すべてのおすすめ
産まれながらの願いを抱えて 
帰る当てすら見失う
重い体を引きずって 
彷徨い迷いの狐道
使い分けるはずもない 
お前の愛が此処に在るから

追い風に吹かれながら 
誤魔化しまやかし
 ....
センソーはヨクもワルクもヤメルにカギル だってツギにはボクのクニかも 海は碧く澄んで うらら 波音閑か 
かもめの声 空に溶けてた
水面に浮かび渡る漁り舟に 
風は遥か遠く高く
波は白く光り 海は蒼く深く広く
かもめ黄昏祈り 
月を探して 鳴いているのか 
 ....
あの時
死んでくれていたらねぇ

深い溜息の後に
小さく呟いたアナタは

あの時
命だけでも救って下さい

確かにそう言った

あれから六年の歳月が流れ
あの時三歳だったこの子 ....
貧乏村からちっとばかりの山深いところ。
いつの頃からか棲み始めた鬼。
棲むのも当たり前
そこは、大きな声では言えないが姥捨て山。

昼間のうちに、一人捨てると、その晩は、耳ざとければ、はっき ....
朝顔が知らないうちに、つるを出していたので、竹の添え木をつけてあげました。

その晩のことです―――

朝顔は、とっても人見知りの恥ずかしがり屋なのに、竹は、とっても明るく朗らかでした。
「 ....
「何十代も続いた家も沼の底になるのかのぅ。」
爺が、鼻水すすって呟いた。

平野(ひらの)の村は、毎年夏に氾濫するぬらくら川のせいで、田畑はびっしょり。
収穫のあがらずの貧乏村…

村長は ....
せかされ
無視され
いじめられ
無神経で
無礼で
非寛容な
残酷な場面に
遭遇した時に
見て見ぬ振りをしてしまう

時に
沈黙は
それら不正を
容認することになる

共感 ....
足立らどみさんの板谷みきょうさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
指切り拳万南無阿弥陀仏- 板谷みき ...自由詩2*24-8-17
熊と自動車事故と降雪も気になるけれど- 板谷みき ...短歌2*23-11-25
春の海- 板谷みき ...自由詩2*23-11-3
一九七八年のこと- 板谷みき ...自由詩4*21-6-30
- 板谷みき ...散文(批評 ...1*21-5-29
竹と朝顔- 板谷みき ...散文(批評 ...1*21-5-28
河童伝- 板谷みき ...散文(批評 ...1*21-5-28
次郎先生のことⅡ- 板谷みき ...自由詩1*20-11-24

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する