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ぼくは詩を書きたい
盲目な心になっても
見えるものがある
今日もまた
朝の散歩をしていると
果樹たちに出会いました
いろいろな棚に
葡萄やキューウィたちが
体を巻く
....
ぼくは詩を書きたい
恋人とは自分の鏡
相手の不満は
自分への不満でもある
今日もまた
朝の散歩をしていると
波紋に出会いました
池から
鯉が静かに水面へと浮き出る
そ ....
ぼくは詩を書きたい
当然に疑問を抱かないことが当然ならば
疑問を当然とすることが疑問である
今日もまた
朝の散歩をしていると
清風に出会いました
この風は太陽からつくられ
....
ぼくは詩を書きたい
歌は灯火 詩は心
自然に生あり 人に命あり
今日もまた
朝の散歩をしていると
あじさいに出会いました
今にも雨が降りそうな
暗い空の中
輝くものは鈍 ....
ぼくは詩を書きたい
自然が動く限り
人もまた心が動く
今日もまた
朝の散歩をしていると
風の声に出会いました
大木に茂る葉を揺らす
ざわめく声
ここに心がある
....
ぼくは詩を書きたい
ふさわしい名はつけるのではなく
生まれるのである
今日もまた
朝の散歩をしていると
葵に出会いました
人が生まれるまえから
そこにあり
その葉は人の ....
ぼくは詩を書きたい
今の季節を感じられるのは
今の自分があるからである
今日もまた
朝の散歩をしていると
夏に出会いました
もう夏
長袖はいらない
歩いているだけ ....
ぼくは詩を書きたい
早いか遅いかは
その時点の問題であり
大切なのは
その時点で何を創り出したかである
今日もまた
朝の散歩をしていると
草船に出会いました
小川に架 ....
ぼくは詩を書きたい
たとえ自分を見失ったとしても
進むべき道は必ず存在する
今日もまた
朝の散歩をしていると
静寂に出会いました
林の中
光をも遮り
薄暗いその空間は ....
ぼくは詩を書きたい
人は人として形を創り
自らの成長とともに
その形を進化させる
今日もまた
朝の散歩をしていると
さなぎに出会いました
もうすぐ成虫
一つの名前とし ....
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