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ぼくは詩を書きたい

つながりというものに
明確さは必要ない

今日もまた

朝の散歩をしていると
緑道に出会いました

緑が生い茂る夏
緑が似合う夏

歩く道も
なるべく ....
ぼくは詩を書きたい

それぞれにはそれぞれの美しさがあり
それぞれの美しさだからこそ
その美が存在する

今日もまた

朝の散歩をしていると
朝露に出会いました

 葉の先にまば ....
ぼくは詩を書きたい

生きとし生けるものの声
それは生物だけではない

今日もまた

朝の散歩をしていると
鼓動に出会いました

それは吹く風の音
または川のせせらぎの流れ

 ....
ぼくは詩を書きたい

知識は完全なものではなく
時には無効となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
爽やかな風に出会いました

夏の朝
暑くなる前のほんの少しの間だけ
明る ....
ぼくは詩を書きたい

雨は雨であり
風は風であり
人は人である

今日もまた

朝の散歩をしていると
雨風に出会いました

家を出るときから
雨が降ることはわかっていた

 ....
ぼくは詩を書きたい

自分の過去が幼く拙く思うのは
自分が成長しているからである

今日もまた

朝の散歩をしていると
小鳥に出会いました

まだ幼い
飛び立とうとするも
飛ぶ ....
ぼくは詩を書きたい

いつの日か
自分の歩んできた道を
振り返るときがある
しかしそれは
これから進むべき道よりも
ずっとずっと短い

今日もまた

朝の散歩をしていると
老人 ....
ぼくは詩を書きたい

詩であれ絵であれ音楽であれ
それらはそれそれぞれの違う形で
生まれたものだが
その生まれるものは同じである

今日もまた

朝の散歩をしていると
哲学者に出会 ....
ぼくは詩を書きたい

他人の存在に気がつかなければ
自分の存在は孤独となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
葉の露に出会いました

雨の通り過ぎたすぐ後
緑の葉の上にはその ....
ぼくは詩を書きたい

季節がわかっていたとしても
季節を忘れてしまったとしても
生は存在し活動し続ける

今日もまた

朝の散歩をしていると
葉桜に出会いました

道の両側に並ぶ ....
ぼくは詩を書きたい

すべては連続し
光と影もまた連続する

今日もまた

朝の散歩をしていると
光と影に出会いました

朝陽に照らされ
煌く小川の水
青空と白い雲までも映し出 ....
ぼくは詩を書きたい

たとえ小さなことであろとも
たとえ汚れた心があろうとも
今日があれば
明日は必ず来る

今日もまた

朝の散歩をしていると
汚れた石に出会いました

土ま ....
ぼくは詩を書きたい

何が正しのかを決めることが
正しいとは限らない

今日もまた

朝の散歩をしていると
草刈に出会いました

静かな朝に
機械の音がうなり声を上げる

そ ....
ぼくは詩を書きたい

終わりというものがなければ
始まりはない

今日もまた

朝の散歩をしていると
涼風に出会いました

緑の稲が一面に続く
その上を
ふっと涼風が流れる
 ....
ぼくは詩を書きたい

その人の未来は
その人の運や才能ではなく
その人の意志で決めるものである

今日もまた

朝の散歩をしていると
意志に出会いました

それはどこからともなく ....
ぼくは詩を書きたい

詩の技法は言葉の芸術
心に流し
広げる巧みの技

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩の教科書に出会いました

その詩には
言葉に余韻を残す体言止め
 ....
ぼくは詩を書きたい

否定を理解することは容易だが
納得することは困難であり
課題でもある

今日もまた

朝の散歩をしていると
曇り空に出会いました

はっきりとしない明るさ
 ....
ぼくは詩を書きたい

我が道を進むには
我が道を創らなくてはならない

生きることに不安を抱き
生きていることに怯え
そんな毎日を繰り返す

それでも詩を書くために
今日もまた
 ....
ぼくは詩を書きたい

変化は気づくか
気づかないかであり
常に必ず何か変化している

今日もまた

朝の散歩をしていると
薄雲に出会いました

空の中を
ゆっくりと通り過ぎてい ....
ぼくは詩を書きたい

流れの速い人の世
だからこそ
人に流されない自分がある

今日もまた

朝の散歩をしていると
早瀬に出会いました

曲がった川の外側を
勢いのある流れを見 ....
ぼくは詩を書きたい

物体は外から力を加えない限り
静止しているものは静止し続け
動いているものは動き続ける

今日もまた

朝の散歩をしていると
物理学者に出会いました

 物 ....
ぼくは詩を書きたい

熱意に必要なものは
冷めた頭脳である

今日もまた

朝の散歩をしていると
経済学者に出会いました

彼はいつも悩む
 なぜこの場所は道なのか

 どう ....
ぼくは詩を書きたい

人はそれぞれの美しさをもって
花を咲かせる

今日もまた

朝の散歩をしていると
花々に出会いました

夏の強い朝陽に照らされ
太陽に向かって
花びらを大 ....
ぼくは詩を書きたい

人は生きる中で悩み
生き方を迷い
時には誤り
生きていることに疲れ
苦しく病み
生きていくことに
背負いつつも傷つき歩む

そうだとしても
無垢な人生よりか ....
ぼくは詩を書きたい

耳を澄ませば
自然の歌と心の響き

今日もまた

朝の散歩をしていると
自然の組曲に出会いました

それは夏の朝とともに始まる

どこからともなく風が吹き ....
ぼくは詩を書きたい

自分の創作は
自分が作るもの以上でもなければ
自分が作る以下のものでもない

今日もまた

朝の散歩をしていると
画家に出会いました

いつも綺麗な風景画を ....
ぼくは詩を書きたい

人は安堵を求めるために
漂い彷徨う

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩に出会いました

丘の上に
ひっそりと石に刻まれた
一編の詩

 人は安堵 ....
ぼくは詩を書きたい

自然がもたらす恵は
人にとって心の糧

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏に出会いました

川に沿って続く草花の帯

その中で風が遊びまわる
草を生 ....
ぼくは詩を書きたい

苦労を積んでも
すぐに忘れてしまうのも
人の自然かもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
坂道に出会いました

幼い頃から
学校へ行くとき
昆 ....
ぼくは詩を書きたい

何も気にしないことに
気になるものである

今日もまた

朝の散歩をしていると
ネコに出会いました

目が合うなり
さっと距離をおかれてしまった

嫌わ ....
ルナクさんのぽえむ君さんおすすめリスト(160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぽえむ君−緑道−- ぽえむ君自由詩9*06-6-13
ぽえむ君−朝露−- ぽえむ君自由詩5*06-6-12
ぽえむ君−鼓動−- ぽえむ君自由詩4*06-6-11
ぽえむ君−爽風−- ぽえむ君自由詩4*06-6-10
ぽえむ君−雨風−- ぽえむ君自由詩6*06-6-9
ぽえむ君−滑空−- ぽえむ君自由詩4*06-6-9
ぽえむ君−人生−- ぽえむ君自由詩5*06-6-8
ぽえむ君−表現−- ぽえむ君自由詩5*06-6-8
ぽえむ君−葉露−- ぽえむ君自由詩5*06-6-7
ぽえむ君−葉桜−- ぽえむ君自由詩4*06-6-6
ぽえむ君−連続−- ぽえむ君自由詩3*06-6-6
ぽえむ君−汚石−- ぽえむ君自由詩6*06-6-5
ぽえむ君−草刈−- ぽえむ君自由詩5*06-6-4
ぽえむ君−涼風−- ぽえむ君自由詩4*06-6-4
ぽえむ君−意志−- ぽえむ君自由詩6*06-6-3
ぽえむ君−技法−- ぽえむ君自由詩3*06-6-2
ぽえむ君−曇空−- ぽえむ君自由詩4*06-6-2
ぽえむ君−我道−- ぽえむ君自由詩5*06-6-2
ぽえむ君−薄雲−- ぽえむ君自由詩6*06-6-1
ぽえむ君−早瀬−- ぽえむ君自由詩6*06-6-1
ぽえむ君−慣性−- ぽえむ君自由詩4*06-5-31
ぽえむ君−微分−- ぽえむ君自由詩6*06-5-31
ぽえむ君−花宴−- ぽえむ君自由詩4*06-5-30
ぽえむ君−黙詩−- ぽえむ君自由詩8*06-5-30
ぽえむ君−組曲−- ぽえむ君自由詩6*06-5-28
ぽえむ君−作心−- ぽえむ君自由詩9*06-5-27
ぽえむ君−流浪−- ぽえむ君自由詩6*06-5-27
ぽえむ君−夏風−- ぽえむ君自由詩9*06-5-26
ぽえむ君−坂道−- ぽえむ君自由詩4*06-5-25
ぽえむ君−癒心−- ぽえむ君自由詩7*06-5-25

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