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上弦の月 、
膨らみ帯びつ
円周描く折まで
見えるもの観入り
住む庵の翳り始め
絶えず内に雨降り頻り
濡れそぼり崩れ続け
地に 砕かれる時
煌々と満月 、
陽の光受け取り
....
散開していく意識の束
思考も感情も意志も
ばらばらばららと
死の宴に焚べられ
さようならさよなら
嫌いも好きも私事執着
皆ぃんな何時か諦められる迄 、
雨の降り続く 容赦なく降り続く ....
今宵 上弦、白銀の半月
すぱっと夜空に切り取られ
何度も写し取られ来た
時の打刻、垂直に
イノチのチカラの
絶えること無く
宇宙エーテル透かし彫り
思考力動が私の脳髄踏み
....
荒涼と大雪原
垂直に落ち来る盾、
何ものにも靡くことなく
打刻される時の 最早誰も居ず
私ひとりの魂 ひとつ、
思考流動の奥底から
白銀の光り輝き出る
上弦の夜 呼び込みつつ ....
ぽぉんぽぉんぽぉん
柏手三つ打ったなら
響き光り放ち映像となり
まぁるいまぁるぅい
円を描き返って来
肉のぶつかり戦う音
ぱんぱんぱん
掌魂の交わり喜ぶ音
ぽぉんぽぉおん
ぽゎぁ ....
新月の
夜陰天空
太りつふと
現れ上弦の
半月へ向かい
少しずつ形なし
よりふっくらと
夜月の充ちて
丸くまぁるく
円を描きて
白銀の輝き響き
放ち奏でる迄に
然るべき ....
しっとりと濡れ開いて
桔梗の花の紫、いよいよ艶めき濃密に
しょぼんと萎び項垂れて
桔梗の花の蒼白、いよいよ掠れ薄れいき
秋、冬、春、夏、
秋、冬 そうして春へと
円環を閉じては ....
全ての果ての全ての果てを
物凄い速度で追い越し
光の街路を遡り
取り囲む風のチューニング
避けようもなく吸い込まれつつ
意識の奥の奥に自ら敢えて入り込む
★
いつしか此処 ....
巨大なるもの暴走する
わたしの頭のなか
知らない私の真っ白な視界
廻り巡り廻り巡り
次第唐突
つぅうと垂直
舞い落ち流出する
萎びつつ在る物抉り出し
もう用済みだと 、
....
崩壊し構築しまた崩壊し
渦巻く意識の視界の
奥深く沈み込みながら
より明るみ明るまされ
照らされ浮き出す光道の
明日にだけ向かい伸び拡がり
この肉身の今にも崩壊し構築され
何れ完璧に滅び ....
降ってきた
背筋にどすんと重み持ち
僕の母親いきなり降って来た
真夜中のまん真ん中で
避けようもなく
この同仕様も無い重み
どすん 、どすん
そうして兄貴も親父も
ぼんやり ....
夏が終わっても
波打ち際の闘い滔々
オトコのオンナの
それぞれの輪郭
互い際立たせ
タマシイの
自らを生み出した優しさ厳しさ
知らぬうちにごちゃ混ぜ煮込み
(昨夜は寒い寒い一夜だっ ....
戻っていきながら進んでいく
今をみれば百一歳の石っころへ硬化し
見ず知らずの人に蹴飛ばされては
しなやかに躍動する天空の放物線なし
人生に水を愛情を捧げ遣りながら
青く濃くなる天 ....
早朝に起きれば外は曇天、
慢性的な肉身の痛み蘇り
己、胡座かき背筋伸ばし
ゆっくりゆくり瞑目すれば
意識の視界の次第に明るみ 、
遂に今のいよいよ
黄金に充たされ
煌めき溢れ返る ....
葬送の夕も誕生の朝も
照らし出す青の余韻
味わいながら
また更けいく時刻み込まれ
只 死者からの
グッド・バイだけ
聴こえて
始まるんだろう、
燃え盛る美しい和音を
奏で重ね ....
円を描き力動し続け
重ね重ね繰り返し
意志し自由に身を委ね
私の意識の向かいから
また内側から溢れる如く
黄金に充たされ光り輝き
ながら思考運動いつしか
縦刻み不断に打刻され
....
あの夏の日から時間の止まり
朝霧晴れた今日の一瞬の開けに織り込まれ
たけし起きろ森へ行くぞと兄からの柔らかな呼び声
遠い道程の時の運びを遡行し眼前に響き拡がりつ
兄に導かれ入り込んだ森の木々 ....
かなしみの
おっぺけぺっ
いまんとこ
しらんぷりして
もらい
なんとか
いきつづけて
あなほりあなほり
どんどこしょっ
うたをうたい
はなしすら
しはじめた
しこう
のうずい ....
外から押し寄せ来る
肉身物質自然の
因果必然
ではなく 、
内から湧き出る
魂の霊性なる律動を
ぐわぁんぐわぁん
掴み取る
意識の私の行為にこそ、
真なる自由の在りと
....
朝に外に臨めば
草木達の揺れ
ゆらゆらら
歩き進む足
ずんずんずん
吹き抜ける涼風
さやさやや
囀る鳥の声
ぴゅるぴゅるぴぃ
薄っすら陽が射すなか落ち葉が舞い始め
あれほど豊潤 ....
避けるべくも無く襲い来る
大嵐のうねり大海の高波
胸奥の十字架高く鋭く
血飛沫散らし魂の宙空へ
持ち上げられ解き放たれ
大破する小舟跡形もなく
赤々と染まる異様な大空に
幾筋も亀裂入れ次 ....
時刻の五時過ぎ
帰宅途中の
夕焼け大焼け
立ち止まり
見入り魅入られ
呑み込まれ
身も心も
真紅に染まり
帰宅すれば
瞑目する私の
幼少時、
幼稚園を辞め
野犬達引き連れ
ひ ....
光り輝く大洋の
視界なめらか滑り出し
何処までも何処までも
伸び拡がり揺蕩いゆくを
見守り続けるだけの
静まり返った眼差しが
意識の軒先で雨宿りし
もういいだろう
いけ、いけ、いけ ....
ことばのひかりのおびにつつまれ
どこにいくのかいくえしらずのままに
ひびきたえずたえぬままあたたかなぬくもり
握り返して来る最後に吐いた 、あなたの息
すべて色褪せ消えて
至高の想いだけ
思考し続け渦巻いて
この今にとぐろ巻き
恐れることなかれ
揺るぐことなかれ
すべて破壊され
また生まれ始まりいく
と 、
今に至り中程を
....
帰宅途中の
夕焼け大焼け
歩み進む人たる私に
余りに余りにも物凄過ぎて
深紅に染まり呑み込まれ
なのに未だ森の木々たち
黙々泰然自若大地に根付き
、
けれども帰宅し
瞑目 ....
火を噴き上げる光の視界
耀き溢れ縦廻り横殴り
蒼白き色合いに至り
揺らぎなだらか
滑らか悩ましい
インタールード
今の私を此処まで運び
木霊し轟き沈み込み
この手脚運び動かし
己が肉 ....
そんなこたぁ聖書に書いて無い!
今迄に至り、そう何人かの
信心深い詩人さんやら芸術家やら
実際に会ってみて びっくらこ
この世界の現実出来事に即し
観察し思考力動働かせ
自らの内か ....
この秋に入り
深い紫の桔梗の蕾、
ふっくらぷっくら
少しずつ膨らんで
今朝に弾け咲き開き
これかい?
うん、これってば!
わたしの中の巨きな何かの
渦巻きながら頷き あゝ
わ ....
親友との深い絆の
突然一方的に切断され
追放されて初春の雪国
ふらふらいつしか
大雪原に彷徨い出て
ふと唖然 立ち尽くす
己に押し寄せ来る
遥か聳え立つ雪峰の
荘厳にして安らかな頂 ....
田中宏輔2さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(49)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
聖杯
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-11-2
透空、ぱっくりこん(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-11-1
思考ノ竪琴/EndlessRepeat
-
ひだかた ...
自由詩
8
25-10-31
思考ノ竪琴
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-10-30
アクセス・ポイント
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-29
変容する意識
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-10-28
秋の想い/私と云う舞台
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-10-27
はい!VISION_
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-10-26
点火
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-10-25
ディープ・キス
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-24
うんめいふくごうたい
-
ひだかた ...
自由詩
4
25-10-23
すぴりちゅあるわぁるど
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-10-23
宙宇の石っころ
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-10-21
戻りいく意識の朝に
-
ひだかた ...
自由詩
6*
25-10-19
夜陰、抉り来る重みに充たされ
-
ひだかた ...
自由詩
8*
25-10-18
ピーナッツ・ガム(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-17
遡行し移動し続ける原光景
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-16
筆記体で活かして_、もう_Flowers_of_Romanc ...
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-10-15
ファアアっ苦っ_?
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-10-14
結ばれる想い
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-14
小舟/the_end_of_the_story_
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-13
WONDER2✽/『大台風二十二号,,』)本編
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-10-12
没落からの上昇
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-10-11
プネウマ
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-10-10
意識の光点、エキス
-
ひだかた ...
自由詩
7
25-10-9
大台風二十二号,,前振り
-
ひだかた ...
自由詩
6
25-10-9
グライダー
-
ひだかた ...
自由詩
6*
25-10-6
無い!ー◯ー\…信心深いアーティストと実際会ってみたら(改訂 ...
-
ひだかた ...
散文(批評 ...
5*
25-10-4
ウィンク
-
ひだかた ...
自由詩
5
25-10-3
此処まで来れば/To_Here_Knows_When*
-
ひだかた ...
自由詩
7*
25-10-2
1
2
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