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めそめそ

めそめそ

こころの中、めそめそしてる

わたしは ばかだったんだなぁ

ほんとうには めそめそできないし、

めそめそして どうなるわけじゃないから

しないけど ....
となりに君をのせて
海沿いの夜をゆく
波は
そこにあるのに気づかない

君はたぶん
空気で出来ていて
誰の目からも見えないけれど

見失いそうになるとき
君をのせて夜をゆく
ボク ....
理解のある細君 には
異論を挟む
余地は ない
ただ
ネコが だめ
とか
ネコアレルギー
とか が
あったらいけないから
ネコについては
考えないと
アザラシが 
浜辺を 這っている
私に 声をかけてきた

「目の周りに砂がまとわり付いて鬱陶しいので洗ってくださいな」

快諾

ゴシゴシ
ゴシゴシ洗って

ザンブラ
ザンブラ ....
ひとつづつ
束縛が剥がれていく
この先の
小さな束縛は
自分から求めて
だらけることなく
もう膨らみかけた梅の花のそばを
新しい靴で歩いてゆく
常に人の中にいると
見失うから
文字 ....
10次元の世界に
粉雪舞い散る

プランク定数
h=6.626*10^-34

世界の始まりと
冷えた指先

概念 捨てて 
君に会いに行く

難しいことじゃない
消えた6次 ....
最近しきりに、学生時代の或る失恋を思ひ出す。
彼女は美少女だった。さうして、それをよく自覚してゐた。
「またモデルにスカウトされたよ!」

有り体に言ふと、私は二股を掛けられたのだった。
「 ....
空を見るのに
上ばかり向いてると
首が痛くなってしまうので、
仰向けで見てみる。

自分の存在と空間に
果てはなく
遮るものが、無い。

ただ鼻づまりだけが
私を遮る。私は鼻をかむ ....
信号の青を見つめて
子供の頃に
なぜか
あれがすきだった
透きとおる青い光
あおいというより
みどりいろ
ゼリーの色
きっとおいしい色
夜の走る車から見た
夏の
ラジオのプロ野球 ....
すこし眠り過ぎた
朝に
髪が嘘を吐き
窓辺の虫が鳴いて。

すこし眠り過ぎた
朝は
皮膚が剥げる
がんばれ、薬指。

潰れちゃうその前に

暑さを遮るように
通り雨が降ってき ....
私たちはとても弱いので
ときどき何かを殺めたりもする
ぬばたまの真夜中に潜む
声を持たない涙のように

私たちはとても怖くて
目を瞑って過ちを繰り返す
陽光のまぶしさが作る
白い闇を前 ....
誰もいなかった
一円玉を拾った

一円玉の面影もなく
落とすと
軽金属の音がする
汚れた傷だらけの平たい円
きれいにしてあげよう

日本の地面には
一円玉がたくさん落ちたままなのだ ....
カレーライスでも作ろうか
というときは
割りと健康なのかもしれない
どこかで消費した体力を
補いたいのかもしれない

かもしれない

断言できない
責任とれない
爆発できない
胸 ....
「届かないので割り切りましょう。」
と思っても、どうにもならない事が多すぎて、
手放せなくて、もがく。

一人大声で叫びたくなりそうな夜は、
フラットな現実の世界へ立ち返ろう。

優しい ....
賢い選択は
洗濯機での洗濯
どうせバカなので
賢い人のマネでもしようと
辺りを見回すけれど
手本にしたい人がいないので
バカで通していこうと思います

こんにちはと
挨拶したのに
 ....
一瞬にして
涙は
凍り ついた
天は好きなだけ
雪を
零す というのに
彼には
涙を
流すな と
言っている のだろうか
あなたの中から 湧き上がる 生きる希望
それが 全てを 突き動かすものであれ

まんだら マンダラ 曼荼羅を 愛を込めてあなたに捧ぐ

今そこにある 絶望を 認める力は 希望にのみ 秘められ ....
彼は鼠を飼っていました。名前をデルと言いました。
昼間はポケットに、寝るときはベッドのわきに、いつでもデルを傍らに置きました。
デルは何度も危機を察知して彼を救ってくれたからです。
動物には、迫 ....
警察署や

病院の廊下でかぐ

カレーやどんぶりものなどの

店屋もんの匂いって

なんであんなにいい匂いなんだろう

毎回

おんなじ匂いだから

それを食しているであろ ....
人という生きものは
ずいぶんと もうずいぶんと
生きものから離れてしまったのだろうけれど
まだかろうじて生きものでいて
遠く見えない同類と
同じように波打ちながら
それでい ....
蛍光灯だけ
けー こー とー
と光る居間
となりに鬼が座ってる
言葉のハリセン
身動きひとつも気に入らない
消しゴムのかすだらけ
眉間のたて皴が気になって
わたしは理屈の話しが理解でき ....
何をすればいいですか
指示を待っています

言われたことはきちんとやります
責任感の強い子です

小学校の頃褒められました


公式はありますか
マニュアル通りに動けます

 ....
主任になったのに
○○君と呼ばれたままの
君が
○○君のまま
ふてくされてる
ように見えたから
かわいそうに思えて
○○主任と呼んだら
悦んだ
ように見えた
やっぱりうれしいんだね ....
夏が終わる頃を想い出していた
激しい太陽に
手を伸ばすだけ伸ばし
何もかも疲れきって
もう終わりだと
呟く
9月ごろの

冬は
雨の温度で終わりを知る
目に浮ぶのは
人知れず生き ....
触れ合わないまま
通り過ぎていく日々は
多忙と疲労で言い訳できて
お互い
誰に言い訳してるって
自分

一度
寝ちまえばいいのさ

暗闇でなだれ込め
手籠めにしろ

悪魔の囁 ....
二年前にコップを地面にたたきつけた
この左手と


昨日捨て犬みたいな顔をしたおっさんを撫でた
この心を


燃えるような恋に溺れ、もがいた
この右手を添えて


みみっち ....
二人寝は 嫌い。



セックスは、 

したい人と 

したいときに するもの。



だから、

私が言いたいのは、

したくない人とは 

したくない。

 ....
ぶどう糖の固まりが

雪だったら

すくいあげて

口いっぱい

頬ばりますとも

そうじゃないから

私の足は

帰り道を

ひたすら急ぐんです
ほんの少し見上げる
空をとは言わない
空ではない
そんな長いこと
ここに蓋をしてるもんじゃない
たしかにそれは澄んではいるが
いずれ波打って
曇り掠れ朽ちていくもの
それを
見上げる ....
こなゆきの歌が
雪のない街に流れるので
雪に埋もれてしまいたい気になる

いなくなりたいよ
雪に埋もれて

いなくなりたいよ
君に必要のない
私なんて
たりぽん(大理 奔)さんの未詩・独白おすすめリスト(226)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
めそめそ- 蒼木りん未詩・独白2*06-3-20
となりに- umineko未詩・独白10*06-3-18
あの詩- FUBAR未詩・独白8*06-3-16
アザラシを洗うんだ- アザラシ ...未詩・独白17*06-3-14
おだいじに- 蒼木りん未詩・独白506-3-12
概念- アザラシ ...未詩・独白2*06-3-9
あの頃- 三州生桑未詩・独白506-3-7
現在位置・存在- アザラシ ...未詩・独白3*06-3-6
青信号の向こう- 蒼木りん未詩・独白606-3-6
丘の上の君- かのこ未詩・独白206-3-4
私たちの河は海に届かない- いとう未詩・独白2006-2-27
いちえん- 蒼木りん未詩・独白306-2-24
たぶん- 蒼木りん未詩・独白406-2-22
効能:急な発熱・胃の痛み- アザラシ ...未詩・独白6*06-2-20
残酷- 蒼木りん未詩・独白406-2-13
涙痕- FUBAR未詩・独白2*06-2-13
捨て身描写- アザラシ ...未詩・独白2*06-2-7
寓話_不可解な死_43- クリ未詩・独白4*06-2-7
乾燥注意報- 蒼木りん未詩・独白506-2-5
ノート(ひとり_紡ぐ)- 木立 悟未詩・独白506-1-28
宿題、終わるまで監禁- 蒼木りん未詩・独白206-1-25
アルゴリズム_教育- 未詩・独白8*06-1-22
主任君- 蒼木りん未詩・独白206-1-20
曇り- 蒼木りん未詩・独白306-1-17
寝ちまえ- 蒼木りん未詩・独白106-1-16
シチュー・ド・コミュニケィション- 仲本いす ...未詩・独白306-1-11
妄想仮面- 蒼木りん未詩・独白506-1-7
雪が積もらない- 蒼木りん未詩・独白406-1-6
見上げる- フユナ未詩・独白405-12-31
凍死- 蒼木りん未詩・独白305-12-25

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