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車を運転しながら
彼が
さっき鼻毛出てたよ

あーホンマ
私は鏡を覗き込む

下を見ればスカートの裾から覗く足
タイツ伝線

私のお腹さんがぐぅって言うから

どこか軽く行こう ....
ねて
めざめてね
いつも流れる夢小道

顔の皮ふがはがれて
赤い紙になる

いつも窓を開けなくちゃって思う

人間を混ぜて、肌と灰色の混じった色の
タールができて
壁に塗りつけら ....
タランは耳が無い

タランは聞きたくない音が多すぎて

耳がなくなるように進化した

タランは子を産めない

タランは子供なんていらなかったから

子供なんて産めな ....
super sexually




ねぇ おしえて
音飛びがちな本能行動
ねぇ こたえて
サビの続かない裏返った空
あたしは天井を地に
あなたを見下ろす

ただ もだえて
 ....
さようなら、晴れる人

暮れ際の暖かさ、名残、手のひらの名前を
呼んでいる、聞いている、思い出している
花びらの震える下で潜り抜けた門を
指先で触れるくらいの気配で通り過ぎる
一度過ぎた言 ....
折り目が
1センチほどやぶれた地図

玄関先でひろったのは
あさっての出来事
です

20世紀横丁までの
道順を
黄色いマーカーで
くっきり、記してあります

歩くべき道は
 ....
今日もまた水平に生きてしまった
床に零れた水のように
だらりと二次元に広がる憂鬱
その中で私は
音楽のような殺意を胸に秘めて日常に微笑む
空に観察されている
私は何者でもない

冬の山 ....
欠けた爪先の叙情


カップ半分のコーヒーから蒸発したのは
週末の流星



ハンカチーフ
スウィートキャンディ
ハイソックス
リップクリーム
カンバス



おま ....
毎夜
ぼくは

ぼく自身の中にある
貧しい
優しさや
素直な心を

誰もいない
真夜中の
公園の湖に
捨てるんだ

君にかけそこなった
優しい言葉も
抱きしめたい
気持 ....
ふにゃふにゃと
スローモーションで歩いてきた女の人は
いつも穏やかに笑っている友達
「こんにちは」
ふわふわと歩いていった彼女は
ちょっと上等な画用紙くらいの厚みしかなかった

辺りを見 ....
覚えてる
迷ったときの指先のちょっとした仕草とか
暑い室内でむっと漂ってきた身体の匂いとか

正午、君がサイレンの口真似をすると
僕らは作業を中断して
いつも小さな昼食をとった

今日 ....
JR大阪駅前のこの街で一番せっかちだと言われていた信号

まばらな人をかき分け入って行く

托鉢の僧侶が般若心経を上げ時折鐘の音が響いている

信号が変わる迄の待ち時間

待ち人は ....
思考が
ゆっくりと剥がれ落ちていくような、真夜中の辺りで
時計を逆さまにして
そのリズムに
あくびも忘れて

巡る、巡る
体の中と外を行ったり来たりで
まとまらない、指先の行進、深く
 ....
あなたの肩にあるものを
わたしも一緒に背負いたかった

あなたが歩くその道の
景色をともに眺めたかった

でもどうぞご安心を
わたしは理解しています

あなたの力になれるのが
決し ....
先に子どもたちの声が消えた。流氷のひしめく冷たい海に放り出さ
れた私たちの生きようと叫ぶ声がむなしく響く。この海のなかでは
私たちは完全に無力であった。この冷たい氷の海のなかでは。
脱出を試 ....
手を繋いでいた記憶なんて、
思い出せないほど遠い昔の出来事だと
5個になったピアスホールの
完成しないぐじぐじを指ですくいとって
湿った指先をそっとあの頃に突き刺しておもう

掌の隙間は、 ....
青い地球を
踏み締めると

波が立つ
強く
つうよく踏み締めると
津波
津波が襲う

青く美しい地球

またさらに
青くなってびっくり
僕は慌ててにいげ出した

当 ....
まだ朝は来ない
暗い海に青い空を探し
目の前に手ごたえはない

浮かんだ言葉は
ふっと頭のデッドゾーンを突っ切って
その分だけ身体は重く

誰もたどり着けない深い領域に落ちては
無意 ....
ハッカみたいな僕は
葡萄みたいな君と
一緒に
不味いのかなぁ

まぁいいや
ここは暖かいし
この赤い壁は柔らかいし、赤い床は気持ちよく揺れるし

このまま
一緒に溶けられたら

 ....
私の燐粉が雪で抜け落ちるのにそう時間はかかりません
春を見ずに

あなた、
黒マントを被って歩く人種がいたっていい
目標なんて持たないでいい
出来ない事で苦しむのなら
いっそ放棄すればいい
精神病からの回復、
リストラからの社会復帰、
ホームレスからの生還、
負 ....
二刀流の俺の刀には
赤いセロファン越しに
うめく外国人が写り込んでいた
反り返る刀を太陽までかかげ
そのまま地面へ降り下し
堕情と意味の解らぬ言葉を断ち切った

すずらんはスローモウ ....
思い出が溜まっていくことが とても怖いといった
きっと目を尖らせて 僕を止めた

ぼくはきみの その目の中に写るものがとても見たいのだ
ただ それだけで ぼくは きみから なにも奪い取りはしな ....
ジューシィな感情を垂れ流して
日常をサヴァイヴする彼に賛美
叩き割る両手のひらの拍手喝采に
彼はさらによだれを垂らして
日々をサヴァイヴすることに興奮するでしょう、か。

そうやって、彼は ....
物理的にいうと
今現在あなたとの距離は
約10センチメートル

ここは
広大な宇宙の拡がりと
気の遠くなるような長い時間の交差点

次の瞬間!
あなたは
もう二度と
わたしの手の ....
  風が吹いて、あたし
  かんたんに飛ばされてしまう
  未完成な結晶のすがた、まだ
  花にはなれない
  舞い上がって、遠いところへ
  行ってしまうなら、
  今がいいと、思ったの ....
空を

どこまでも飛んでみるということを
振り返った視線の、端のほうの夢の中
ほんの少しの香りで、漂っている

今、この辺りで



いつのまにか、梯子がなくなっている
あの木の ....
雨降り
バス停

ザーザーとうるさい雨の音の中で
今、生まれたばかりの泡が産声を上げ
早くも、言語を取得し
俺に向かって 叫び始めた

「俺はもっとでかくなりたいんだ!」

そう言 ....
乾いた風に刻まれて
ひび割れた唇は
冷たい鉄の味がする

樹液で貼り付けられたように
言うことを聞かない両足

遠い国で起こった悲劇で
消えていったものの軽いこと

目の前で起こっ ....
白い部屋には
素敵な男の子が
4人
にこにこ笑いながら
4隅に立ってる
ひとりを追いかけると
みんなが逃げる
どうしても捕まえられない
壁に沿って
追いかけっこ
ベンジャミンさんの自由詩おすすめリスト(1070)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
乙女の恥じらい- 自由詩5*05-2-21
窓をあけなくちゃ- 石川和広自由詩3*05-2-20
タラン- ayu-m自由詩505-2-20
super_sexually- ayu-m自由詩205-2-20
さようなら、晴れる人- 霜天自由詩1305-2-20
20世紀横丁- 望月 ゆ ...自由詩4*05-2-19
私たちの空- 岡部淳太 ...自由詩9*05-2-19
土はぬれている- オオカミ自由詩605-2-18
田螺- 043BLUE自由詩605-2-17
猥雑な日々- 初代ドリ ...自由詩4*05-2-17
サイレン- たもつ自由詩3605-2-16
托鉢の僧侶- 梼瀬チカ自由詩2*05-2-16
ゆれ、おちる- 霜天自由詩305-2-16
優等生- フォマル ...自由詩8*05-2-15
Di/stance- 角田寿星自由詩805-2-15
とおりぬける隙間- e R i自由詩205-2-15
みなそこ- 加藤泰清自由詩505-2-15
深海魚- ソラノツ ...自由詩3*05-2-15
ドロップ- くしゃみ自由詩3*05-2-14
燐粉- ふく自由詩3*05-2-14
太陽を正視するには耐えられない- ruca自由詩205-2-14
眩しげに- 瓜田タカ ...自由詩305-2-14
under_your_skin- GGP自由詩305-2-14
juicy- 細川ゆか ...自由詩105-2-13
スクランブル- フォマル ...自由詩11*05-2-13
幻視、桜- 嘉野千尋自由詩5*05-2-13
いつか、忘れるという日のことを- 霜天自由詩1605-2-13
- くしゃみ自由詩3*05-2-13
その木を切らないで- みもる自由詩205-2-13
ギムノパイディア_- チアーヌ自由詩405-2-11

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