すべてのおすすめ
没落にはすべて神話がある、 冷たい風に吹かれて枝から剥がれ落ちてゆく、いくつもの枯れ葉、オヤジのハゲ頭にも夕陽が宿って、みずからもまた夕陽となる、髪髪(神神)のたそがれ、没落にはすべて神話がある。  葉ずれがざわめき
          あれは風の悪戯だろうか

枯れ松が雑木林に姿をかえて
翠波はうつろう闇に身を隠している
湿気を帯びた月のない夜には
点字を探るように
朧気に支 ....
ケモノ時代は見せていた
裸を隠してニンゲンを構築した
心まで隠し始めて
ニンゲンは複雑になってきた

ところがケモノ時代に隠していたはずの
ワキやVIOはツルンと露出して
恥ずかしくない ....
花ってさ
何でこんなに綺麗なんだろうね
だって
鳥とか虫とか引き寄せるだけなら
こんなに綺麗に咲く必要なんか
無いわけじゃん?
それなのに
まるで鑑賞されることが解ってるみたいに
創ら ....
{引用=「空」

空は
じぶんがはれていることをしらない



「波」

舟をもちあげる海の肩は
やさしい



「朝」


朝は
記憶の無い夜だろうか


 ....
季節の時の今だに刻み込まれ移り変わり
奇跡と澄み渡り何もかも透明な視界
何一つなくなり(在るだけ只くっきり)

彼岸と此岸に橋架かるこの一時 、

晴れ渡る透空の下に子らの声木霊し
森林 ....
夢の中で夢を見る、これから彼女に会いに行こうとする夢の中の夢を見るけれども会いに行こうとしても準備に追われてなかなかすぐには会いには行けないそんな夢の中の夢を見るそんな必死に会いに行こうとする夢の中の .... 緊張のあまり食欲がない
かろうじて飲み物は喉を通るが
それだって
冷たいアールグレイだけだ
いま、アイスコーヒーを飲んだら
吐いてしまうだろう

出兵を待つ兵士は
こんな胃が麻痺したよ ....
一つ目のセキュリティは解除された
唇と呼吸を合わせて
少しずつ下がっていく
この手が二つ目を狙う

文字文字している
迷いのあるセキュリティ
手が届きそう
露わにしちゃおう
すべて見 ....
「消しゴムのかす」

身を{ルビ捩り=よじ}切り小さく{ルビ蹲=うずくま}るように
春の日差し射す
昼ひなかの教室で

目立たぬよう
自分の中の
誤りの渦巻きが
何処かへ滲み出さぬよ ....
{引用=「お金」

お金のようになりたい
お金を沢山欲しがりはしないが
お金のようになりたい


「あなたに」

なにか言おうとして
だまる
そんな事たくさんあったでしょう
ぼ ....
この世の想わず一気に澄んで
夜を覆いうねり拡がるビロードの
見えず聞こえず只々観える聴こえる
私の内に 私の思考であると共に
この世界宇宙の思考する
糖尿病のやつが俺に言った。
「好きなもんを我慢して長生きするより、食べたいもんを食べたいだけ食べて、早死にする方が良い」
ごもっともだと俺は笑った。考えたことがあるかい?何のための長生きで、何のた ....
突然のことで
あたし顔が非きつった
契約更新無しで終了
長期勤務を求めていたくせに
あたしどこか悪かった?
仕事丸投げ嫌だったから
派遣会社を通して言ってもらった
それがいけなかった?
 ....
一年に一回するかしないかの化粧
去年買った化粧品は
10年くらい使えそう

ちゃんと痩せて
ちゃんと化粧したら
綺麗だよ

と、言ってくれるひとも居はするが
何でそこまでしなきゃいけ ....
秋風が記憶を連れてくる

夢の中の貴方を手離し難く
朝の寝床から起きあがれなくなる

福島駅で別れてから
毎秋そう

別れを告げたのは私だけれど
きっと神様が私を
貴方から遠ざけた ....
思い切って髪型を変えたのどう思う?
こっそりアイシャドウ変えたの気づいてる?
何か言ってほしい
あなたの好みでなくても

ふとしたとき思い出す
あなたとした何気ない会話
目の奥が笑ってい ....
限り無き深みから浮き上がって来る
透明に澄んだ水音を聴いて居る折
天空の果てしない青、只々アオ
肉身の落下と共に目覚める魂の
自らの時の瞬間切り開き
ステージ上がれば上がるほどに
ステージ ....
     BLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACK
     BLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBL ....
終末時計が進んでいく
気づかぬふりして笑ってる
灰を運ぶ雲が
もうすぐやって来る

神などいない
権力があるだけ
知らないうちに
飼い慣らされてる

目を覚ませ
何に金を注ぎ込ん ....
おばあちゃんの亡骸
白布団に横たえられて
足裏滲み淀むオレンジ色の
ゆうらゆら 、ゆうらゆら
揺れ動くのを見入りながら
漆黒艷やかな毛並みの
金の眼をした愛猫、
いつの間にか居なくなるを ....
爪切らねー
歯を磨かねー
風呂入らねー

私、動物なんで。




鬱で引きこもる時は、これでいーのだ!
十日ぶりに髭を剃ろうと思う
再び、のっぺりとした顔が現れるのだが
秋のイネ科の、メヒシバが生い茂ったような
このむしゃくしゃ感が鬱陶しくなった
そもそも髭を剃る習慣はなく
部屋が散らかると片 ....
刀という字を
刃に変えて
忍ぶ心よ
耐えよと哭くか
折れてもかまわぬほどに
意を込めて

乾坤一擲

明日を変えよと
この一楔
天に放ちて
祈りへと成せ
―――― 寝床にもぐりこんでくる寒さに 
猫たちの寝息は、
安堵のぬくもり

朝霧の涼に
季節が書き留める
秋をあつめる

忘れ去られていた 彩を
想いだし
少しも変わらないは ....
灰が降る空
終末の鐘が鳴り響く
血飛沫みたいな
赤い虹

生き残ることの残酷さ
滅んだものに感情はない

虹の麓を探す
そこにきっと埋まっている
あなた

生きる苦悩
噛みし ....
自らの思考の外縁を廻り巡り
すっと入り込みつ中核へ至れば
自らの思考の力動そのものと化し
その勢いの正に鼓動打ち脈打ち
意識の明るみ耀き増して

私の脳髄後部に刻印される
思考力動そのも ....
知ってる?
運命の糸ってね、
1本じゃなくて
たくさん
何十本もあって
途中で千切れた糸もあれば
何本か絡まった糸もあるし
ちゃんときれいに繋がってたのに途切れた糸もあって
だからね
 ....
その笑い、
落ち込みも、熱い鉄のようにねじ曲げて、
生命力へと変容させる、
その奇天烈で、きわめて強力な磁場、
その者の内側から湧き出させる、その確かな認識と自信、
本当にこのままどこか遠く ....
田中宏輔2さんの自由詩おすすめリスト(276)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
没落- 本田憲嵩自由詩625-9-25
髪神- 本田憲嵩自由詩425-9-25
『exist's』~霧子の朝に- 洗貝新自由詩8*25-9-25
バランス- 自由詩825-9-25
神さま。- りつ自由詩5*25-9-25
メモⅷ(短詩など)- 道草次郎自由詩525-9-25
森陰の光- ひだかた ...自由詩425-9-24
夢の中で夢を見る- 本田憲嵩自由詩1025-9-24
空が笑ってる- りつ自由詩3*25-9-24
H- 自由詩425-9-24
メモⅶ- 道草次郎自由詩625-9-24
メモⅵ- 道草次郎自由詩525-9-23
五行歌、未だ秋の来たれば- ひだかた ...自由詩625-9-23
Risky_(ホロウ・シカエルボクさんよりインスパイア)- りつ自由詩4*25-9-23
非非非- 自由詩7*25-9-23
化粧- りつ自由詩4*25-9-23
秋影- 花野誉自由詩14*25-9-22
あなたの瞳- 自由詩525-9-22
秋、想い- ひだかた ...自由詩5*25-9-22
抽象画詩:Composition_1:BLACK_SQUAR ...- 月乃 猫自由詩6*25-9-21
もうすぐ雨- 自由詩7*25-9-21
お祖母ちゃんの骨- ひだかた ...自由詩525-9-21
人間なんて、ららら- りつ自由詩1*25-9-21
髭を剃ろうと思う- 山人自由詩6*25-9-21
乾坤一擲- りつ自由詩3*25-9-21
秋穫祭- 月乃 猫自由詩13*25-9-20
虹の麓- 自由詩825-9-20
直観的思考体験/エーテル宙宇の辺縁から- ひだかた ...自由詩625-9-20
- りつ自由詩3*25-9-20
人志松本- 本田憲嵩自由詩625-9-20

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