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午前2時の沈黙は
私を深海へと{ルビ誘=いざな}う

そこにあなたはいない
私はゆっくりと呼吸しながら沈澱する
ひかりも届かぬ真宙の海で
腕も脚も折り畳まれたように
小さく蹲り
このま ....
上弦の月 、
膨らみ帯びつ
円周描く折まで
見えるもの観入り

住む庵の翳り始め
絶えず内に雨降り頻り
濡れそぼり崩れ続け
地に 砕かれる時 

煌々と満月 、
陽の光受け取り
 ....
このコートのポケットにはまだ

約束をたくさん残しているの

果たすべきありがとうたち

それは深呼吸の幸せ
狗尾草の季節に立って

金の風の漣を聴く

東京の空は世界一のあおさ ....
詩人たちよ

詩を書くな

風になれ
新しい住居は
川のほとりだ
川と言っても濁ったドブ川の色をしている
生き物の気配はなく
夏は悪臭を放たないか心配だ

近所のスーパーまで2キロある
コンビニと薬局が側にあるだけましか
 ....
魂はどこにあったの
飛び出ちゃった僕は
目を瞑った僕を初めて見た
そして気づいてしまった

僕は死んだ
僕にしがみついて
戻ろうとしても
戻る場所がわからない

僕だったはずの体は ....
どうして『ネギよりもキャベツなのか

という問題を論じあって居たキュウリたちのうちの哀れな一つは


熱心に考えすぎて周りから意識がそれるほどだったので


気がつくと食卓への梯子は  ....
散開していく意識の束
思考も感情も意志も
ばらばらばららと
死の宴に焚べられ
さようならさよなら
嫌いも好きも私事執着
皆ぃんな何時か諦められる迄 、

雨の降り続く 容赦なく降り続く ....
万霊節の夜
 名残りの夏の 季節の扉をしめる今宵
 ここはいずこも
 森の精霊の異形の獣たちに
 あふれ
 さまよう


 Trick or treat
  Trick or t ....
あめ色のクモの子、
尽きることがいちはやく約束された、
はかない太陽の子、
古い階段の手すりに金色の糸を垂らして、
もうほとんど冬にちかい、
まばゆい晩秋の陽に透けて、
とてもちいさくかが ....
友達の死体を探している
死臭に耐えながら蝋燭をかざして
権力が被った正義の仮面に
喉を掻き切られたらしいんだ

血を流した空
明けそうにない明日
無邪気の死体が積み上がり
燃やされて天 ....
青く発光する塊が、
美しい水で鎮められる

影のない真昼、 
明るい夢の瓦礫から 
神々の失敗のかけらを拾う 
穢れた土を、 
いくども水で洗い流す 
その水がふたたび海へ還る

 ....
道道色々耐えました  だから

私は不意に死にたいです

だけど悲しい気持ちで
辛い気持ちで
寂しくてたまらなくて  そして
空腹を抱えて途方に暮れている

そんな時の不意打ちは嫌だ ....
この街は
ずいぶん私に親切だった
適度に田舎だけど
不便なほどではない
この街が好きだった

春はヴォーキングコースが
桜の花ざかり
満開のトンネル
散る桜の吹雪

夏には
西 ....
うずくまっているので


その傍らに  スミレの苗を置いた

少女は驚いたようにも
 
気づかないようにも

自在に

苗を抱きしめて帰っていった    夢の中へ

少女と神 ....
今宵 上弦、白銀の半月
すぱっと夜空に切り取られ

何度も写し取られ来た
時の打刻、垂直に

イノチのチカラの
絶えること無く

宇宙エーテル透かし彫り
思考力動が私の脳髄踏み
 ....
だって
もう
そういう
時代じゃないの

昔の話じゃね

生意気ちん
生意気まん

僕らは
こーやって
楽しんでるだけさ

あーーー

まげまげまげー

ちかごろは ....
少女の髪はいつもおかっぱだったのですが






三つ編みとリボンに憧れていました

そして隣のお姉さんのようにセーラー服を着て

無色透明ではないリップクリームをポケットに忍 ....
素直な気持ちで口づけたあと
大きな影が現れ
ふたりの前に舞い降りた

全方位から飛んでくる
砲弾は払い除けて

連れていってニケ
問題も障害も乗り越えた
愛に満ちた日常へ


 ....
荒涼と大雪原
垂直に落ち来る盾、

何ものにも靡くことなく
打刻される時の 最早誰も居ず

私ひとりの魂 ひとつ、
思考流動の奥底から

白銀の光り輝き出る
上弦の夜 呼び込みつつ ....
茜音に滲む今日のうた

滲む私の今日


さよならの藍で覆い隠し

灯す明かりの  作る

心許なさにまたは手に迫ることも

なしに船内と悟るばかりの
星のみ売る 宙に浮かぶ水 ....
あああああ
あああああ
あああああ
あああああ
あああああ

パタリ


{引用=
楽曲は下記から聴けます
https://youtu.be/wW68u58hIys?si=0fH ....
娑婆をしゃば云う可愛さ

あーもーこんな感じー

でしかない でしかない

だってメイド喫茶だから

ご主人様
今日は2万円です

僕はね
大企業だから
2万円は2000円な ....
どの人にも
一途な恋ボコろを抱けないままに
私の心を占めイェ来たのは往時の少女だった生きる糧であり源泉であり

何もかもの全てだったと
今振り返って見ても

私は少女にとってあるべき私で ....
かぜのつよい日の、
晩秋の白い寒空のした、
剝き出しのコンクリートの壁に、
ただじっと、
垂直に命(いのち)している、
垂直に命(いのち)している、
冬、
という死の季節がきわめて近づい ....
公孫樹が色づき始めた
少し冷たい朝
アイスコーヒーとホテルブレッドを齧る
冬でもアイスが飲みたい私は
自販機のコーヒーがホットばかりで
困ってしまう

秋色の街を歩けば
髪を切った分だ ....
ぽぉんぽぉんぽぉん
柏手三つ打ったなら
響き光り放ち映像となり
まぁるいまぁるぅい
円を描き返って来

肉のぶつかり戦う音
ぱんぱんぱん
掌魂の交わり喜ぶ音
ぽぉんぽぉおん
ぽゎぁ ....
自分の内側の環境
野生の声を聞け
大自然に撒き散らした
添加物の染みを抜くのは
簡単じゃない
それでもやってみるしかない

野生の発掘
問題が起こる前の
想像上の恐怖
そんなものは ....
会いたいあなたがいる
今日いる
今いる
けれど

会えないあなたがいる
今日いる
今いる

今日の意MSの子の風の吹く夢の中に


嬰児の海

夕日はきっと解けるように
 ....
悲し寂しいでは
最大公約数としてしか分らない


と言われたって
余裕あるわけじゃない
さらにポエジーも忘れずになんて


頑張ったけど

リサイクルショップから着払いで戻って来 ....
田中宏輔2さんの自由詩おすすめリスト(273)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月の子守唄- りつ自由詩4*25-11-2
聖杯- ひだかた ...自由詩425-11-2
柵__もっぷ- エヴァル ...自由詩325-11-2
詩人よ__もっぷ- エヴァル ...自由詩225-11-2
徒然- りつ自由詩5*25-11-2
魂の居場所- 自由詩525-11-2
ネギよりキャベツ___蒼風薫- エヴァル ...自由詩225-11-1
透空、ぱっくりこん(改訂)- ひだかた ...自由詩525-11-1
万霊節の夜- 月乃 猫自由詩11*25-11-1
晩秋の赤子- 本田憲嵩自由詩725-11-1
少年- 自由詩825-11-1
呪われた宝石- atsuchan69自由詩11*25-11-1
パトラッシュ__蒼風薫- エヴァル ...自由詩225-10-31
グッバイ所沢- りつ自由詩6*25-10-31
少女とそして___もっぷ- エヴァル ...自由詩225-10-31
思考ノ竪琴/EndlessRepeat- ひだかた ...自由詩825-10-31
低俗ハレルヤ- 弥生 陽自由詩525-10-31
キット.リボン___蒼風薫る蒼風薫- エヴァル ...自由詩125-10-31
ニケ- 自由詩625-10-31
思考ノ竪琴- ひだかた ...自由詩725-10-30
J・C__ペニー___蒼風薫- エヴァル ...自由詩525-10-30
疲労- 自由詩4*25-10-30
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部屋にて___蒼風薫- エヴァル ...自由詩325-10-30
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散歩- りつ自由詩6*25-10-29
アクセス・ポイント- ひだかた ...自由詩625-10-29
野生の発掘- 自由詩4*25-10-29
今いる___蒼風薫- エヴァル ...自由詩625-10-29
団子4姉妹__蒼風薫- エヴァル ...自由詩225-10-29

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