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あおはるの紙飛行機が飛ぶ海辺、はるかにイルカと人魚がお遊戯
風も舞う、街が守ってくれるのは砂漠の白砂に埋もれた歌声
死ぬのなら死ぬまでに二度夢をみて一度はかならず失う純血
....
夜に、心が、透けた。
僕らはいつだって泳ぐ魚のように、
自由に青い空間を跳ね回るんだって、
べつに日々の暮らしを守るなかで、
そんな風でいることがあたりまえだと思っていたよ。
....
(教会のまえで佇みうたう歌)
寂しいから、
満月の夜、吠えてみる
このバカヤローとじぶんに向かって
懺悔って
なんだか値打ちがあるみたい
その小部屋では罪さえ消える
....
あたま撫で
られて頰そめ微笑むわ
あたしの心をみないで眼をみて
あたたかい
愛がそろそろ終わりそう
お願い冬には切り出さないでね
ふもとには
雪解け水が走 ....
声が、
汚くて、
歌うことを諦めたのに、
こどものころに。
今になって、
歌、歌いたく、なってしまうなんて。
水面に、
やすっぽい宝石が浮いている、
ので、
やす ....
目を、
合わせなかったのは、
嫌いって言われるのが
怖かったからではない、
ただ、あなたの瞳をみるのが
恥ずかしく………
時は流れ、
想い出は、
その優しさに連れ去 ....
右の頬を打たれたから
左の頬を差し出したら
あの悲しい大統領は
病気だったと謝って
誤りだったと謝って
涙を流してくれるのだろうか?
どこまで許してあげれば
あの人の心の深い ....
夜あるく
桜の木の下つなぐ手に
困る優しい横顔が好き
恋したら
天使になれると聴いていた
大人になんかなりたくなかった
あたたかい
恋の調べがこの部 ....
幻の虹をみた夜、
好きすぎた昔を求めた
ほろ酔いの君の瞳は
幻の虹をみた夜、
叶わないよこしまな夢を
叶えたいとだれに祈ればいいのか
それさえも忘れてしまったという
びし ....
朝焼けに
まだ消えてないうすい月
小さな花の
香りがしたよ
いつまでも片恋なのは切なくて
好きを飾って
リボンにします
バカヤロォと
酔って泣いちゃう春の夜
もっとい ....
春風は
千年前も吹いていた
桜を散らしてビル風は吹く
悲しみを
じっとして聴き耐えている
時間よもっと速く流れて
ゆうれいの
フリをしている月を見て
指さし ....
漂うみどりの匂い
空の色まで降り落ちるような
雨の上がった小高い丘の春は
草の上に寝転んで
新緑
の匂いにむせかえる
むずかしく
考える必要はない
夕焼けの空、夕 ....
春なのに
さみしい歌が聞こえるなんて
いうなよ
風に舞い散る
花びらが落ちたら
その音が
さみしい気がするなんて
いうなよ
まぁ、
春は陽気で
でもさみしい
けどね
....
いまよりも
やさしい気持ちになりたいな
ひとにやさしいひとになりたい
べつにいま
幸せなのかはわからない
だけど不幸ぶりたくはない
もし僕が
綺麗な鳥なら照れなが ....
《愛って書いて(君の名)と読むよ》
ゆび伸ばし
綺麗な冬の空の月
触れて「大好き、姫さま」と泣く
《月の光があたたかいんだよ、ね》
透きとおる
あの ....
運命の人を見うしない
いろんな街を探して歩いた
べつに一人が
辛い訳でもなく
その人に二度と逢えないそれだけが
怖くて
あの頃
どんな目をして
ほかの人のことをみていたのだ ....
ペンギンの
夢をみながら濡れている
頰と枕に朝、気がついた
雨音が
安心させてくれている
今夜は嫌じゃない、眠ること
「恋に落ちた
君がバカなんだよ」と言 ....
こんなにも
好きになるなら初めから
そうだと教えておいてよ、神様
遊びだと
割り切れている恋愛を
したはずなのに想いは、つのる
好かれてる
君だったのにいつのまに ....
愛を呑ませて
殺すつもりか
そんな嘘では
死なないよ
愛のカーテン
閉め切った窓
良き香りする
君の髪
好きすぎるのが
罪だとかいう
くれない愛に
嘘をつく
....
恋すると
どの子も光る咲きかけの
ブーゲンビリアをそっと心に
罪の目を
消せない恋の季節です
明るく嬉しいだけでない闇
一番に
幸せ色を感じたの
君への想い、駆 ....
夕陽が沈むときの寂しさを
木枯しが吹く歩道橋で立ち止まり
みた
のは、今日がこの街を
出てゆく冬だから?
小雪も、降らない
つまびらかにされた
ただの爛れた愛の部屋を ....
好きな小さな白い花の話をして
通じないのがあたりまえだと
知ってるのに
それが通じたときの
まるで透明なお日様みたいな
あたたかな光を浴びせてくれるみたいな
ちょっと、恥ず ....
いちばん良いピエロが 震えている
夜の都で知り合った寒い国の人を待って
黒いマスクを着用しているの ダメ?
じぶんにぴったりのじぶんを見つけらるから
朝日が伸ばして ....
胸もとを
濡らすと
あなたの熱視線
キラキラふる恋、
虹呼ぶ小雨か
なぁ〜んて、ね。
流すプライド
傷つく心臓
寝がえりを
うった背中は震えてて
あなたは去りゆ ....
開演まえのテントでは
青色ピエロがにっこり微笑む
その花の名前を
だれか知っているのだろうか?
名もなくゆれる花
手の届かなかった高く綺麗な山の
いただきを拝ませてさえくれなか ....
星が滲む
冬の空にも愛はあり
優しい風が吹いています
爪を切りたいのは
切って尖らせたその先で
あなたのその柔らかな頰を
血の滲むまで愛してみたいから
そんな夢をみて ....
君の眼が
うまれて初めて刺したのは
下校時、風吹く、あの橋の上
夏の君
真白な制服、風を切る
自転車、花火へ行く、って、笑顔で
帰る、って。
うつむく寂しそ ....
夜に
眠れないあなたに
ひとつの歌を届けましょう
哀しみを
癒してくれる
そんなこともあったかも
夜に泣かせてくれる
すこし冷たい涙が枕を濡らすかも
それくらい
我慢 ....
ぼくだけに聴こえた恋にふり返り夢忘れたのは西のエデンか
運命を読み上げてゆく神さまのうちなーぐちの優しさが好き
気だるさが絡まる日々の帰宅路に問わず語りに聴 ....
風の音
うまれて初めて聴いたのは
詩想に溺れて泣きそうな夜
真夏の夜
新しいほど遠くなる
ような言葉を花火と喩えた
ふるさとに
今尚住んでるヤツの眼も
心が砥げ ....
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