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ちぢんだしじん
しにんがはち
しごうじゅう

いじんはしじん
めいじんはいしん
めいじいじん
いしんでんしん

めいしいじんで
いじんでええし
ええしはめいし
めいしにへんじ
 ....
なにかと鋭い恋人に
今日は特に死相が出ている
と言われたので
心配になって病院にいったら
思想だった
俺てっきり死ぬかと思った
良かった
とどのつまり
俺の頭ん中は
夢だとか希望だと ....
「たいへんよくできました」
というスタンプがどうしても
自分のノートに押されたかった
先生にノートを渡しても
いつも「がんばろう」とか
「あとひといき」ばかりだった
同じクマのスタンプなの ....
下半身が丸まったまんま六すっぽゆうことをきいていない平日
馬鹿に慣れていない変態または若さをむさぼっているいつもどおりの変態
左右
朗読をしましょうそれはそれはいつも色が綺麗だった赤
と黒が少 ....
ホームセンターで
子象を買って帰る
前から欲しかったので
お金をコツコツと貯めていたのだ
家族の喜ぶ顔が見られるとも思ったが
案の定こんなもの買ってきて
と妻に叱られる
「詩とは違うんだ ....
遅い流れにひたされる街
今日も鏡は隠されてゆく
たましいのないもののふるえを聴く
たましいではないものに包まれたたましい


蜻蛉や蜉蝣
碧い石の眼
空を分け
空に埋もれ ....
{引用=
 かれこれ十五年くらい、俺は土を掘るだけの仕事をしている。
 はっきり言ってしまえば、何も楽しいことはないし、あるのは日々蓄積する肉体の疲労感だけだ。憂さ晴らしのためにある給 ....
魚は
夜に鳴く
なくした
ラッパを思って

+

砂糖瓶を
よく洗って石段に
並べていくと橋を渡る
来客があった

+

探し物の
予定のない日
菜の花畑で一人
ラジ ....


好きと嫌いが
ギアの上で揺れていました
わたしはちょっと迷いましたが
結局どちらとも決められないまま
右手で好きも嫌いも
すっかり覆い隠して
細心の注意を払い
 ....
青空を白く
音の粒がわたり
とどめようとする目は
まぶしくまばたく
坂を下る陽
みどりを連れて
歩み去る金
指の花粉を
雪へ散らす


海から来た透明が
近づくもの ....
地殻に居眠りする風の群れ
襟元合わせれば
擦れた羽音

すり抜けた鼓動の列の空
眠らないと 届かない宙

ひたった真昼の花の蜜 逝き
寡黙をあぶる眼に しゃがれ

かがみこんで握り ....
白くつめたい指が摘んだ菫の花束
破綻をつづけるイノセンス
誰にもわからない時を刻む時計
虹色に震えながら遊離してゆく旋律
救いの無いシナリオ
かすかに聴こえる古いオルゴール
のようなノスタ ....
一、花の葬式

明日が急いでいたから
上手くエアポート落ちた
鞄に聞かれたクロワッサン
経験したら恋しい

画面いっぱい、銀色の群生
幻想は午前中

探してた新聞紙に
好きだっ ....
星明りの瞬く夜道を
皮ふと同化している
水晶時計の周波数と歩む
果てしない さようなら の骨格が、ひんやりうずく
しろく曲線にそった静寂(銀のしずく
の波紋)の右旋性が
夜風にとじられたま ....
--------------------たにおり
ひとり警棒振ってると
いろんなことが思い出されて
片腕 しびれるほどに
警棒 重さを忘れて

道のお手伝い
くるま 流れるほどに
あれ ....
飴色の線が蜘蛛を伝って降りてくる
壁の染みは手を広げた形
翅みたい、

ぺらぺらのセロファンで
赤かったり緑だったり部屋を照らして遊ぶ
水葬には多分、オレンジが一番似合うと思うの

心 ....
  
 

 もうこうなりゃポカスカ日和だ
 立っていると
 足がくらげになってしまうほど
 あったかかった
 午後三時の図書館の屋上は
 どの午後より
 死んじゃってる、と
 お ....
緑錆に走る
スレイプニール
星団の航行図
灰色の鬣に
潮の飛沫が煙る

猫が咥える
ドラウプニール
数える端から零れて 
追いきれず諦めた 
くつわの先
三つの蝋燭が
互いを溶かしてかがやいている
まぶしさを覆うまぶしさが割れ
雪に重なり降りおりている
ふせた手帳から漏れ出す音
窓に凍り
窓を作る


花は花に会うため ....
よそ者は居場所を選べないので出口に着いたのは間違いかもしれない。窓越しに見る飛ぶ影に命の区別がなかったように、ぶつからずにはくぐれない空を首で抱えて、じくりとすべる頭にかぶった布の織目も知らないんだ。 ....  
 まるで八百屋から飛び出してきたような見事な赤い帽子をかぶり、
 可能な限りじじいに近いボーダライン
 ぎりぎりのおっさんは黒の長靴を回転させ、
 操るのは、カゴの潰れた自転車 ....
咳をしたらたまたま側にいた
隣の課のえむさんが
フルーツのど飴をくれた
えむさんがフルーツのど飴を好きだなんて
初めて知った

えむさんは僕より十歳くらい下の女の子だけど
背は僕より十セ ....
ただ
ただひろいだけの夜空を充血する程に
まなこを凝らしたら
はしっこの辺りに裂け目がうまれ
乳白色の貴方を呼んだのは紛れもなく私です

その仄かに薫る鎖骨は
芳しき母のようであり
ミ ....
牛屋は牛食わず、とか
わけの分からないことを口走りながら、
牛に呼び掛ける詩を書いたことがある。
「ホルスタイン。
 詩を書きたい。
 ずぶ濡れのお前に向かって。」なんて、
決心にしては妙 ....
背中がまがっているよ
葉巻が落ちたよ
おじいちゃん
手を 貸すよ
おじいちゃん

買い物のビニール袋が
たくさんだよ
おばあちゃん
手を 貸すよ
おばあちゃん
 ....
裸身の雪が
ぼんやりとした
遠いほたるとなっておりてくるので

あまやかな
姉の匂いにみたされたまま
結露にぬれた窓の外をのぞく

(紙の野原で北風が笑っています)


雨の日の ....
魚の眼はにこごりの眼である
滓々の溜まり水である
魚の眼はあらゆる向こう岸を
私より先に見に行ったのである

白色の食卓で対峙したそれに
容赦なく朱塗りの箸を突き刺して
ぺろりと平らげた ....
近くにあった声はない
やがて離れてゆくだろう
測られてしまった熱の
裏側で泣いている

あなたの深海は
絵で書くことしか許されていない
響けと声に出して
膜張る潮に浸されながら
船の ....
わたしは幼女になって
あなたに誘拐されたい
ひらひらと
垢ずんでいく赤いスカート


ひとこともはなさない
あなたは
それに気付くことも
ない


わたしたちは
いつか家 ....
布団から起き上がったおれは焼きそばと友達だ
喉に詰まった魚の骨は引越しを終えても魚の骨の形をしてる
みなのもの、ここは印度だ
桜が散る赤錆が浮かぶうわの空でいつも浴槽に浸かって
はにかんで ....
ピクルスさんの自由詩おすすめリスト(832)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちじんがしじん- 木棚環樹自由詩6*07-3-16
おっぱいよ- 石田 圭 ...自由詩37+*07-3-15
たいへんよくできました- ぽえむ君自由詩36*07-3-14
途方もないまばたき- 捨て彦自由詩207-3-14
詩とは違うのだから- たもつ自由詩1607-3-14
ひとつ_みつめる- 木立 悟自由詩607-3-12
線香- はらだま ...自由詩12*07-3-12
さよなら- たもつ自由詩29*07-3-12
仕事の話- 吉田ぐん ...自由詩2507-3-11
ひとつ_ながれ- 木立 悟自由詩407-3-11
古蝶石- 砂木自由詩14*07-3-11
処方箋- 塔野夏子自由詩12*07-3-11
ページが綻ぶ- フユキヱ ...自由詩9*07-3-9
一輪挿し- こしごえ自由詩19*07-3-8
- ---自由詩907-3-6
こんちゅう記- ミゼット自由詩8*07-3-4
右手の甲にそら豆- カンチェ ...自由詩1107-3-3
八つ_九つ- 及川三貴自由詩6*07-3-1
降り来る言葉_XXVII- 木立 悟自由詩507-2-26
野原- 佩慈の工 ...自由詩507-2-19
ニカラグア競争男- カンチェ ...自由詩507-2-18
えむさんの草原- たもつ自由詩3707-2-17
月蝕- ハエフ自由詩18*07-2-13
わが実験艦シュレスヴィッヒ・ホルスタイン- 大村 浩 ...自由詩10*07-2-13
家に帰る- 水在らあ ...自由詩27*07-2-13
Blue_Planet_青い星- 青色銀河 ...自由詩1707-2-10
眼底検査- 曳舟自由詩1107-1-29
涯て- 及川三貴自由詩7*07-1-28
春彼岸- フユナ自由詩18*07-1-28
ミサイル自身- カンチェ ...自由詩207-1-26

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