光がわたしを
照らし出してくれたことがあった
悲しみの気持ちを柔らかく包んで
喜びの気持ちを明るく強調して

わたしは愛の炎に燃え立つ
永遠が現れる空の下
共苦ってなんだろう
いっしょ ....
生きていたくないひとが
生きているだけで
エライと思う

死にたいってことばにするのは
ことばにしなきゃ
本当に死んでしまいたくなるからだ

死にたいって
ことばにするのは
本当は ....
闇に突き刺した月
出臍の眼が胡座かき
入眠の淵を見張る
触れた言葉の
うっかり置き忘れた振りして
絶えず調律しながら
有り難いこと 、 

盲人ひとり切りの入場
決して赦すことなく
 ....
明るい方を見上げたら

淡い色で照らしてる
夜に深い影をつくる

自分くらい自分の言うこと聞いてあげよう
休みたいこと
食べたいこと

影が踊る
Adoみたいに
月が見ている
 ....
おいでよ
ここへ
何か一緒にうたおう
なみだが溢れるならば
もっと泣きながら
嬉しくて舞い上がりそうならば
喜びのままに
あるがまま
あるがまま
誰もこころに嘘をつかなくていい
そ ....
とほひ翳りのうちに
呼び起こされる
自分が自分であることの
記憶の奥処 、光を掲げ持ち
官能を照らし誘うもの 

最早枯れることなくずっとずっと
この上なく美しく咲き誇り続け
真っ赤な ....
親の上に胡座をかく
言い訳ばかりしている
自分のために生きることが
どういうことなのか知らない

親とは違う類
進化したと思うけれど

搾取される存在に変わりない
今すぐ立ち上がり自 ....
窓口で紙の保険証を見せました
この方、マイナンバーカードはと聞かれました
分かりません、独居の方なのでとこたえました
後見人さんはと聞かれました
後見人さんはそこまでなかなか出来ませんとこ ....
 隣のトロ取ろう
 とっ取ろう

宮崎駿監督の「隣のトトロ」の下町人情風にアレンジした映画が遂に完成。
高知劣監督 「隣のトロ」。

     ※

年金支給日に、2ヶ月に1度の贅沢、 ....
まばら 言葉の散布
ちらちら舞い続き

専ら冷え込む
この朝に 、

真っ直ぐ射し込み
放散する陽光受け
あれまっ!
西の地平遥か
くっきりにょきっと
輝き浮き出る
富士の高嶺 ....
正しい不正解
妄想みたいな過去
嘘みたいな現在
知りたくもない未来
間違った正解

やわらかく挟まれている
誰かが決めたあるべき姿
安心を得るために着ぐるみ着て
本心ゼスチャーしても ....
(なかには森と同化している人もいるのでしょうが)
 
ぼんやりと 
ほんらい人は 


森に住んではだめなのではないのだろうか 
 
最近なんとなく、思ってみたりしています
  
 ....
赤信号
ここの信号は
変わるまで長い

運転席から見やる舗道は
眩しいくらい明るい

紅葉した連なる木々が
夕日に照らされて輝く

ひらひら 
赤、黄、茶の葉が
人々の上を舞う ....
ふるえる
ふるえる
ふるさとなき
さむいさなか
はらへり
かさこそ
おちばのまい
はらへるふるえる
ぅううおぉおお
もうたまらずに
ぽわぁんぽわぁん
はずむたましい
しいんしい ....
時間は川に流れ込んで
海に注がれていった
思い出は沖の方の
船が網に集めている

オレンジ色が海面を揺らして
波の音がだんだん寂しくなる
水平線に飲まれていく太陽
思い出を吹き飛ばす風 ....
あなたがほかの{ルビ女=ひと}と
仲良さそうにしていると
ざわめきが立つ
これは嫉妬と呼ぶのだろうか
所有欲なのだろうか

愛。
ということばは
書くはしから安っぽく穢れてしまうので
 ....
胸の奥にしまいこんである
宝物みたいな想いは
大切すぎて
詩にかけない
たった五文字
ことばにすれば
安っぽくなる

このままずっと秘めたまま
赤の生命の燃え立ち
青の心魂の奥まり 
黄の精神の浸透し尽くし  

漆黒の暗闇 絶えず呑み込まれる

無限なる純白 永久なる変容へと

死と屍と干乾びた色欲の御影を残しつ
私:今日は、公という概念についてその蓄積から教えて頂きたく、思います。
公というものは建前と見栄、世間体とも違うもっと深いものだというイメージがあります。
色々な視点がありますが、例えば子供が病院 ....
あなたが指輪を外す仕草に
嫉妬と優越感の混じった
欲情が込み上げる

ギター掻き鳴らすみたいに
あなたを掻き鳴らして
クライマックスにはいかせてあげない

熱を帯びるほどに
冷酷な気 ....
 熊が人を襲ったり、飼い犬を襲って食ったりしているという。もう何代にもわたり、人里近くを寝じろにしている熊が増えているという説もあるようだ。しかし、本当のところはよくわかっていないようである。もはや以 .... また帰ってきたぞえ
ひさしぶりやね
元気にしよった?
お母さんと仲良うやりゆうかえ
約束通りに
わかばと土佐鶴のワンカップ買うてきたき
まあ、ゆっくりやりや
そうやねぇ
一年でいろいろ ....
意味など
とっくに剥がれ落ちた
この朧月夜に
墓石とあらゆる死に
花を手向け

改め新たに
極北の地から立ち上がる
自らを
ひたすら眼と化し耳と化して

何を ではなく 如何にし ....
生まれたくなかったかもしれない世界に
大きな泣き声で
生まれてきたのだから
つらいことがあったら
思い切り泣けばいい
そんなことを
普段忘れて固まってしまう
ツボに思い切り指を食い込ませ ....
ぬけられます
 と、
白い戒律の剥がれた板に
赤錆びた日本語が
合法を装ってしがみついている
 
飢えと寒さのために、
大勢の煌めくことばが死んだ
ただ夢を叶えるために、
「嘘だ」
 ....
下ろしかけていた自動シャッターのボタンをまた上げる方に押す。シロップ漬けのサクランボのような紅色をしたまあるい巨星。とても大きく膨らんだ夕日がシャッター先のひくい夕空に浮かんでいる。しばしのあいだ魅入 .... {引用=

心を鞭打つ海風を欲する日
波音もきびしく鳴り
冬が眠りにつくまえに
 海をめざす


息を荒げ 山の稜線を進みます 


遠く人知れぬ
潮騒がむかえ
曇天の 色を ....
シルフ 、涼やか
風の吹き寄せる
来る冬のすぐ手前
この小春日和に
それ 、天使の身体よ
びしっと引き締まりつ
やはらかくしなやか
朝に頂いた半熟卵の感触
未だ舌先に温ったかく残り
 ....
今も忘れぬ 懐かしき日々
我が愛し 故郷よ
ジャムの香りや ライ麦のパン
美しい緑に囲まれ
農園 農園 農園 農園 今も心深く刻まれ

時は流れて 孤独な日々
行く当てもなく 流離えど
 ....
どこへ向かうかわからない駅で
本当にひとりになったとき
何も信じられなくなったとき
ひとり遊びしながら電車に飛び乗った

お父さんを演じる
お母さんを演じる
子供を演じる
僕は私はここ ....
田中宏輔2さんのおすすめリスト(587)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
涙を守る光- 杉原詠二 ...自由詩1*25-12-7
そのままでいいんだよ- りつ自由詩8*25-12-7
門番(改訂)- ひだかた ...自由詩525-12-6
優しさ- 自由詩625-12-6
うた- りつ自由詩5*25-12-5
サブスタンスD_、ヨアケマエ- ひだかた ...自由詩425-12-5
My_Next_Life- 自由詩4*25-12-5
そういえば- wc自由詩9*25-12-4
隣のトロ- りつ自由詩3*25-12-4
昇天の朝- ひだかた ...自由詩1025-12-4
本当を失っていく- 自由詩725-12-4
熊が教えてくれたこと- 足立らど ...自由詩5*25-12-4
赤信号のあいだ- 花野誉自由詩13*25-12-3
メタルボックス- ひだかた ...自由詩5*25-12-3
時と思い出- 自由詩8*25-12-3
祈り- りつ自由詩4*25-12-3
たった五文字- りつ自由詩3*25-12-3
色彩遠近法- ひだかた ...自由詩425-12-2
公とは、誰の味方でもなく、同時にすべての人の味方であろうとす ...- 鏡ミラー ...散文(批評 ...4*25-12-2
仄暗い欲情- 自由詩4*25-12-2
熊(ツキノワグマ)について- 山人散文(批評 ...8*25-12-2
墓参り_2025- りつ自由詩4*25-12-1
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泣きツボ治療院- 自由詩1125-12-1
ぬけられます- atsuchan69自由詩15*25-12-1
幕を下ろす- 本田憲嵩自由詩1125-11-30
化石の物語- 月乃 猫自由詩16*25-11-30
ずっとずっと_ねぇ- ひだかた ...自由詩525-11-30
故郷- 鏡ミラー ...自由詩5*25-11-30
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