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夢から醒めた
セロファンの夜が千切れていく

いきを、してね
しっかりと
もっと
つよく

涙の通ったあとは、砂漠みたい
なにもかんがえられないから
脈をかぞえる

いち、に、 ....
柔らかなシーツのうえで目が覚めて
ああなんて暴力的なまいにちなんだろう
とおもった

日記を書く習慣はあっというまにモノクロになって
美しい夢物語ばかりが微笑んでいた

彼は
嘘をつく ....
深く息をすると背骨が軋んだ
にぶい はれつおんと
ちいさくなってゆく きみの よどみに
胎動



おかあさんは、
酸化してゆく真っ白なおでこに
くちづけ したでしょうか
ねぇ
 ....
まばたきするように暮れていった群青に
あなたはなにを覚えたのだろうか


スーパーの広告の裏にかいた
一編の詩は
おもったより、しあわせそうで
静かに瞼をとじました


詩人 ....
根元をヘアカラーする


見せられないもの
もっとあるとおもっていた

世界はそんなに やさしくなくて
しとしとの雨が鎖骨にプールをつくるまで
ひとりじゃだれも抱きしめてあげられな ....
わらいながらないた

冬のくるしいことは
もうじきにおわるんだとしんじて
きょうきはかかとすれすれのところに
しまいました

あたたかい
かぜはしおからく
さいたまは あざやかで ....
もうすぐくるだろうとおもった

青いさかな色の光沢に塗れて

だけどこなかった




右手の握力がなくなっていくのが
なんとなく感じられて
たしかに感じたのだけれど
 ....
たらちねの殻梯子からおりてくる
あの白いもののなまえを

ぼんやりと霞む視界だけれど
ああここにはことばがある

たくさんの羽虫が
いのちを喰いつぶして
ああでもつらくはない

 ....
欠けた爪先の叙情


カップ半分のコーヒーから蒸発したのは
週末の流星



ハンカチーフ
スウィートキャンディ
ハイソックス
リップクリーム
カンバス



おま ....
幾何学を、なぞりました
隙間にきみがいないかと探したけれど
隙間なんてさいしょから どこにもなかった

堀のうえをつま先であるいていたとき
それは降り注ぎ わたしを焼き尽くしたのです
未来 ....
分類されるここでは

術をしるひと なのだという

お陰で、あの子は勝手に育って

わたしを追い越して うちゅうになってしまう

抱きしめてあげられないちっぽけな かいな のこして ....
ベンジャミンさんのオオカミさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
爛々麒麟- オオカミ自由詩510-5-11
目を瞑る- オオカミ自由詩707-5-29
She's_me_nigh- オオカミ自由詩206-9-10
群青- オオカミ自由詩1006-8-12
しゅうちゃん- オオカミ自由詩205-6-22
神奈川流星- オオカミ未詩・独白1405-3-15
しんでもいいといえる容易さで- オオカミ未詩・独白305-3-13
白濁炎上- オオカミ未詩・独白1605-3-9
土はぬれている- オオカミ自由詩605-2-18
かくしんはん- オオカミ自由詩504-12-24
そしてあの子はちいさくわらう- オオカミ自由詩404-12-11

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