夜来風雨の声に耳を澄ませている
さざんかは
桜よりは強情だから
簡単に散りはしない
容易く咲かない分
しぶとく咲いている
遅咲きの矜持とでも言うべきか
真冬の灰色めいた色彩の町で
紅朱 ....
枯れた枝をゆする風が 
夢を失くした鉛色の砂を運ぶ
砂は吹き溜まりに積もり
赤いガラスの粒が、 
虫の死骸や 
いつかの木の実、 
藁、
埃や毛玉とともに絡まる 

やがて畦道を転が ....
冷気で顔が痛い
町中のベランダにも
深い冬が来ている

ベランダから見える星
近視の私でも見える星

見惚れて
寒いのに部屋に戻れない

あの人も見ているといいな

勝手な ....
私は病気が治って
元気になった
だから何でもやれる

私は眼が治って
視界が確立された
だからどんな情報も
受け取りやすい

私は人が好きになって
コミュニケーションに上達した
 ....
野蛮極悪の極み
未だ時として暴れ
魅入られながらも
野生の荒ぶる明るみ
意識の光り輝きに
蓮華炸裂する本能の
地下へ更なる高みへと
光り輝く意識で照射させ

想起の途を遡行しながら
 ....
車窓を風景が流れていく
ラーメン屋の看板が見える

愛を探し続けて
生きてきた

保存のきかない生と思った
だけれど間違っていた
いつも待ってくれていた
私の核もすべて
失われなか ....
汚れた道を
歩いていたら
ある日
清浄な道へと
招かれた

愛の心に
汚いものは
ひとつもない

だから私は
六根清浄
恐るべきは
地球外生命体より
地球内生命体

欲の剥き出し
粘着質な涎が
蜘蛛の巣みたい

その間をすり抜けて
荒野を行く

ただ素朴に生きることが
難しい時代に


{ ....
 近年、日本の現代詩は「衰退した」「読まれなくなった」と繰り返し語られてきた。しかし本稿は、この通念に異議を唱える立場を取る。問題は詩的言語そのものの力の消失ではなく、詩が機能する社会的・制度的な場の .... 私の頭は終わりのないルービックキューブ
ピタッとハマる瞬間を探している

朝起きて、服を着てピタッ
顔洗い、飯食ってピタッ
話して、落ち着いてピタッ

腑に落ちて、納得し続けることで、落 ....
小夜ふけて
くちづさむ淡いメロディ
もう会うことのないひとを想っている
最初から知っている気がした懐かしさ
一挙手一投足
しみじみと愛おしい
遠いお星さまになってしまったひと
覚えている ....
起こることの
起こるべくして起き

この地この営みに
時代の去来もたらし

冬に凍える墓石こつこつと埋め
透きとほる哀しみ残響最中にも

内なる宇宙の想い不断に在らしめて

私の ....
在る春の日のこと


泉から女の人が姿を表すから


嘘を答えるようにと

茶色の小鳥が教えてくれた

何も代償を求めずに



言われたとうりに
一番尊い値のそれを
 ....
神様の絵筆からこぼれ落ちた

茜色にあやされて

泣きそうになるのを

子供らしい頬のあどけなさに

家路に背を向けたことなかった

鳥の立つ空を見上げながら

本当は自力で
 ....
サンタのふりした
あなたから受け取った腕時計
どこにやってしまったのだろう
大切にしていたはずなのに
いつの間に失くしていた

思い出が胸をノックしている
記憶の断片がチクリと刺さる
 ....
私は

花火大会の

幻の

花火の
音を

聞いて

いました




とても



綺麗だったよ
竪琴は
夜の
蒼白な
印象の前で
自分の理想的な
藁を弾いている

音は
明晰な鳩たちよりも先に濡れ
可憐な
仮設住宅の
ランプを交換した

それは寓話である

寓話とは ....
いくら賭ける?
永遠を賭ける

負けたら?
死ぬだけさ

相手は誰?
世界さ

勝つ見込みは?
半分くらい

灯を作り上げた人は
幸いなるかな
私にもその祈りを
分け与え ....
すべてはよくなったよ
それでもさ
これから遊べるさ

悲しみの中でも
喜びの中でも
すべては現実の複雑な関係

それを裏切ることはないさ
共に在って
共に生きるなら

人であっ ....
不和も雨にとけて
メレンゲになる
わたしたちはサンタを迎える子ら
長き夜に
鈴を鳴らしてやって来る

静かな雨のクリスマスイブ
一年ぶりの聖夜

雨も上がった
待っている間に
風 ....
なんの飾り気もない侘しい食卓
無限ピーマンと目玉焼きと味噌汁
どしゃ降りの雨なので
スーパーは諦めた

♪きよしこの夜

氷川きよしさんですか
とひがんでしまう

どしゃ降りのクリ ....
サバンナの夢を観る
じかんほどけて
とけていきながら
大草原に身を潜め
自分の居場所
改め探し求めて

ひろやかひらがる
くさはらの
うなりよせる
ひかりのなみたち
おくまでずっ ....
体を洗うのに
ずっと使っている
赤箱の石鹸

気づけばストック切れ
急遽ドラッグストアへ

棚には青箱ばかりで
赤はない

二軒目で
ようやく見つかる

当たり前にあると思う ....
腐った無邪気が口角を上げた
未来をゴミ屑にしようとしている
どこに希望をもてばいい
次から次へと顔を出すモグラに
なす術もなく失望している

間違いだらけの選択が
止められない運命を招く ....
今朝はどうした? 雪は降り、空は晴れ
出かける頃、日暮れには
街はキャンドル オレンジの灯が灯り
皆、愛でるは 今宵、クリスマス

O-サイレントナイト O--ホーリーナイト
アメリーメリ ....
雨の夜
空は暗い
しとどに濡らす音のみあり

愛は風
風吹き渡る海
海からさかのぼる魚が
源流へ帰っていく

雨の夜でも
知っているか
お前は何も間違っていないと
すべての存在 ....
「まつとおね」NHKBSプレミアムステージで吉岡里帆ちゃんが二人芝居を演じていた。会場は昨年被災した能登演劇堂だった。
放送の終わりに僕の大好きなクラシックのピアノ曲が流れてきた。題名を忘れてた ....
白雲の振る舞い天空の宴
ゆったりゆるやか
仰ぎ観る我に捉えられ

明日もまた晴れ晴れ冬一時の平穏
瞑目視界の薄紅に染まり冒され

死の際から引き戻される迄の光景
寒風に曝されぽっかり浮 ....
ゆふかげ柔らに溶け出して
思い出る寂しさよ
ひと恋しさに涙する

鴉は友を呼ばひても
友の姿はあらずして
ひとり山へ帰り来む
巣立ちも終へし後ならば
ただ眠るため目を閉じぬ

ひと ....
私は

花火大会の

幻の

花火の

dとを

を聞いていました

とても綺麗だったよ
田中宏輔2さんのおすすめリスト(833)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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