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蘇るワタシは
少しもない

睡って
いるから…

招く者が 睡り
招かれざる者が 目醒め

黄泉に
還り

世を
観る


そして

夜を
見る




 ....
出張先のビジネスホテル、その非常口からこっそり抜け出した。
ドアがしまらないように工夫しておくのはもちろん、さりげない変装も完璧だ。
新幹線で1時間、家に戻りこっそり中へと入る。妻はシャワーを浴び ....
彼は鼠を飼っていました。名前をデルと言いました。
昼間はポケットに、寝るときはベッドのわきに、いつでもデルを傍らに置きました。
デルは何度も危機を察知して彼を救ってくれたからです。
動物には、迫 ....
自殺を考えたことがあります
いいえ、「考えた」のではなくって、「しようとした」と言ったほうがいいのかな
毎晩電話をかけてくる女の子がいまして、タイプじゃなかったんですけど、
いろいろお話するうち ....
 これほど手掛りがまったくない事件も珍しい
1 殺人である事は明白だ。白昼堂々なのに だ
ただ 誰も現場を目撃していないと主張し かつ
自分は 犯人ではないと言い張る。ああ 迷宮か
どこかに  ....
「警部補、人骨が出ました!」
「これか。死後かなり経ってるな」
「それと、密室です」
「なんだとー、トリックか?」
「分かりません。あっ、遺留品が…」
「こ、これは!」
「弥生式土器!」
 ....
 2005年1月に札幌に帰省して感じたこと、「人間が優しい」

そっちの人には当然で、なんでそんなこと書くのか、と感じられるかも知れませんが、こっちの人間からすれば小さなショックでした。
 ....
バリバリの文系なわけですが、小学生からSFは大好きだったし、科学ももちろん好きでした。
高校1年で物理Iを学び、2年になるときに物理IIを希望したのですが、文系クラスで物理を希望したものが20人弱し ....
「実験を始めます」
「単一粒子シュレーディンガーの猫を用いた非仮想実験によるひとつの現実的解決」
「長いですね」
「さっさとふたを開けろ」
「おっ、死んでます」
「死んでニャイ!」
「えっ ....
3分遅れている時計は、決して正確な時刻を刻むことはないけれど
止まった12時間表示の時計は一日に二度も正しい時刻を告げます

ならば止まった時計のほうがより正確なのでは?
そう勘違いして死んで ....
瞑想し、神秘的なオーラに包まれると
彼はあらゆる奇跡を起こすのだった
水は固いと信じれば水の上を歩き
虹の向こうに幸福があると思えば虹を渡った
彼は奇跡の力をどんどん強めていった
今夜、夜空 ....
シンディのお勤めは6時から12時まで、『クリスタル・パレス』
お酒は弱いからいつもヘロヘロになって帰って来る
新聞も取ってないしワイドショーしか見てないから
話題と言ったらお客さんに合わせるだけ ....
日本の子供たちの思いやりが込められた
膨大な量の千羽鶴が海を渡った
あばら骨の浮き出た子供たちは
弱々しく 震える手で
ひとつひとつ 千羽鶴を開けた

何も入っていなかった

     ....
ご飯が炊き上がるほどの時間をかけて
僕はゆっくり目を開けていく。
ケサランパサランのように僕が飛んでいる世界
彼女の記憶の中では、僕は背景に過ぎないから
ここはきっと僕自身の思い出か、ある ....
たりぽん(大理 奔)さんのクリさんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜見- クリ自由詩107-12-3
寓話_不可解な死_44- クリ未詩・独白406-5-25
寓話_不可解な死_43- クリ未詩・独白4*06-2-7
飛ぶのが怖い- クリ未詩・独白11*05-10-5
寓話_不可解な死_42- クリ未詩・独白6*05-9-25
寓話_不可解な死_41- クリ未詩・独白6*05-9-16
札幌は_優しい- クリ散文(批評 ...6*05-9-13
詩人の方程式- クリ散文(批評 ...6*05-9-2
寓話_不可解な死_35- クリ未詩・独白6*05-8-28
ねじ式- クリ自由詩10*05-8-20
寓話_不可解な死_34- クリ未詩・独白4*05-8-17
シンディ- クリ自由詩605-8-17
寓話_不可解な死_26_(千羽鶴)- クリ未詩・独白20*05-8-1
夜の翼- クリ自由詩3*04-2-10

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