雪は
僕と体を重ねた


すごいな
雪とのSEXっていうのは


快楽に負けて
僕は白濁をほとばしる

ただ
子供も産まずに
溶けていくっていうのは
ずるいな

僕の精　.... こわれているようなので
そっと　さわらないようにして
ふたをしめておきました

あれから　なんども　なんども
あけてみましたが
やっぱり　こわれているようなので
さわるのは　やめておきま　.... 埃を振り払う
ような、仕草で
無駄に積もった言葉を落とす
指先でそっと拭き取れるくらいの
そんなくらいでも、涙に変わってしまったりする

流星のようなさよならで
ほんの一瞬で暖かいくらい　.... 「　　詩のはじまり　　　平成４年　１２月　田中あゆむ



　し　は、　心と心の　つなぎを　もっとつよくして

　し　は、　友だちを　ふやして　くれる

　し　は、　本のような　.... ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し　.... 青が　空を　ひととき　貸して
街が　金色とおれんじで　いっぱいになるころ

あたしたちの
始まりも　終わりもない　
夜の仕度

金魚は　こいにはならない
だけど
出店ですくった　よわ　.... 許したと思っていたことを
許せてなかった
忘れてしまったと思っていたのに
忘れられなかった


台所で
風呂で

ふっとひとりになる
重ねてゆく日々の小さな落とし穴のような　.... 若く情熱があり頭の回転の早い人たちは、はやく自分が何者であるかを定義したがる
早く世界に出て自分の態度を説明しようとする
どれだけ自分が一人前であるのかを社会に認めてもらおうとしている
分かる、　.... 先日、女の子と喋っていたところ、意外な事を言われたのだ。
「男の子って、みんな外人好きなんだと思ってた」

この発言を受けて、本日も逝ってみませう。
リョウちゃんのー！独り言コーナー！！パフパ　.... 月光にてらされる鼠色のわたし
窓辺の机の上で
いつものように月をうっとりと眺めていると
だんだんと月が大きくなってゆくようです
最初は夜空の真ん中に黄水晶のように透き通った月の
輪郭がしだ　.... かつて死んだ人のことをうたった人が死にました
そうやってみんな
小指一本で繋がってゆきます
いつか自分があの繋ぎ目を切ってやるのだと意気込んでいた人たちは
例外なく、自分は生きているのだと主張　.... 　
　
　
ぼくたちはときに、ひややかな空をうっすらと着て夜闇の蛍光灯の照らす端で立ち止まる。「ん」とか声にならない音で喉をきしませて、まず見るのは足元の靴だ。重力がぼくをきちんと踏みしめている　.... 恋をすると毎日が楽しいだなんて嘘
充実するなんて嘘
人に優しくなれるなんて嘘
肌のツヤが良くなるなんて嘘
とにかく全部嘘
恋をすると
何もかもが色褪せて見える
世界はなんてつまらないんだ　.... あなたを想って
一つ一つ記憶を浮かべていたら
どこからか笑い声が

鎖骨のくぼみに頬を近づけて
澄んだ胸を押さえると
その声が
自分の中の空洞で響いていることに
気づきました

そ　.... 笑う度、に
何かが壊れていく


うまく笑えたか不安
ねえ、うまくわらえてたわたし


笑うたびに
私が消える


バスタブが
白く
白く
濁ってゆく ここから先は人でないと渡れない
その橋を歩く
時は待っていて
ずっとおまえのために待っていて
待ちくたびれてさっさと行ってしまった
置き土産に
こんなに寒い冬を残して

ここから先の霜　.... 気がつけば
とても遠くまで来てしまっていて
見たこともない風景に囲まれて
わたしが
呆然と立ち尽くしているのを
わたしは
見つけた

怖くなって眼を閉じたら
見たこともない風景は
　.... やわらかく夜は
わたしと明日のあいだを流れてゆきます


あなたは
向かいあう見知らぬひと、や
すれちがうたいせつなひと、や
ほんの１ミリのすきまでとなりにいる
わたし、
が
ふい　.... 並木道の
みえない、ずっと向こう
から
容赦なくやってきた足音
を
かんたんには受け入れられない、
決して受け入れちゃいけない、
と　わたしは
いつまでも
スカートのすそに
砂のま　.... 月の影を踏む
　遠い街の明かりがみえる
　　真夜中にひとり
　　　はだしで歩いていく
　　　　
あの街は何色
　遠い故郷の色
　　今はもう覚えていない
　　　記憶するスペースを空けて
　.... 神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい
私の可能性は自分だけでは見いだす事が出来ず
私の限界は手に触れる程近くにある
私の思考には制限があり、明日の事すら予期できず
通り過ぎて来た過去にすら捕　.... おぼろ月
まぶたにうつる
きみの影

月となりきみを
蒼く白くうつしたい
終わりのない夜へと
誘うように


月夜ごと
きみの影をさがす
凍てつく氷の川に
散りゆく桜の花びら　.... 駅ですれ違った女子高生が
「アンタ詩人になりなー」
と友達に言っていた

ポエジックってのはなんて恥ずかしいんだろう
否定しようか？簡単だけどさ


「詩人病ですね」
「詩人病？」
　.... なんで千切れてるのかな
バス停に蝉のからだがおちてる。
きっと、
もう何回も死んだのだとおもう

リーディングしているときは、
「どうかあなたに触れさせて」と手を伸ばしてる気持ちになる。
　.... さけすみ　の　よい
ひきちえ　お　のこ

そでひく　で　でん
つきくに　ほ　ねね

たなせや　な　ゆれ
くもまに　み　かけ

すりつむ　ま　ひる
こいのむ　で　でん 涙が溢れるくらいのしあわせを

ぼくたちは知っていた筈なのに

少しだってその感覚を思い出す事は出来ない。




ねぇ、かみさま。

人は

なんの為に血を　.... 夜の浜辺で一人
寂しい叫びを｛ルビ宇宙＝そら｝に放り投げる

震える声は
一枚の手紙となって、舞い上がり
静かな波の唸りの上を、舞い上がり
海の｛ルビ面＝も｝の、
月の光の道の上を、舞い　.... 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５９時　＠ハト通信

あれちで
あなをほっているおとこがいました
とてもふかいあなでした
ちしつがくしゃがやってきて
ここのちかすいはかれてし　.... １

あのお姫さまみたいにうそぶくあなたのその声の中では
死んでしまった方が、良いのですか
初めてそんなことを思いながら
今日もピンを刺します

このピンでは、手のひらを
１センチだけ　.... うさぎは
「じぶんが
あいされていない」と
かんがえたので
みずうみに
みを
ひたしました

つぎのひ
ぽっかりとうかんだ
うさぎのからだをみた
どうぶつたちは
このようにしゃ　....

床さんのおすすめリスト（227）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
雪	- くしゃみ	自由詩	3*	05-3-6
そっと＿ゆっくりと	- こむ	自由詩	2	05-3-5
流星のようなさよならで	- 霜天	自由詩	7	05-3-5
７才に於いて書き残したりっぱな詩人という＿過去のあたしへの謝 ...	- ayu-m	自由詩	7	05-3-5
滑らかに廻り続ける欲望の輪	- 大覚アキ ...	自由詩	126*	05-2-27
ごおるど・ふぃっしゅ	- 融	自由詩	1	05-2-27
嘘つき	- 大西　チ ...	自由詩	12*	05-2-25
若い人に捧ぐpoem	- 馬野ミキ	散文(批評 ...	45	05-2-23
日本人の女の子についてーその利点と欠点ー	- 虹村　凌	散文(批評 ...	13*	05-2-21
イメージ・１円玉のささやき	- ワタナベ	自由詩	7*	05-2-15
冷たい遊戯	- サカナ	自由詩	5	05-2-15
白夜	- nm6	自由詩	15	05-2-12
恋をすると毎日が楽しいだなんて嘘	- チアーヌ	自由詩	7	05-2-10
鎖骨の奥のあなた	- ベンジャ ...	自由詩	6*	05-2-9
白	- ゆう	未詩・独白	2	05-2-9
冬に見る夢	- 岡部淳太 ...	自由詩	5*	05-2-9
わたしの匂い	- 大覚アキ ...	自由詩	10*	05-2-3
やわらかく夜は	- 望月　ゆ ...	自由詩	23*	05-2-3
誰そ彼（たそがれ）	- 望月　ゆ ...	自由詩	5*	05-1-30
無題	- 桐野ゆき	未詩・独白	1*	05-1-30
神様、私貴方がいてくれて本当にうれしい	- 月山一天	自由詩	7*	05-1-29
朧月	- LEO	自由詩	2*	05-1-26
詩人病	- ピッピ	自由詩	11	05-1-26
ＡＵＧ．２００４＿断片	- 藤坂萌子	未詩・独白	10*	05-1-26
ゆき＿ひかり	- 砂木	自由詩	3*	05-1-26
空が焼けるにおい	- なるせ	自由詩	1	05-1-25
満月に吠える、野良犬	- 服部　剛	自由詩	15*	05-1-25
あな	- アンテ	未詩・独白	7*	05-1-24
ぬるっこいサンプル	- みい	自由詩	25*	05-1-19
さようならの一つくらい言えるようにはなっていたい	- 煙と工場	自由詩	13	05-1-17

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