ泉どす黒い手が私の服の袖を掴んで放さない
私の脳は痺れたようになって靄がかかる
引き摺られるまま私は暗い泉の底へと体ごと投げ出すのだ
 ....
日々の雑踏のなかで迷子になるわたし

いつも貴方の影を探し求めているの
忘れないわ
貴方の優しい瞳
ときどき怖くなるけど
わたしに安らぎをあたえて

胸のときめきを信じたら嘘は真実にな ....
あなたがあまりにも遠くて胸が苦しい
“おいで”って手を伸ばしてくれたら
その手を握りしめてでもついていくのに
苦しい時はお互いにそのつらさ
分かち合うことが出来るのに

別に“恋をしないで ....
眠れない夜
大粒の涙がこぼれ落ちた
ヒトはなぜこんなに傷つくんだろう?
繋がらない紅い糸がはぐれかかっているぐらいで
君の何度目かの決意
ずっと気になってる
なんどもなんども
おなじこと ....
いつもキミのそばにいるよ
いつだって 
どんな時だって
キミの側を離れず、片時だって目を放さない
たとえキミが誰かを好きになっても
ボクはキミを見つめつづけていよう
キミはボクの大事な人
 ....
偽りの影に抱きかかえられ
私は自分というものを見失った

憐れな人形よ
お前はなぜ得ることすら出来ぬものばかり愛するのだ?
一面氷で覆われた大地を踏みしめることも出来ず
哀しみという穴に堕 ....
深い眠りが更に深い眠りへと私を誘い
絶望の波が私の体ごと岸辺へと押し流していく
私の魂は紅い血を流し
辛い塩水によって洗い流されていく
だんだんと意識は遠のき
やがて真っ白な空間が私を支配す ....
君に出逢う為に生まれてきた
この命君に捧げるよ
一生涯君の為に君だけの為に尽くしたい
きっと生まれ変わっても

温もりと君とのメモリー憶えてる
たとえ顔と名前が違っていても

そうでし ....
心の記憶
愛のうまれる場所さがしさまようわたし

あなたと分かち合いたい
おなじシンパシーを感じ おなじ空気を吸う
だけどいつもガラスケースの中 
お互いすれ違うばかり

手をのばせば ....
氷の上に家が建つ
張りつめた空気の中で薄く冷たい表皮に覆われた海の上
まっくらやみで何も見えぬのに
何故こんなにやり切れぬ想いで家を建てねばならぬのか
何時氷が溶け始めるか分からぬ辺境で割れる ....
昨日の嘘も何もかも白い雪解けで融けてしまえばいいのに
甘い吐息と共に

今まで君との約束交わした指がこんなにも痛い
愛という言葉すら裏切った僕への代償

君はうつむき加減で黒い睫毛を濡らし ....
職場の昼下がり
パートのオバチャンが仕事の手を休めてコックリコックリ
やりかけの仕事目の前にあるのにまるで仕事してるように見せかけておいて
目を瞑ってまさに夢のなか
目が覚めても上司の目の前で ....
例えば既存のメディアにたいしてフェイクニュースだと叫ぶ
実業家で政治家がいた
アメリカの国民たちは皆それを信じて彼を大統領に押し上げた
彼は巧みにSNSを操り
国民を分断し
困っている人々を ....
光を求めていた頃には
同じように光を求めて近づいてくる友人ができ、
諦めや失望に囚われていた頃には
同じように諦めや失望に囚われた友人が寄ってくる
なんとも不思議なこともあるものだ
まるで虫 ....
むず痒さを覚えて携帯の画面から顔を上げた
どうやら黒くて丸い小さな虫が
頭蓋骨の内側を這い回っているらしい
仕方がないので虫を追い払う代わりに
もう一度携帯の画面に向き直ってWordアプリを開 ....
どこか遠い所へ私も行きたい
誰も私のことを知らない外国へ行きたい

何故だか心がギュッと痛くなる
まるで真っ暗な世界に1人置き去りにされたような

そんな気持ち
どこか遠くへ生まれ変われ ....
atsuchan69さんの栗栖真理亜さんおすすめリスト(246)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
氷の迷宮- 栗栖真理 ...自由詩125-3-1
愛しい君へ- 栗栖真理 ...自由詩125-2-27
仮面の下の涙- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-27
紅(あか)の軌跡- 栗栖真理 ...自由詩125-2-26
人形達の夜Ⅱ- 栗栖真理 ...自由詩225-2-25
理想と現実- 栗栖真理 ...自由詩125-2-24
タム・タム_ボーイ- 栗栖真理 ...自由詩125-2-23
雪の妖精- 栗栖真理 ...自由詩125-2-23
独心- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-22
- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-21
緑のざわめき- 栗栖真理 ...自由詩125-2-21
道化師の輪舞- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-21
偽りの夜の果てに- 栗栖真理 ...自由詩125-2-20
蒼き竜の楽園- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-18
悪徳の泉- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-18
醒めない夢をもとめて- 栗栖真理 ...自由詩125-2-17
逡巡する愛- 栗栖真理 ...自由詩1+*25-2-16
眠れぬ夜に2- 栗栖真理 ...自由詩125-2-16
何時も君の側に- 栗栖真理 ...自由詩125-2-15
カタストロフ- 栗栖真理 ...自由詩225-2-15
毒薬と娼婦- 栗栖真理 ...自由詩225-2-14
愛の軌跡- 栗栖真理 ...自由詩125-2-12
Romantica_~amore_folle~- 栗栖真理 ...自由詩125-2-12
こおりのいえ- 栗栖真理 ...自由詩125-2-11
僕だけのSNOW_KISS- 栗栖真理 ...自由詩125-2-11
ありふれた日常- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-10
- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-10
- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-9
虫の殺し方- 栗栖真理 ...自由詩125-2-8
遠くへ- 栗栖真理 ...自由詩125-2-8

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