すべてのおすすめ
夢を見ているだけでは
消えてしまうから
夢を摘みにゆこう
その夢は遥か遠くても
君のすべてが始まる
夢に終わりはないはず
夢を見ているだけでは
忘れてしまうから
夢を育てにゆこ ....
朝露が風に吹かれて踊りだし
その銀の光が草原を舞う
すべてが溶けてゆく
やわらかい朝
道を進めば
梢に止まる小鳥たちが
歌でぼくを迎え
自然の中とともに
あるべき姿の自分に気がつく ....
やわらかい風の音に誘われ
仰ぎ見る雲の白さに時を想う
軽やかに歩く子どもにすれちがい
友に会い喜ぶ顔に人を想う
さわやかな小鳥の声に耳を傾け
朝に咲く花の白さに生を想う
滑らかに下る車 ....
ぼくは詩を書きたい
一日が詩で始まり詩で終えるのなら
その一日は詩の題材の中にいる
今日もまた
朝の散歩をしていると
詩を作りたい欲求に出会いました
晴れという名にふさわし ....
ぼくは詩を書きたい
まぶしさは身体で感じ
心で感じるもの
今日もまた
朝の散歩をしていると
まぶしい朝に出会いました
まぶしい朝
流れゆく白い雲が
新しい朝を告げ
....
ぼくは詩を書きたい
はかなく終える命だからこそ
人は支え喜び愛しみあう
今日もまた
朝の散歩をしていると
命の詩に出会いました
清らな川のせせらぎに
流れる時を浮かべつつ ....
ぼくは詩を書きたい
雨に打たれるも
風に吹かれるも
晴れた心には関係がない
今日もまた
朝の散歩をしていると
心の傘に出会いました
雨降る道の咲く花に
打たれて忍ぶ意地 ....
ぼくは詩を書きたい
下を向いていたら
いつまで経っても
上がわからない
今日もまた
朝の散歩をしていると
空の翼に出会いました
空に翼が羽ばたいている
ゆっくりゆりっく ....
ぼくは詩を書きたい
命を感じることは
未来を想う感情への芽生えである
今日もまた
朝の散歩をしていると
散歩の気持ちに出会いました
朝の光に包まれて
行くべき道が心地よく ....
ぼくは詩を書きたい
そこに生まれ生きるものは
そこで朝を迎え活動する
今日もまた
朝の散歩をしていると
夏の朝に出会いました
遠い東の空が明るくなり
朝が始まる
涼しげ ....
ぼくは詩を書きたい
名もないものは名がなくとも
永遠を繰り返す
今日もまた
朝の散歩をしていると
夏の川に出会いました
名もなき川に流れゆく
銀の雫を創りつつ
風に吹か ....
ぼくは詩を書きたい
季節は季節だからこそ季節であり
無季を願うものではない
今日もまた
朝の散歩をしていると
真夏に出会いました
冴えのない梅雨が去り
真夏が訪れる
陽 ....
ぼくは詩を書きたい
山は連なり雲も連なり
やがて心も連なる
今日もまた
朝の散歩をしていると
連なる雲に出会いました
空に山が浮いている
ぼくが進む道の遥か向こうで
山 ....
ぼくは詩を書きたい
僅かな呼応は波紋を描き
大きくその世界を揺らす
今日もまた
朝の散歩をしていると
山と雲に出会いました
山は夏の緑を乗せて
空を見上げている
そ ....
ぼくは詩を書きたい
道に迷ったときは
迷った道を楽しめばよい
今日もまた
朝の散歩をしていると
新しい道に出会いました
その新しい道は
いつからあったのか知らないけれど
....
ぼくは詩を書きたい
生は悲しく儚いものであるがゆえに
生として永遠に繰り返す
今日もまた
朝の散歩をしていると
百合の詩に出会いました
朝陽を浴びたその百合の
無垢な白さ ....
ぼくは詩を書きたい
晴れていく朝の光に照らされて
今日を夢見し明日を夢見し
今日もまた
朝の散歩をしていると
飛ぶ心に出会いました
朝早く雨は止み
夜明けとともに空が ....
ぼくは詩を書きたい
風を感じることができるのなら
全てを感じることもできる
今日もまた
朝の散歩をしていると
新しい風に出会いました
新しい風は
草の匂い
その緑は命を ....
ぼくは詩を書きたい
楽しむことに一日を使うよりも
楽しめるものを探すことの方が
その一日は長い
今日もまた
朝の散歩をしていると
向日葵に出会いました
そこには
たくさ ....
ぼくは詩を書きたい
大切なのは
苦労して得たものではなく
苦労していることである
今日もまた
朝の散歩をしていると
小石の道に出会いました
まだできて間もないのだろう
....
ぼくは詩を書きたい
人生を描ける人生は
意外と平凡である
しかしその平凡こそ
追い求める理想でもある
今日もまた
朝の散歩をしていると
平凡に出会いました
人は
この ....
ぼくは詩を書きたい
一日の中で何かを創りだし
何かを残すことが一日である
今日もまた
朝の散歩をしていると
雲に出会いました
遠くまで澄み渡る青空の中を
白い雲が静かに流 ....
ぼくは詩を書きたい
小さな始まりはやがて
大きな成果へと結びつく
今日もまた
朝の散歩をしていると
貝の化石に出会いました
海が遠いこの地は
その昔
遠く浅い海だった
....
ぼくは詩を書きたい
人は知らず知らずのうちに
小さな宝物を多く抱えこむ
今日もまた
朝の散歩をしていると
野に咲く花に出会いました
心の中でその花を抱え
純白な心に赤が染 ....
ぼくは詩を書きたい
知識を忘れていないことよりも
無知を忘れていないことの方が
ずっと大切である
今日もまた
朝の散歩をしていると
無知に出会いました
なぜ花は花として咲 ....
ぼくは詩を書きたい
小さな自分だから
大きな世界を見ることができる
今日もまた
朝の散歩をしていると
木々や草の葉に出会いました
強い陽射しの光を受けて
梅雨の恵に与えら ....
ぼくは詩を書きたい
陽が昇り陽が沈む
この当然に気がつける日は
果たしてどのくらいあるのだろうか
さらにその変化に気づくのは
難しいものである
今日もまた
朝の散歩をして ....
ぼくは詩を書きたい
人は何かを譲り
渡されて
時を流れていく
今日もまた
小雨が降りしきる中
朝の散歩をしていると
雫に出会いました
木の上に落ちた雨は
葉の先で雫と ....
ぼくは詩を書きたい
人はどんなに不器用でも
自分の道を自分で創らなければならない
今日もまた
朝の散歩をしていると
雲に出会いました
空には雲が流れ
地上には人が流れる
....
ぼくは詩を書きたい
繰り返される中に
新たな夢が生まれる
今日もまた
朝の散歩をしていると
海に出会いました
風に誘われ
砂浜に立ち海を眺める
潮騒の音ともに
何 ....
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