すべてのおすすめ
あなたの周りをがりがりと回る
そしてにたいのぬいぐるみ
あなたの惑星になっている
太陽オア月

かすめ取ることさえできているのかな
クンズホグレツ
プレーンオムレツ
わたしはうすい血の ....
きょうのわたしは
どのくらい根を増やしただろう
(これまでの、)
いわば口や鼻が
手足があるだけで
少しのお金を持って
這っている


マジックテープのように
くっつけあい 剥 ....
止まない雨だった

優しいままでいられるほど嘘つきではないから
まだあまり汚れていない窓ガラスに向かって
冷たい視線を送り込む
反射した感情の行方を知っているくせに
しばらくそこに立ち止ま ....
ももの花 すいせんの花 ビオラ、すみれ
春が咲いて、歩いてる
じぶんのちからで
背がひくいから、ぼうしだけ見えたよ
花の散歩 よいしょ、よいしょ あるけ、あるけ
朽ち果てた誰も訪れる者もいない廃園
寂れた石畳の道をひとり歩く
色褪せた花壇には花一輪すら咲いてはおらず
春を謳歌していた面影はどこにもなかった

かつてこの花園で一輪の花を摘んだことがあっ ....
二階の窓から曇る夜空を眺めている
降りだしそうな雨をむしろ望んでいる
雨に撃たれてしまいたい

世界に射抜かれる前に
この街を焼き払おうか

*** ** *

持ちきれないほ ....
あさのくうきが
ぱちぱち
して
うもれていた
気分の芽を
生やす

てぃりてぃりりり

しまっていました
ゆびとてを
まげて穴にかくれていました
くるぶしのさき

かー ....
 わたしは蓋をしめていた

あきっぱなしのものを見てしまうと
得体の知れない
なにかが
侵略をしに来るのではないか
感情は青ざめ
そして おののくのです


 気付けば穴をみつめて ....
シナプスたちのように、うごきあい、点滅する
地上の生きた星たち
今日もどんなかんきょうにあろうと
かなで合っている
それを聴き入ったのは
目をとじれば
誰もが知らない顔の乗る移動の
車窓 ....
             紙風船に ふうって 
             たましい吹き込んで
             ぽんっ とあげる

             あなたの心に届くころ
  ....
{引用=もし、もしいつか自分が子供を持つことになるのであれば
まずはじめに、土を踏ませてやりたい}

親鳥のもとを離れ旋回する羽は
ふわりふわりと人の波に襲われ
海は、海はまだかと
空は、 ....
 十年? いいや

もう少しだけさかのぼって
私があたしだった頃に埋めたもの


放課後の校庭の隅
老いぼれ花壇のど真ん中
誰にも相手をされなければ
景色の一環とも見られない

 ....
もうすぐ
何も書けなくなるかもしれない
春の暁を迎えることもなく
散っていく
桜の木の下で眠る
モンシロチョウの卵のように
冬に埋もれて
全てを白灰に戻し
あなたのことを忘れ
{ルビ ....
おめでとう 

ついになりたい自分に

変わる事ができたんだってね

いろいろ大変だったんじゃない

がんばって がんばって

栄光をつかんだってわけ


家族の中の地位も
 ....
弱いのです
弱いのです
さみしさをしらないふりにできるほどに
わたしは強くないのです
あなたに声高にさみしいといえるほどに
わたしは弱くないのです

死にたいと
死にたいと
あなたにいえるほどに幼稚で ....
キィィィィ ンンン
鳴っている

塾帰りの娘を迎えに来て
路肩に車を止めてエンジンを切る

ガラス1枚隔てられただけで
街のノイズは膜を張られ
夜の静寂が濃くなるから

ィィィィィ ....
パステルの世界広がり
この一時 空がてれる
やわらかなブルーと
うすももの雲が
ほほ寄せあって

ほらね
ほんのりグレーの雲
きょとんとくぐって
天使がふんわり
降りてくる

 ....
{引用=
赤くて甘い熟れた先端よりも白くて硬くてすっぱいお尻を
齧ったときのほうがずっと春に近づけるんだってさ。
朝から晩までへたのまわりに齧りついたのに、今日の天気は雪です。
舌がただれて痛 ....
寒い風が
とても寒い雪風が
ほほにあたり
ほほをやぶる
じわじわやぶられた
くるくると・結晶が、つんざいて
ぴいぷうと容赦を
しない

疲れても疲れても膝さえ抱えれば
憑いたものは ....
きみという少年時代の秘境について
そこに恐れていたものなど何一つなかった
きみに吹く嵐は去り時をわきまえていたし
きみの森に虎なんかいなかった
過ち達は気前よく十字を切って
帰り道に気を ....
豊洲から有明へ
ゆりかもめ沿いに

豊洲駅を東へ歩く
すぐに現れるガス資料館を抜けると
広大な空き地が広がる

新開地とはこんな
空っぽの場所を指すのだろうか

遠景は遠すぎるが故 ....
受精を告げる鳥が啼かなくなったとき、朝が訪れなくなった。近いうちに頭が痛くなるだろう。血管が拡がって炎症が起こり、締めつける。腸がび爛するほどに募る思いでも受け入れてもらえないものは受け入れてもらえな .... コンクリートの塔の下で
小さくなってしまった、緑色の光源が
わたしを照らし
浮かび上がった舞台で、わたしは遊泳をしていたが
過ぎ去る車のエンジン音が
わたしをわたしへと戻した

化粧する ....
主の居ない実家の風通しに行って
帰京する日の昼食は
親父が通いつめていたラーメン屋

生前
親父は帰省していた僕が帰京する日には
決まってこのラーメン屋で一緒に昼食を食べた

それだけ ....
うごくと
あたっちゃう
にがいとげ ふゆのやま
すぐには
こえられない

わたしなんかに?
とんでもない
やさしさに
ぼたぼたする、
これは
もろさじゃない、よわさじゃない

 ....
こうやって真っ白な入道雲を見つめながら無人駅のホームで涼風にあたっていると
私は永久にこの季節の住人で
それ以外は旅しているだけなんではないかと思う、昼下がり


何もかも果てなく親 ....
{引用=ジャンクフードからドッペルゲンガーまでを
わたしの小さな世界の一員と認めて陳列したストアで
コスモポリタニズムを宣言するの。
エキセントリックな彼を愛する彼がとても好きだから
シャネル ....
星が流れる夜明け前
二人は無口になって
遥かな水平線みつめてた
流星尾を引いて空を行く
永遠を信じてここまで来たけれど
夜明けのファンタジア
教えておくれ
二人の夜はいつ明ける

海 ....
冥王星から始まって
シリウス、シリウスBへ
カノープスが続く

アケルナルはエリダヌスで
はくちょうにはデネブ

落ちてこないのは ことのベガ

冬のオリオンにリゲル
北極星を見つ ....
このように銀河は白く
星が密集して見えるわけですが
隣り合う星どうしでも
何光年という隔たりがあって
異なる時間と空間から出発した光が
一斉に辿り着いた
奇跡的な現象なのです

例えば ....
殿岡秀秋さんの自由詩おすすめリスト(786)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
veracious- 唐草フウ自由詩5*10-3-16
3・8- 唐草フウ自由詩4*10-3-11
同心円状のバルコニー- 中原 那 ...自由詩1410-3-9
花の散歩- 唐草フウ自由詩7*10-3-5
廃園- 未有花自由詩11*10-3-3
二階の窓から曇る夜空を眺めている- kauz ...自由詩13*10-2-27
清朝- 唐草フウ自由詩4*10-2-27
蓋をしめる- 窓枠自由詩11*10-2-21
真昼の流星- 唐草フウ自由詩13*10-2-21
言霊使い- 鵜飼千代 ...自由詩16+*10-2-19
本当のことを知りたい- 瑠王自由詩12*10-2-18
タイムカプセル- 窓枠自由詩12*10-2-18
翳りゆく線路- within自由詩7*10-2-13
グリーングラス- ハイドパ ...自由詩6*10-2-12
よわむし- あぐり自由詩3*10-2-10
耳鳴りに親和する- kauz ...自由詩12*10-2-6
天使の時間- 鵜飼千代 ...自由詩7*10-2-3
((いちご)のつぶつぶ。)革命- 夏嶋 真 ...自由詩30*10-2-2
かんぷう- 唐草フウ自由詩4*10-1-25
きみという少年時代の秘境について- 瑠王自由詩8*10-1-25
湾岸/都心/新開地- kauz ...自由詩17*10-1-23
心音を食む鹿- within自由詩8*10-1-20
遊戯- AB自由詩6*10-1-18
語ることのない物語- kauz ...自由詩11*10-1-9
ふゆのやま- 唐草フウ自由詩8*10-1-9
あかいつき- 靜ト自由詩7*10-1-7
解放区- 夏嶋 真 ...自由詩23*10-1-6
夜明けのファンタジア- 未有花自由詩14*10-1-5
銀の砂場- within自由詩12*10-1-1
星の授業- 佐野権太自由詩16*09-12-29

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