ぽえむ君−探索−
ぽえむ君
ぼくは詩を書きたい
道に迷ったときは
迷った道を楽しめばよい
今日もまた
朝の散歩をしていると
新しい道に出会いました
その新しい道は
いつからあったのか知らないけれど
突然ぼくの前に現れた
その新しい道は
どこへ続くのかのか知らないけれど
ふいにぼくを引き込んだ
道の両側は
大きな木が果てしなく続いて
奥を見ることができない
夏だというのに
ひんやりとして心地よい
道の行き先は
細い道が曲がりくねっていて
先を見ることができない
初だというのに
どことなく気持ちよい
未知なる道への探索に
今日の散歩はどうやら
遠出となりそうだ
明日もまた
語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい