あべこべにくっついてる
本のカバー、そのままにして読んでた、ズボラなぼく。
ぼくの手には{ルビ蹼=みずかき}があった。
でも、読んだら、ちゃんと、なおしとくよ。
だから、テレフォン・セックスは ....
足りないということは、あるもので補うということ
そのための創意工夫をするということ
不満があるということは、満足までの道のりの楽しさがあるということ
不満なき人生は、虚しい 道のりなき人生は悲し ....
ラララ….ルルル…..
青いジャージ着て、なんになる? ラララ...
スポーツで怒りを発散する。 ルルル...
スポーツで怒りを発散して、なんになる? ラララ....
問題を対処的に解消す ....
今日は休日。施設長管理人と利用者で、トンカツ屋と珈琲屋にお出かけ。
「休日にここまでサーヴィスをやるのは、ここだけ。通常利用者に勝手にやって貰ってる」
と、施設長と管理人。その勝手にやる自由を塞い ....
これまでSNS上で過去については多少語ってきた。
最初ネットで文を書いていた時自分がなにであるか書かずに音楽についてのコラムを綴っていた。
統合失調症として福祉施設に通っていること。それまでに家庭 ....
ちっともさびしくないって
きみは言うけれど
きみの表情が、きみを裏切っている。
壁にそむいた窓があるように
きみの気持ちにそむいた
きみの言葉がある。
きみの目には、いつも
きみの鼻の先 ....
えー、歳をとるということは段々存在が軽くなっていくということで、私のような人間にとっては大変身軽でいいもんだと言う時代がやってきたとも思うのですが、うー、やれ事業所を辞めたいと言い出すんでも、
「辞 ....
こんなこと、考えたことない?
朝、病院に忍び込んでさ、
まだ眠ってる患者さんたちの、おでこんとこに
ガン、ガン、ガンって、書いてくんだ。
消えないマジック、使ってさ。
ヘンなオマケ。
でも ....
冬の窓辺に立つ
枯木立の間から
キラキラ笑いながら
転がり出てくる子供達
寒そうな雲間を
名前も知らない鳥が
矢印になって渡っていく
冬の窓辺に立つ
だぶだぶの
....
カマキリのハーモニカが落ちていた
とても小さなハーモニカだった
むかし見せてもらったものと
同じ形をしていた
困っているといけないので
姿をよく見かける草花の側に置いた
数日後窓辺 ....
プリンス風味のギター。
ディーヴォのヘンテコ。
ユニコーンのユーモア。
とんねるずのコミックテイスト。
シャネルズのコーラス。
オーティスのシャウト。勿論清志郎風味でもある。
曲展開の激し ....
灰白のコンクリート剥き出し
絶えざる空爆に崩れ落ち
ひたひたと歩み入る
自らの内部の裸形の現に
善きもの美しきもの
霊性の花束を
自らの意志を以て投げ入れんと
破水し獣声荒れ狂う乱打 ....
赫赫たる蒼穹に舞う翡翠の影、 羽摶き一閃、風を裂く翮の響。 風韻濃密なる虚空に、その声は如き翡翠琴の奏。 哢声は黄鐘調に流れ、 万象の縫い目を紡ぎ、永劫の詩篇を描く。蒼茫たる雲海を翔けるそれは、 神霊 ....
立憲民主党の悪口を書いて気持ちが良くなるかというと、そんなことは無いので避けたいのだが、人格破綻者と関わってきた自分としては避けられないとも思うので、書く。
立憲の、野田、小川、小西、米山、 ....
大岡 信先生のもっとも印象的な思い出は、ぼくの目をまっすぐにお見つめになられたその大きなお瞳です。その先生とはじめてお目にかかったときに、つぎのような言葉のやりとりがありました。先生が、「きみが ....
先生にはじめてお目にかかりましたのは、もう十年ほども前のことになりましょうか。ユリイカの新人に選んでいただいた年のことでした。場所は、新宿の駅ビルにある PETIT MONDE という喫茶店の中でし ....
あるとき、atom、つまり、「原子」という言葉が、ディキンスンとホイットマンの二人の詩人の詩に使われているのを発見して、これは、おもしろいなと思ったのである。それというのも、当然、この二人の詩人 ....
一行目が二行目ならば二行目は一行目ではないこれは偽である
二行目が一行目ならば一行目は二行目であるこれは真である
三行目が一行目ならば二行目は二行目であるこれは偽である
四行目を平行 ....
「地底者の花」
怯えているものがあったのだ
それは今でも思い出すと悲鳴を上げたくなる
その苦しみは私だけだと思うほどであった
そこには花のようなものはなかった
蝉の鳴き声が聴こえるばかり ....
いま、わたしは、西院というところに住んでいるのだが、昨年の三月までは、北山大橋のすぐそば、二十歩ほども歩けば賀茂川の河川敷に行けるところに三年間いた。その前の十五年間は、下鴨神社からバスで数分の距離 ....
{ルビ形象=フオルム}を一つ一つとらえ、それを書物のなかに閉じこめる人びとが、私の精神の動きをあらかじめ準備してくれた
(マルロオ『西欧の誘惑』小松 清・松浪信三郎訳)
言葉ができると、言 ....
人生を捻じ曲げる、
まっすぐに終わりへとむかう
ひどく短絡的な直線を
乱暴にぐいっ、と曲げる
きっと皆は、この僕が
まっすぐ進むと思っていただろうな
でも突然、進路を捻じ曲げたから
....
ロマン人は、馴れ合いを嫌う。
簡単に許されることを、嫌う。
マロン人は、馴れ合いを好む。
簡単に許されることを、好む。
そんな両者にとって対立を深める時代が、やってきた。
えーがな狂の時代だ ....
「私の生涯を通じて、私というのは、空虚な場所、何も描いてない輪郭に過ぎない。しかし、そのために、この空虚な場所を{ルビ填=うず}めるという義務と課題とが与えられている。」(ジンメル『日々の断想』66、 ....
悪夢を見る男がいて、そんなの勝手でしょとなる
悪夢を見るのは人の勝手だから、そんなの勝手でしょとなる
本当に、そうだろうか?
本当に悪夢を見るのは、その男の勝手だろうか?
男の名前は浅井龍 ....
どこで夜ははじまるのだろう?
(リルケ『愛に生きる女』生野幸吉訳)
夜は孤独だ
(ブロッホ『夢遊の人々』第三部・七七、菊盛英夫訳)
めいめい自分の夜を堪えねばならぬのである。
(ブラ ....
炬燵に潜った黒い詩のかたまりを蹴とばした
かたまりは、黄色く悲しい柄の炬燵布団を這い出して
畳に埋め込まれたトランジスタの蜜を指で掬った
雪と雨の雑じった空の涙を、吊し柿はただ見ている
正 ....
──韻律と、それを破壊するもの/詩歌の技法と、私詩史を通して
ころげよといへば裸の子どもらは波うちぎはをころがるころがる
相馬御風の歌である。それにしても、「この音は何だ」( ....
きみの王國と、ぼくの王國を秤に載せてみようよ。
新しい王國のために、頭の上に亀をのっけて
哲学者たちが車座になって議論している。
百の議論よりも、百の戦の方が正しいと
将軍たちは、哲学者たちに ....
なぜ 巡り合うのかを
私たちは何もしらない
「糸」中島みゆき
言葉にリズムとライムを求めて怨霊を封印しようとしてきたのは日本語だけではないけど東洋の島国という地政的な環境と ....
室町 礼さんのおすすめリスト
(290)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
泣いたっていいだろ。_
-
田中宏輔
自由詩
13*
25-2-16
貧乏
-
鏡文志
自由詩
4*
25-2-15
ラララとルルル
-
鏡文志
自由詩
2*
25-2-12
ナレーション魂②_芸術は広い意味で、現実に則したお花畑でいい
-
鏡文志
散文(批評 ...
2*
25-2-11
生活があれば、SNSで反応がないぐらいで荒れない
-
鏡文志
散文(批評 ...
3*
25-2-9
かきくけ、かきくけ。
-
田中宏輔
自由詩
11*
25-2-9
長男への2年後の追悼儀式用台本
-
鏡文志
散文(批評 ...
2*
25-2-7
『グァバの木の下で』というのが、そのホテルの名前だった。
-
田中宏輔
自由詩
9+*
25-2-2
冬の窓辺
-
夏井椋也
自由詩
11*
25-1-31
届くもの
-
たもつ
自由詩
3
25-1-30
自作品「デタラメなるエダマメ」についてと近況報告
-
鏡文志
散文(批評 ...
3*
25-1-29
詩想、浜辺にて_
-
ひだかた ...
自由詩
10*
25-1-29
衒学鳥
-
中沢人鳥
自由詩
3*
25-1-28
「クレクレ星人の独り言_26」
-
ジム・プ ...
散文(批評 ...
2*
25-1-26
まっさらな直線、「凧の思想」_──大岡_信のこの一篇
-
田中宏輔
自由詩
11*
25-1-26
de_verbo_ad_verbum_/_nihil_int ...
-
田中宏輔
自由詩
11*
25-1-22
語の受容と解釈の性差について──ディキンスンとホイットマン
-
田中宏輔
自由詩
10*
25-1-19
百行詩
-
田中宏輔
自由詩
11*
25-1-19
地底者の花
-
林 理仁
自由詩
3
25-1-16
THE_GATES_OF_DELIRIUM。_──万の川より ...
-
田中宏輔
自由詩
9*
25-1-15
LET_THERE_BE_MORE_LIGHT。_──光の詩 ...
-
田中宏輔
自由詩
9*
25-1-14
し
-
atsuchan69
自由詩
24*
25-1-14
ロマン人とマロン人
-
鏡文志
自由詩
4+*
25-1-12
WELCOME_TO_THE_WASTELESS_LAND。 ...
-
田中宏輔
自由詩
9*
25-1-12
悪夢
-
鏡文志
自由詩
4*
25-1-9
IN_THE_DEAD_OF_NIGHT。──闇の詩学/余白 ...
-
田中宏輔
自由詩
10*
25-1-8
青い涙
-
atsuchan69
自由詩
15*
25-1-7
ATOM_HEART_MOTHER。
-
田中宏輔
自由詩
13*
25-1-4
王國の秤。
-
田中宏輔
自由詩
13*
25-1-3
耳を澄ませばまた詩と巡り合えるのだろうか
-
足立らど ...
散文(批評 ...
4
25-1-3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10