すべてのおすすめ
+剥離+呼吸+孤独+写像+
1.はじめに
光冨郁也の詩は白磁のように硬くて白くて滑らかだ。硬さは、詩語の硬さでありまなざしの硬さであり何よりも孤独の硬さである。白さは、詩世界を覆う光 ....
「僕等は詩についてどこまでも語りうる。それは生と形式の問題であって、
どのようにも論ずることが可能である。」
「詩について考えることは、とりも直さず僕達の精神とを結びつけ ....
「荒地」を読むための諸前提 1
「親愛なるX…」。こうした書き出しで始まる、荒地派のマニフェスト
とも申すべき「Xへの献辞」は、1951年版の「荒地詩集」の巻頭 ....
「キレイだよ、誰よりも。」
鞍馬口駅のトイレでそっとつぶやく。髪を直して、グロスを塗って。そうして見つめる鏡越しの自分に向かって言っているものだから、他人が聞いたら「アホちゃ ....
祖母は絵に描いたような大阪人でした。商売が大好きで、勝気で、たまに口が悪くて、酒屋でしたからものすごく酒には強くて、花は大ぶりの派手なものが好きで、ついでにヒョウ柄も大好きで・・・そんな人でした ....
注意・・・あくまでも私の主観ですから、笑い飛ばして下さい。
ズバっと言ってしまう系が苦手な方はお控え下さい。
ノークレームでよろしくお願いします。
毒舌指数★★☆☆☆☆
第一 ....
どうも批評というものは、ネットのような有象無象が集る場所ではかなり誤解されているようだ。批評を作品に対する単なる悪口と同義に思っている人がいるらしくて、びっくりしてしまう。その程度のものだったら「批 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=122465
詩人は詩を書き始めるにあたって、一つの静寂、一つの待機状態に身を置く。詩人が詩の発端をつかもうとすると ....
先日、横浜詩人会が主催するイベントに行ってきた。JR関内駅から歩いて数分、横浜スタジアムの近くにあるZAIMという古いビルの中のミニシアターで行なわれたものだ。第一部は横浜詩人会会員によるポエトリー ....
{引用=長いのでお暇なときに読んで頂ければうれしいです}
reonさんの散文『フォーラムのポイント付与あるいは詩と批評についての考察』を読んで、「詩を描かない批評家がいない」ってのは、 ....
だいたいポイントもらうために詩を投稿するってのがまず本末転倒だし、
ましてやポイントのために詩を書くなんて言ったら
それこそ何考えてるのか全然わからん。
つかさぁ、こんな小さな限定された場所 ....
谷川俊太郎様
今僕は、ショパンを聞きながら手元にある詩集を開き、「ネロ」
という詩を再び読もうとしています。もし、人の心からいつまでも
消えることの無い詩があるならば、今から五十年以 ....
彼は 物書きだった
彼は古いランプを持っていて
ほかには何も持っていなかった
紙も
ペンも
なにも持ってはいなかったのだけど
彼は物書きだった
パリからオルレ ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100523
〈ネット詩f〉という語に託し、インターネット上における新しい文学としての「ネット詩」に可能性を求めたこ ....
「もう無理なんだ・・」 と
電話の向こうですすり泣く男の声を聞きながら
鳩サブレーの袋を破いた。
バターのきゅんと効いたこの銘菓を、私は好きだ。
ぼりぼり。
むしゃむしゃ。
....
詩の読み方といっても、そんなものが決まっているわけではないし、決められるものでもない。読者は自由に、自分の読み方で詩を楽しめばいいのだ。だが、そう思う反面、詩の読み方に根本的な誤りがある人が多いよう ....
かつて、いまよりもずっと若い頃、僕は夭折に憧れていた。いま考えると何とも恥ずかしい話であるが、かつては若くして死ぬことに感情的に強く惹かれていたのだ。中学生の頃から詩のようなものを書き始めていた僕は ....
忘れる。人だとか物だとか、さまざまなものを人は忘れていく。今日を生き延びるために、無理矢理にあるいは自然に、忘れていく。だが、その一方で、忘れないでいるという選択もある。かつて一緒にいたけれどもいま ....
一
先ほど、近所を散歩していました。友の唄声(CD)を聞きなが
ら布団に入っていましたが、来年から始まる新たな夢のことを思う
となかなか眠ることができませんでした。外に出ると、深夜3時半
....
落合朱美詩集『思惟』(詩遊会出版部)
手にとってみると、紅い表紙に、バラの花だろうか白い線のイラストが大きく配置されている。ルナクさんの絵。詩集の紅い色と、著者名の「朱」という色が呼応しているよ ....
前回に書いたことを、
簡潔にまとめてみます。
つまり、
みんな誰もがひとりひとり、
他の誰にもない才能や感性を、
持っているのです。
誰も、
....
詩とはそもそも預言の性質を持っていると、
私は考えている。過去をさぐって、未来に役
立てるのが歴史とすれば、詩とはもっと漠然
としたものを、実証に基づかずに、さらに言
えば、無責任に ....
一
今、僕の手元には、「{ルビ思推=しゆう}」 落合朱美 という{ルビ凛=りん}とした縦書きの
文字が記された一冊の詩集が置かれている。朱色一色の表紙には、
白い輪郭で描かれた一輪の薔薇の ....
僕が現代詩フォーラムという詩のサイトと出逢い、自作の詩を載
せ始め様々な人の詩を読むようになってから三年の月日が過ぎた。
自分の詩作について言えばまだ課題はあるが、只、間違いなく言え
ること ....
今、時計の針は、午前二時半を回っている。この深夜に、何故か
僕はあなたに手紙が書きたくなった。(あなた)というのは、特定
の誰かを指しているのではなく、今、この手紙を読んでくださって
いる(あ ....
言葉には、意味と別に音そのものがもたらす印象があります。
例えば「こんにちは」は明るく強い印象なのに対し「さようなら」はやさしい印象を与えるといった具合にです。
そこで、音のもつ印象を独断で分類し ....
ツルファン(一般にはトルファンと呼ばれています)盆地もまた、東トルキスタン(新彊ウイグル自治区)内にあります。この区域のシルクロードは砂漠やら山やらがあるため、敦煌付近から三つのルートに分れていて、そ ....
新彊(しんきょう)ウイグル自治区、いや、東トルキスタンのことを調べていく毎に、どんどん気分が沈んでいく自分がわかる。この世界には、ぼくの知らないこと、知らされていないことが、あまりにも多すぎる。
清 ....
モンゴルは実は分断された国家で、現在のモンゴルは外モンゴルと呼ばれていたそうです。んで、現在中国領である南側が内モンゴル(蒙古)自治区、なわけですね。これは前者がロシア、後者が日本を後ろ盾として分割さ ....
「ながあめにつれそってもうふたつきになる。みずいろの笹。みずいろの岩。みずいろのほら。」
結論から言いましょう。寧夏回族自治区を舞台に選んでしまったがために、この詩世界は、完全に破綻してしまいま ....
前田ふむふむさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(68)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
光冨郁也詩集『バード・シリーズ』あとがき
-
葉leaf
散文(批評 ...
2
12-11-21
「荒地」を読むための諸前提_2
-
るか
散文(批評 ...
5
11-1-27
「荒地」を読むための諸前提_1
-
るか
散文(批評 ...
7*
11-1-25
青を、青を、「青を泳ぐ。」
-
Rin.
散文(批評 ...
29+*
08-10-22
ただ捨てられるだけの日記
-
Rin.
散文(批評 ...
32*
08-5-27
ものづくし__〜KAZANAGI草子〜
-
Rin.
散文(批評 ...
32*
07-9-12
批評について、ふたたび
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
14*
07-8-4
もりおかだいち「蜘蛛の内部にて」について
-
葉leaf
散文(批評 ...
9*
07-7-26
失語から生きる
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
18*
07-6-20
松井浄蓮の垢を煎じて呑むべき人々へ
-
はらだま ...
散文(批評 ...
25+*
07-5-20
ポイントポイントうっせぇなぁ。
-
いとう
散文(批評 ...
21+*
07-5-17
谷川俊太郎氏への手紙_〜名詩を読む①〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
6+*
07-5-13
ベルセーズ
-
もも う ...
散文(批評 ...
13*
07-2-1
清野無果「■批評祭参加作品■ネット詩fについて」を読んで、イ ...
-
田代深子
散文(批評 ...
20*
07-1-31
鳩さぶれ。
-
もも う ...
散文(批評 ...
44+*
07-1-10
■批評祭参加作品■詩の読み方について
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
15*
07-1-8
■批評祭参加作品■夭折をあきらめて夜が明けてゆく
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
13*
07-1-6
忘れること、忘れないでいること
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
16+*
06-12-27
_あなた_への招待状_〜新たなる夢について〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
7*
06-12-18
落合朱美さんの詩集『思惟』(詩遊会出版部)の感想_を書いてみ ...
-
光冨郁也
散文(批評 ...
9*
06-12-16
SATP.Vol.8,「_簡潔にうんこ。_」
-
PULL.
散文(批評 ...
5*
06-12-16
わたしは、アルファであり、オメガである
-
杉菜 晃
散文(批評 ...
12*
06-12-7
詩人・一期一会_〜其の一・落合朱美詩集「思推」を読んで(上) ...
-
服部 剛
散文(批評 ...
11*
06-11-22
詩人・一期一会_〜序章・誰も知らない一本の大樹について_〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
19*
06-11-22
詩友への手紙_〜僕とあなたの間に一篇の_詩_を〜___’06 ...
-
服部 剛
散文(批評 ...
15*
06-11-12
音の構成で詩の印象を説明してみる
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
19+*
06-10-28
荒川洋治を読んでみる(六)_『高所の毬』
-
角田寿星
散文(批評 ...
2
06-10-5
荒川洋治を読んでみる(五)_『ウイグル自治区』
-
角田寿星
散文(批評 ...
2
06-10-4
荒川洋治を読んでみる(四)_『内蒙古自治区』
-
角田寿星
散文(批評 ...
2
06-10-3
荒川洋治を読んでみる(三)_『ながあめの自治区を』
-
角田寿星
散文(批評 ...
2
06-10-3
1
2
3