すべてのおすすめ
雨の子になってみたいな 魂が渇くことなく笑えるでしょう

レインツリー 逃げ込んだなら枝の下 母に似た君に会える気がする

さぼてんが奏でる音色レインスティック 何かと問う声ふるえは止まず
 ....
別々の道を進んでひさしぶり花の匂いにふりかえりみる 荒れていた問題ありの中学校今は落ち着き勉強熱心

近所には長年続く食堂が継ぐ人がいてみんな安心

百年も続く近所の魚屋さんレストランにも力を入れる

十年も時間が経てば様変わり公園も家もな ....
遠雷鳴る待ち合わせ場所に独り立ち
身震いの中あの人を待つ

駅のホームさよなら告げる切ない風
うつむくきみの瞳見えない
無理をせず好きな仕事に精を出す好きだからこそアイデアも出る

あと少し時間が経てば冬になる気象予報士くしゃみ三回

遠くても買いに行きたいクロワッサン直ぐ売り切れる人気のパン屋

ダム底に ....
新しい温泉施設不人気で経営者が変わると噂

漬物があればおかずはなくていいそう言えるほど飽きず美味しく

暖冬になるという人その逆も冬将軍の眼力強い

欲しいもの聞かれて何も答えない「健康 ....
気もそぞろ、心もそぞろ。雪のひとひら、舞い落ちて、土に溶けるように。

オレンジの皮の厚さよ。ピールにして、紅茶にでも浮かべようか。

久しぶりに、のんびりしたいんだ。心のなかは嵐のようでも、 ....
本気になれない自分がいる
今風に表現するならマジになれない自分がいた

的が外れてしまうかも知れないけど
たとえば
逃げ場のないところに追い詰められても
自らの拳を振り上げて闘えない腰抜け ....
にくしみは越えねばならぬインゲンの{ルビ蔕=へた}取りながら{ルビ黄昏=く}れるキッチン


人参の{ルビ頭=こうべ}を九谷へ救いだし霧吹きかけて待つ朝焼け


獲れたての茄子とならんでふ ....
優しさで出来てる星がひとつくらいあってもいいね。行けないけれど。


ふわふわでほんわかしててすべすべですうすうしながらしゅわしゅわなあさ


クローバー見渡すぼくらの遠くに町のような ....
救いの手、
ここがホントにありがとう
と言える部屋だし、空気が好きだし



憧れる
あおぞら見上げ眩しくて
まじめに翼が欲しいぞ神さま


いえないよ
ずっとまえ ....
新しい靴とスカートで行くからさ 君よ、どうか、汚してくれたら

十七時取り残された公園でまだ揺れているブランコひとつ

想像の綺麗なナイフ握りしめいざ飛び込まん君の懐

このコートまだ時期 ....
土手沿いの夕焼け小焼けの帰り道
君の口笛をきいていた




さみしいと死んじゃうウサギに向けて
滅びの笛を吹きつづける夜




初めてきみとキスをした
ゴッドファーザーの ....
過ぎてゆく疾風が眼を切った冬、春を信じてただ走る君



見られるのが嫌だなんて言わないで正しい片恋なんて知らない


あの雪で転んで笑われやけくそで手渡したチョコでも想いは ....
うちの猫は来月去勢を控えてる彼はそのことの意味を知らない


きらめいてなおきらめいてきらめいて有限の性を終えてからもなお


猫ならば性は失うものだとはどの教科書にも載ってなくても

 ....
あのひとが「いいね」を押してくれたからずっと消せずに、残るつぶやき コンビニのアイスで泣いてる夜が好き君がしあわせになりますように

袖を引く銀紙の星に馳せた朝かみさま許してこの人が好き
互いから目を反らすため見るテレビテープを貼った風船に針

見開いて水に倒れた金魚の目土葬にした日の絵日記帳

酒が止み雨に酔ったら{ルビ螻蛄=ケラ}の声死ぬまで愚直に夢を掘り

四十万にも ....
あれかやし季語のない身をふるわせて
いくつも嘘をみのがしました
朝顔のうつむくほうへ微笑んで表面麻酔をほどこす手つき


ゆりかごを揺らしてそこにいたはずのプランクトンの未来を思う


羊水のように流れて流されてこんなとこまで来てしまったの


 ....
やさしいと
感じてしまった愛じゃなく
あれはみんなにやさしい小悪魔


こころ堕ち
欠けた十字架とかも好き
汚れたリアルな愛とかも好き


憎しみを
人の数だけ持つ身だが ....
生きながら朽ちはててゆく裏路地を愉しむ我のぬるき退廃

初恋のひとを育みたりし店舗(いへ)代替はれるか新装に見ゆ

連座せよ 勇猛を誇りし箔の剥がれては金の兜の黙せし九月
(自覚はしているから、かまわないで)



爪を研ぎ
嫌いな人に従わない
決意を固めて川べり歩くし

断つ言葉
憧れをこめ好ましい
十や百の方便を断つ

凍らせた
世界が広が ....
 .... 薔薇園の香りを吸って幸福感人々が持つ美を引き上げる

自宅から歩いて五分の公園に遊具も多く人気が高い

夏になり経験のないことしたい短い夏が僕を焦らせる

古民家が密集する地区迷路のよう近 ....
地球儀を回して世界一周し少年はもう老いてしまった

そっと咲く花より花壇のなかに咲き競いあいたい女でいたい

人混みの人の匂いを避けたくて空いた電車を待ち続けてる

肌に薔薇彫っているのに ....
うなじから首から目から羽を吹き血を吹きながら辿る足跡



蜘蛛は蜘蛛何も残さず何も見ず虫を喰みただ夏に凍える



ふところの火を手に結び手をひらき何も無い日をかき分 ....
帰りたい
いつでも居たい
どこかにあると思いたい
ふるさと



ポン柑の味の香りの優しさはいつか会いたい母に重なる
君という花に水遣る。雨の日は心安らぐ歌を贈ろう。 左利き用のギターを右で弾く君のピアスが揺れる夕暮れ
AB(なかほど)さんの短歌おすすめリスト(52)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨のうた- 46U短歌6*23-11-30
ノスタルジア- 足立らど ...短歌6*23-8-29
食堂- 夏川ゆう短歌623-8-14
AI短歌3- 花形新次短歌3*23-4-23
アイデア- 夏川ゆう短歌723-2-20
健康- 夏川ゆう短歌423-2-13
自由律短歌雑詠(2023年1月)- おぼろん短歌5*23-2-11
敗北者とか負け犬とか- こたきひ ...短歌721-1-10
べじたぶる短歌- 道草次郎短歌2*20-8-7
風がはじまる場所- 青色銀河 ...短歌5*20-7-26
翼が欲しいぞ、神さま- 秋葉竹短歌420-7-15
お弁当作る機会が無くなって代わりに詰める三十一文字- きりはら ...短歌720-6-14
水蜜桃の夢- 青色銀河 ...短歌2*20-6-4
この猫め、あたしを孤独と思うなよ- 秋葉竹短歌720-3-5
屋根の下のギフ- もっぷ短歌320-1-16
つぶやき- 水宮うみ短歌4*19-12-25
a- 星染短歌2+19-11-13
まねごと――悲哀のもどかしさ- ただのみ ...短歌4*19-8-31
あれかやし- はるな短歌119-8-22
八月の汽水域- ことこ短歌3*19-8-1
やさしい嘘つきが好き- 秋葉竹短歌919-4-19
旧立花藩領よりもどりて詠める歌- 吉岡孝次短歌119-3-31
まるで遊園地の迷子たちのようだ- 秋葉竹短歌419-2-26
君、それを本当に今- TAT短歌218-11-26
古民家- 夏川ゆう短歌318-11-13
地球儀と地球- こたきひ ...短歌418-11-11
むこうへ_むこうへ- 木立 悟短歌1018-6-18
ポン柑- もっぷ短歌518-1-22
君という花に水遣る。雨の日は心安らぐ歌を贈ろう。- 北大路京 ...短歌318-1-4
左利き用のギターを右で弾く君のピアスが揺れる夕暮れ- 北大路京 ...短歌117-12-19

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