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胸の中の灰色の重たるい空に
気怠く浮かぶとりどりの飴玉のような
飛行船の数を数える
数えたそばから何度でも忘れるために
塔を隠した樹々たちがくりかえす
やわらかな墜落

螺鈿の微笑を浮かべる遊星たちが
結晶状に形成する空間に
浮かべられた白い柱廊に
並べられたフラスコ

時折それらのいくつかの中で
新 ....
白くつめたい指が摘んだ菫の花束
破綻をつづけるイノセンス
誰にもわからない時を刻む時計
虹色に震えながら遊離してゆく旋律
救いの無いシナリオ
かすかに聴こえる古いオルゴール
のようなノスタ ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
ピクルスさんの塔野夏子さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の消閑- 塔野夏子自由詩17*07-5-13
実験室65−F- 塔野夏子自由詩10*07-5-1
処方箋- 塔野夏子自由詩12*07-3-11
四行連詩_独吟_<模様>の巻- 塔野夏子自由詩10*06-12-5

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