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旅行から帰ったら
あなたと
さくら見たいです

あなたのメールに
胸が詰まる

そう
そうだね
はなびらが
はらはら落ちる川沿いは
きっとまだ
風も冷たく

見上げた角度に ....
カップのそばで角砂糖が溶け出した

テーブルの向こうの景色が甘くゆがんで

青く透明な空気がゆれる

濃いめのコーヒーがくちびるにふれると

ひろがる香りとまざりあうことば

でき ....
それぞれの空があり
それぞれの海があるように

それぞれが少しずつ違うからこそ
世界と呼ばれるものがある
ぼくらは

お互いを知るために
生まれてきたわけではないけれど
傷つ ....
世界のどこかで
一秒あたり二人死ぬそーだ
あの人もその一秒の二人のうちの一人にすぎないわけだ

「自分が死ぬ瞬間に、どこかでもうひとり死ぬ」

それは少しだけ優しいトリビアな気がする
そ ....
春は きえた

ゆうだちの匂いがやわらかなあわになり
すこしずつ

あたしのつまさきと
乾きかけたしゃつに へばりついて


いもうとのうたうはなうた
おとなりからひびく いたりあ ....
すべてが真っ白な午後の岬よりの 帰路の
海も 空も お日様までも

それは
昇冬のころあいに生まれた
春の おくり
一日中何をしていても
ずっとあなたの歌声が聞こえてきます

最後の夜
あたたかい腕の中で聞いたせつない曲
あなたが想いをこめて歌ってくれたお別れの曲

自動繰り返しモードで流れてくるから ....
呪文をおしえてください
あのひとまで、とどくような
たとえ とどかなくてもいいとさえ
思えるような
わたしを消してしまえるほどの
それは
風にも似て
耳もとをとおに過ぎてから気づく

 ....
あいたいひとが、いる。

それはある種の、あこがれ。
もしかしたら、あえないのかもしれない
けれど、そうであってもかまわない
という思い
けれど、あったら、なにかがきっと変わる
そういう ....
笑う度、に
何かが壊れていく


うまく笑えたか不安
ねえ、うまくわらえてたわたし


笑うたびに
私が消える


バスタブが
白く
白く
濁ってゆく
月の影を踏む
 遠い街の明かりがみえる
  真夜中にひとり
   はだしで歩いていく
    
あの街は何色
 遠い故郷の色
  今はもう覚えていない
   記憶するスペースを空けて
 ....
なんで千切れてるのかな
バス停に蝉のからだがおちてる。
きっと、
もう何回も死んだのだとおもう

リーディングしているときは、
「どうかあなたに触れさせて」と手を伸ばしてる気持ちになる。
 ....
                    159時 @ハト通信

あれちで
あなをほっているおとこがいました
とてもふかいあなでした
ちしつがくしゃがやってきて
ここのちかすいはかれてし ....
ねこーとよぶと
ごはんをたべます
さかなはいつまでも
すっぱいまんまです

よぶたんびにちいさくなるので
ちゃんと、おぼえておこうと
なきます
ちんまりしたしっぽが
はたはたとして
 ....
絵を描くのが好きな姉でした
葱の絵を描いていました
うずくまる猫のように
ときどき鰹節も描きました

弟と仲が良くて
いろいろな物を交換していました
いろいろな物の中には
巷にある ....
からみあう唇の
なじるように
押し込めてしまいたい、それ
ぼくの歩いてきた日々のワガママのクルミ

こんなことを続けて
気持ちいい
後には
何も進まない
つながりを確かに
したい
 ....
ゆらんとした
わたしのおなかのなかで
じゅうぶんな呼吸をし
みちみちて
のんだり 跳ねたり 食べたり
していた
もう うまくは
おもいだせない
ゆうべ
かっこうわるい
シャツの柄
 ....
階段をあがると 私の部屋

でも 時々は 

いつもと違う階段が現れて

わからない部屋に 入れないだろうか

むかし飼っていた猫たちが

ぞろぞろ迎えてくれる

そんな部屋に ....
振り向くと沖に知らない人ばかりになってこわい

貝の表面についてる回虫みたいな模様がこわい

高波が何でも持っていこうとするからこわい

クラゲが知らないうちに沢山わいてこわい

あが ....
つぶやきみたいなものです。

○私にとっての詩

私にとって詩は、言葉で表せないものを言葉で表してくれるありがたいもの。

表せないものってなんじゃ・・・小川に素足を浸した時の、「あの感じ ....
軽トラックの荷台にかけてあった
銀色のビニルシートにしみとおったあめは
半日積みっぱなしの石油ファンヒータの箱を湿らせて
納品書と保証書を湿らせて
取扱説明書までがくたっと湿っていた

  ....
床さんの未詩・独白おすすめリスト(21)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はなびらゆき- umineko未詩・独白11*06-4-2
角砂糖- mayaco未詩・独白6*05-10-31
60億分の1- ベンジャ ...未詩・独白6*05-7-10
もうひとり死ぬ- ヤギ未詩・独白7*05-7-8
枕もとのうた- はな 未詩・独白10*05-6-5
白い午後- ひより未詩・独白5*05-4-29
心の旅- フォマル ...未詩・独白9*05-4-15
空と足音のあいだ- 望月 ゆ ...未詩・独白7*05-4-3
あいたい、ひと- 望月 ゆ ...未詩・独白7*05-3-9
- ゆう未詩・独白205-2-9
無題- 桐野ゆき未詩・独白1*05-1-30
AUG.2004_断片- 藤坂萌子未詩・独白10*05-1-26
あな- アンテ未詩・独白7*05-1-24
ねこに生まれた- みい未詩・独白5*04-12-30
- いとう未詩・独白904-12-15
白いノイズ- 石川和広未詩・独白3*04-12-11
うたたねのすきま- 未詩・独白1004-12-4
猫の部屋- こむ未詩・独白3*04-11-19
海はこわい- ふるる未詩・独白43*04-8-31
「詩について思うこと」- ふるる未詩・独白13*04-8-10
日記代わり- 山田せば ...未詩・独白503-11-25

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