空は 晴れて 
緑が 萌えて 
鳥は 唄う 

どうしようもなく 
春で 
朝で 
まぶしくて 

どうしようもなく 
私は
女で 
せつなくて 

風が「る」のような ....
赤みがかった
ふわふわの
わたあめみたいな
なにかが
頭の上にあって
それが愛なんだと
みぃちゃんは言った

みぃちゃんは金魚すくいが好きだ
やるほうではなく
やるのを見てるのが好 ....
ドレミのドの
点々は
うまれたての涙です

ソラをめざして
シにかえる
はじまりとおわりの
涙です
付き合って一周年だからケーキを焼くとキミが張り切ったとき、
嫌な予感はしたものの、僕は何も言えなかったんだ。

おいしそうな香りがしてるでしょう?と、キミが家に僕を招いてくれたとき、
明らかに ....
たとえばそこに私がいるということ

炭酸水の泡の中に私がいるということ

生まれては消え消えては生まれる
連鎖する中にほんの一瞬私が見え隠れするということ

たとえばそこに私がいるという ....
想いを残したい、と
言葉を紙きれに書いては
それを二つ折りにする
こうすればいつまでも色褪せない気がするでしょ
とかわいらしく笑うと
今日も君は紙を折るものだから
机の上はいつも君の想いが ....
自分を壊す試みに疲れて
ふと窓の外を見ると
静かに細かな雨が木々の葉を打っていた

今の私にはけっしてとどかない
やさしい雨に打たれているすべてがうらやましい

手を突き出して受けた雨は ....
あなたへの気持ちを
文字数にすれば
あふれてきっと
あなたは
読めないだろう

あなたへの思いを
詩にすれば
ナルシストなんて
きらいよと
いうかもしれない
もう書いたけど

 ....
夜の灯の下
藍は蒼
溶け残る道
呼びとめる声


氷をすぎる火の上で
音は昇り 月に会う
昼のにおい 日々の名残り
凍えては小さくまたたくもの


夜から分かれ ....
ただ あなたの存在に
深い感謝をささげたい 
驚きと歓び 誠実と信頼 そして
愛という穏やかな奇跡のなかで
純粋な感嘆というものを
数え挙げている

 つややかに蒼穹を視る
 ことのは ....
このコインの桜をじっと見てください あなたはだんだん春になります



失踪は春の間に すれ違う人がよそ見をしているうちに



肩と肩近づいていくまだ雨はそうだね雪のにおいがするね
 ....
 君の笑顔がすきだよ

「いきなり、なによ」

 笑ってる君は、かわいいね

「やめてよ」

 あれ?
 どうしたの?

「いいかげんにして」

 もしかして、怒ってる?
 ....
さよなら
とんがった優しさが
ふっている


まぶしいと言う
ブラインドの角度をさだめて
すきまから泳ぎだす朝
深く愛したものなど まだ
なかったけれど
よごれた壁の上に
 ....
あったかい
ふわふわ

どこからか やってきて
みんなの前で
楽しげに浮かんでた


とげが刺さった
けれど
ふわふわ

気にしない


雨が降って灰色
それでも
ふ ....
『なくさないでね 私が大好きなきみだから』

ドアを閉めるあなたの仕草がすきだった
シャツを脱ぎ捨てる時の背中も
けだるそうな朝の顔も
なきだしそうな顔で口づけて
優しすぎてみえなかった
 ....
降り続く雨が
肩を優しく包むから
あふれた涙が止らない

ひとしきり泣いたあと
涙のわけを考えたけれど
言葉にすることが出来なかった

それは
生まれたときから
始まっていたのかも ....
無垢ということばをきみはエンジェルの首とたとへる一月も冬


戦場に突如飛来す少女その名前を問わばサイレンが鳴る


ラララララきみが歌えばきみの歌、土足でだれのメロディー奪う?

 ....
昨日の高い 高い空から
ハッカの香りを感じた のです。
それは 甘くなく
気道から凍るような
冷たさだけ残して
昼には そっと
消えてしまったけれど



これから何度と無くやって ....
ねえ、君は知らないの?
あの空が真っ青に輝けることの奇跡
優しさが雪を降らすこと

ねえ、君は知らないの?
僕達が本当はとても弱い生き物だということを
そんなことないと笑わないでね

 ....
僕はペンギンのおなかが気になる
あれはかたいの?
それともやわらかい?

ペンギンがやってきて
僕をみて ほほえんだ
おしてもいい?
ペンギンは駄目だという仕草をして
帰っていった
 ....
冷たい風と一緒に
クマが走ってきた

大きな目をまん丸にして
涙がポロポロ

首からさげた手ぬぐいで
目を拭きながら走ってくる

冷たい風が目にしみるんだね
冬眠するの 間に合わな ....
青と橙の間に

黄色と緑を捜した

まだ3時なのに

焼ける空
   甘くない珈琲を
   手の中で
   大事そうにしていた
   猫舌だと言って
   大事そうにずっと
   両手の中で



   十二月に降る雪のように
   ま ....
   ゆらぎ。


   その声に
   その指に
   その、まなざしに。

   信じたいのは
   あなた よりも
   この、アタシ。
 

   アタシ を  ....
きみが目を閉じても風は草原を夜空を海を旅してまはる








涸れてゆく泉にきみの瑠璃色の絶唱とわに不滅の予感


雨の駅、雨のバス停、雨の庭。きみが ....
腕を手にとって くずれる千鳥足 星はあそこに 私はここに

ただ猫と 話がしたい 冬の日に 男の気持ちは わからないねと

囁きと RedJeans まだ香る 指先重ねた 夏の終わりに

 ....
付け足されてゆくことがあって
それはとても
喜ばしい

差し引かれてしまうことがあって
それはとても
痛ましい


あなたの暮らしは
わたしの暮らしでもあり

わたしの途は ....
濃い色の空
晴天
強風
伝説の島が降りて来る

促されて見上げた上空
白い点
私なりの自己表現と
君なりの自己表現が浮かんでは消えてく
其れを見つけた貴方と
其れを言い当てた私
 ....
麦藁帽子に 白いワンピース
ブランコに 揺られて

夏の雲を
見上げたら
鳥が飛んでいたね
 
木漏れ日のなか
燦めく緑と 君の白い影

 せせらぎが聞こえる
 川べりの道に ....
ひと山に切り離されし髪の毛の時の長さを横目で計る

これ以上ないってほどに慎重な手つきで髪を洗う君。その耳たぶに揺れるピアスが

リセットの仕方分からぬ不器用な私にできるひとつの手段

必 ....
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