ぽえむ君−探索−
ぽえむ君

ぼくは詩を書きたい

道に迷ったときは
迷った道を楽しめばよい

今日もまた

朝の散歩をしていると
新しい道に出会いました

その新しい道は
いつからあったのか知らないけれど
突然ぼくの前に現れた

その新しい道は
どこへ続くのかのか知らないけれど
ふいにぼくを引き込んだ

道の両側は
大きな木が果てしなく続いて
奥を見ることができない
夏だというのに
ひんやりとして心地よい

道の行き先は
細い道が曲がりくねっていて
先を見ることができない
初だというのに
どことなく気持ちよい

未知なる道への探索に
今日の散歩はどうやら
遠出となりそうだ

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−探索− Copyright ぽえむ君 2006-07-09 07:20:01
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