すべてのおすすめ
生魚。アボガド、漬物、南国フルーツ、関西風のうすあじ味噌汁に、脂ののった肉々しい肉。
トマトゼリー。イカとタコ、噛みごたえのある食感はゴムの域を出ない。
その他甲殻類。レーズン、あんこ、辛い ....
※アメリカのライト・ヴァースの経緯については「ライト・ヴァース雑感2」をお読みください。→https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=215625
こちら、 ....
以前、作家の佐藤亜紀さんが『ユリイカ』で、批評とは西瓜割りみたいなもんだよ、という趣旨のことをちらっと書いていて、なるほどうまいことを言うもんだなあ、と思わず膝をたたいたことがあります。引用してみ ....
「5号は、全体的に、許しとか、ほんのり希望、というものを感じました。特に示し合わせたわけではないのですが」とは、同人の遠海真野の言葉だが、『反射熱 第五号』の詩は、確かに一定の方向性を持っていた。そ ....
限界なのだ。という声が聞こえた。
見ると綿雲がぶるぶると震えていた。
空が震えているわけではない。空を支えるものが震えているのだ。
いよいよその時が来たのだ。
私は日々の糧を得るため ....
詩集の表紙には闇夜に浮かぶ舟の漁火が、誘導するようにふわりと灯り、
誘われるまま詩集を開くと、霧の中に佇む一艘の小舟の写真が出迎えていた。
山中以都子さんの詩集『水奏』は、もうここから始まってい ....
火葬場を見てきました。文字通り、死体を火で燃やすところです。
輪廻転生を信じるヒンドゥー教徒は墓は作らず、死者は燃やして川に流すのが主流のようです。聖地で焼かれ、ガンジス川に流されることが彼らに ....
21日。東京に住んでいる姉と待ち合わせをして東京見物をすることにした。
銀座で待ち合わせをして歌舞伎を見るのに都合が良いため是非観ようと思い立った。しかし劇場前の係員さんに一時間半待ちだと聞いて ....
デリーの南西約260kmに位置、ラジャスタン州の州都であるジャイプール。約10kmの赤い城壁は赤砂岩の色に合わせてすべて淡紅色に塗られ、別名「ピンク・シティー」なんて異名ももつお茶目な都市でもあります ....
「みなさんに明日が来ることは奇跡です。それを知っているだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています。」
これは「余命1か月の花嫁」のドキュメンタリーの中で出てきた言葉だ。
この言 ....
ページをめくると、150にも及ぶ短編が並んだ入り口に立たされる。
題名はなく整然と数字が打たれた下に展開される世界は、まるでエッシャーの騙し絵に迷いこんだようだ。
5 女の正体が実は額縁で/ ....
http://www.youtube.com/watch?v=xYJEzzhvj0E
このドラマ、知ってますか?
僕が子供の頃、とても好きなドラマでした。
こういう懐かしいも ....
別に、行くあてなんて無い。何処に行こうかなんて、考えてもいない。会社は辞める気だけれど、今後どうしよう、何て事は考えていない。取りあえず、セブンスターに火をつける。よく覚えていないけど、あの女が住ん ....
彼女が浴室を出て、脱衣所をも出た気配を感じとってからすぐに、俺は湯船に体を沈めた。俺がすぐに出てきた。
「…言ったのか」
「あぁ」
「…今じゃなくても、良かったんじゃないのか?」
「 ....
もうやけっぱちだった。仕事も棒に振り、ここで金を借りることができなければ娑婆を捨てるか首をくくるしかない。ほんの少し、ほんの少しの種銭さえあれば取り戻せる、きっと。
仁王の睨む山門をくぐると ....
俺は改札を離れて、家へと向かった。いや、正確には、改札を離れてから家に帰ってきた間の記憶が、すっぽりと抜けているのである。俺が何を考えて、どういう経路で帰ってきたのか、全く記憶にない。とにかく俺は家 ....
眠りが浅くなり、自然と目を覚ます。腕の中に誰も居ない事に気付き、息が詰まった。俺は布団を跳ね除けて飛び起き、リビングに通じるドアを思い切り開け放った。
「どうしたの?」
果たして、そこに女 ....
白く濁った煙が、窓の外へと流れ出ていくのを、じっと見ていた。下腹部をウェットティッシュで拭き終わった女は、俺の横で椅子に座り、マルボロライトに火をつけた。
「ねぇ、さっき何ていいかけたの?」
....
「出たよ」
「ねぇ、あのさ」
「あん?」
「今からそっち行っていい?」
「はァ?」
「ダメ?」
ダメだと思うが、ダメじゃない気もする。正直、会いたく無いけど、断る理由も無い。 ....
湯船の中に身体を沈めて、肺の中を空っぽにするまで息を吐き出した。
「おい」
「何だ、珍しいな。お前から俺を呼ぶなんて」
「聞いてただろ?あいつが帰ってきやがった」
「何だお前、今更そ ....
変わらない毎日と言うのは、とても安心できるものである。俺が正気でいられるからだ。周囲の環境が変われば、俺もそれに柔軟に対応しなけりゃならない。彼女と付き合い始めた、と周囲に言われれば、それなりの反応 ....
心臓を氷水の中にぶち込まれたような感覚に襲われて、目を覚ました。悪夢みたいなものを見た気がするが、どんな夢だったか思い出せない。心臓が 物凄い速さで、波打っている。喉がカラカラになっている事に気付き ....
胸糞悪い思いと同時に、反論の余地の無い事実と言う二つの思いが、べっとりと身体の真ん中にくっついて離れない。熱めのシャワーで体中を洗い流し、浴室を出る。栓を抜いた訳でも無いのに、浴槽の中から、ゴポゴポ ....
「出てくんなよ」
「お前が望んだんだろうが」
「うるせぇよ」
「子供みたいな言い方するなよ」
「うるせぇってんだろ」
「まぁいい。それで、どうするんだよ?」
「何が?」
「 ....
むかしむかしと言っても、きのうのきのうくらいカマキリ一家が仲よく草むらの中でくらしていました。今日も父さんカマキリがかりにでかけていきます。「いってらっしゃい。」と母さんカマキリ「いってらっちゃーい ....
風呂場から、浴槽にお湯が溜まっていく、柔らかく鈍重な音がする。俺はシャツを靴下を脱ぎ捨て、ズボンのベルトを外してから、買ったばかりのピースに火をつけた。柔らかい煙が、薄暗い部屋に広がっていった。カー ....
あまり会話の無いまま、駅の改札口に着いた。大勢の人間が、無造作に出たり入ったりしている。前に誰かが、水族館みたいだな、と言っていたのを、いつも思い出す。確かに、色んな種類の人間が、ちょっとずつ違う表 ....
端から見たら、随分と間の抜けた画なんだろうな、と思う。この逆なら、今までに何度か見て来たけれど、今のこの状況、男が泣いていて女が慰めていると言うのは、俺は見た事が無い。何だかおかしくなってしまう。自 ....
別に、泣く事を堪えていた訳じゃないと思う。感情を押し殺して生きていた訳じゃないと思う。ただ、感動する事が、少なくなっていたんだと思う。何事にも動じない、と言えば聞こえはいいが、結局は無感動と言う、あ ....
生ぬるい風が、ジャケットを抱えた脇の下を通っていく。ションベン横町と呼ばれる薄汚い通りの入り口にある喫茶店を出て、俺は人気の少ない方に歩き出した。咄嗟に良い場所が思いつかないが、とりあえず駅から離れ ....
佐野権太さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(140)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
梅田周辺
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メチター ...
散文(批評 ...
6*
11-9-23
ライト・ヴァース雑感
-
ふるる
散文(批評 ...
20+*
10-7-22
【批評祭参加作品】西瓜割りを見物する人の群れ(詩における批評 ...
-
角田寿星
散文(批評 ...
10*
10-1-9
【批評祭参加作品】原罪と救済のパレード(反射熱_第五号)
-
古月
散文(批評 ...
3*
10-1-9
今にも落ちてきそうな空をみた
-
影山影司
散文(批評 ...
6
10-1-6
山中以都子詩集『水奏』
-
渡 ひろ ...
散文(批評 ...
5*
10-1-5
インド旅行記8(バラナシ)
-
チカモチ
散文(批評 ...
3
09-12-26
埼玉出張記(2)
-
相田 九 ...
散文(批評 ...
2
09-12-23
インド旅行記4(ジャイプール)
-
チカモチ
散文(批評 ...
3
09-12-21
忘れられない言葉
-
南波 瑠 ...
散文(批評 ...
20*
09-11-13
詩集『月光苑』大原鮎美
-
渡 ひろ ...
散文(批評 ...
6*
09-9-14
俺はご先祖さま
-
小川 葉
散文(批評 ...
1*
09-8-28
面接(18)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1*
09-6-26
面接(17)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-26
地蔵菩薩
-
within
散文(批評 ...
4*
09-6-23
面接(16)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-21
面接(15)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-21
面接(14)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-21
面接(13)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-19
面接(12)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-18
面接(11)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-18
面接(10)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-14
面接(9)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-14
面接(8)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-14
(子どもが書いたお話です。題名はないそうです。)
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ふるる
散文(批評 ...
4*
09-6-12
面接(7)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-11
面接(6)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-11
面接(5)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
1
09-6-11
面接(4)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
2*
09-6-10
面接(3)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
2
09-6-10
1
2
3
4
5