けっこっけっこう
けっこうです
タチツテタの滑り台を降りると
コテムシトタの小山にジャンプ
ケッタッケッタ
長靴にたっぷり水を飲ませろ
こってっこって
おさげ髪のブランコに
しゃぼんを ....
1.
内ポケットに入り込み
しっかりとボタンを留める
頭を膝にうずめて
もれてくる光が無いことに
安堵


2.
予感と習慣から
ふいに
ひたいに張り付いた前髪をかきわけ ....
おつきさんのえだが
するするおりて
わたしのかみを
もてあそぶ

おつきさんのこえは
ほつほつしてて
わすれたころに
きこえてくる

おつきさんのはっぱ
やわっこくって
 ....
イニシエから針刺し鼓動する 族 習慣にならない呼吸の連続
特急烈士の裾は太陽に照らし 服 Freeの砂漠地帯穴3つ
勝負に運願は簀巻き垂れ流し 糸 己を守り袋の中で安住する
実りてなおと ....
貯金箱のサルには
わからなかった
食っては出し
出しては食っても
狼色のコインばかり消化不猟で
胆のうにヒシヒシと溜まっては
廊下に流れてゆく
遠くそびえる針の穴にまつわって
おじ ....
いくつかの茶葉は先生の教えを忘れ
上のほうで ぷかり と 浮いたまま

また いくつかの茶葉は
下のほうで ほっくり と 沈んだまま

僕は固くなった体をほぐそうと
もがいていた

 ....
タララッタ タララ 
たららら ハイ! 
葉をひらひらさせて へリコプターン
リズムに乗って
かろやかに〜 
帽子を下ろし
メレンゲガールに ごあいさつ
そして
やさしく 
つつみこ ....
葉をひろげて
スカートパラシュート〜
葉をおもいっきりひろげて
すって
 はいて
  ふくんで
   抱きかかえるっ
はい!そのまま
ゆっくり腰をおとして
ポットの底まで
そして
 ....
凍えるようなフランスパンに
アプリコットジャムの毛布
パチパチと弾ける
ガーリックバターのシャッポ
クリームスープに浸しては 寒さを癒した
季節

家庭教師の家には いつも
ライ麦パン ....
林檎をむいて
皮をむいて
木陰をむいて
こっちをむいて
河をむいて
小波をむいて
さぁ むいて
君は流れてゆくね
むきながら
こぎながら
なきながら
ここで いいのだよ
おもい ....
冷凍庫で
ひっそりと眠っている 肉まん
活き活きと冷気を吹く アイスクリーム
カチコチの 鯖・鶏肉・エダマメ・・・

満席ですね
冬の列車

僕はそろそろ起きなくては
流氷も離岸した ....
賭けた 
恋のゆくえ

書けた
ため息インクの
メッセージ

欠けた 
鉢に水をやり
掛けた 
シャツに袖をとおす

翔けた
はだしのまま
駈けた
鼓動が歌う
駆けた  ....
小呂
56 ころ

ろん
おりて さがって
おりおろ
ロールは
おりる

こりろろ すろろ
ひきだして
おりたたむ

ろり
りこ



まわるよ


 ....
あれ、なくなった
確かに21日の次は22日
カレンダーを疑う

今は23日

昨日は21日
あれ、22日がないぞ

コンビニで季節はずれのアイスを
買ったのは昨日21日
長電話を ....
洋なし色に 辺りが包まれ
萩焼のカップには
チャイの印香が漂う中
窓辺からは
いつもと同じ風景

いや 今日は
こんもりと茂る葉の代わりに
樹木には 綿雲の実がなり
成熟したそれは
 ....
ちをおさえないと
むねからこぼれる
あかい実はざくろ
いやちがうのだよ
ほんもののちだわ
にくきゅうの手で
おさえても毛には
べたりとあふれる
このこのちりゅう
どうかとまります
 ....
ココアの缶をチロッと舐め
「おいしくない。」 と
首を傾げる君 おめでとう

風船に鼻を押しあて
あらゆる角度からのぞき
「なにも入っていない。」 と
泣き出す君 おめでとう

布団 ....
つららが融け垂れ

するする 降りてくる

屋根に生えた 羅列が
ほろほろ ほころんで

あぁ くっついてしまう


日向土に 落ちては
沁みる 旋律

クロサイが 泣いて
 ....
3つどれでも228円という
お得なラーメンを買った。

☆ヒラーのおはなし☆

しばらく歩くと
雪をこんもりかぶった
ポストと会ったので
袋のまま口に入れてやった
ゴショ ゴショ
 ....
そこに入るべくして、入ったかの如く
キチリと仕舞われていた
トランクの中身。
交互に並べられた歯ブラシ、206本。
一本一本、薄い渋紙で丁寧に包んで、
その、・・・。
歯ブラシは何故か、白 ....
すりへった石鹸が
ひら ひら と
拍手の渦に埋もれてゆく

ビニールホースに合わせ
こぼれるシャンソンの音色は
か ぼ そく とぎれとぎれに
五線から はみでる 

酔いしれるうちに ....
Dear 豆電球さん

気が付けば目であなたを追っていました

最初に出会った頃を、覚えていますか?
雨が降っていましたよ
雷もすごくて、みんなズブ濡れだった。
去年の、あのお祭 ....
うたにならないかもしれない
ことばたちの集い

演歌がいいぜぇ
漁師ものとかよー
ウチのひらがなヤツはよー
出番が少なくていけねぇや

なら、動揺かい?

この年になってまでかい? ....
六月には
オタマジャクシが泳いでいた
薄ぼんやりとした水槽に
粉雪が降り積もる
染みては消え ふぶいては また粉を撒き
どれくらい染みていったのか
もう消えないや
ガラスの檻を静々埋めて ....
今朝の夢は 覚えてないが
今夜みる夢が幽かに 見えてきた

お昼を食べたベンチに座り
待っている

きっと来るだろうと信じている訳じゃなく
決められた日課のように

傾くサーチライト ....
ときおり うなずいて 
はにかむ頬に マァーマレードジャム

トーストのオコゲを
スプーンで 懸命に削いで

遅刻してもいいから
縞模様の食パンをもう少し

ネクタイの粉を叩くより
 ....
ヤギの角から
風が飛び立ってゆきます
壊れた蓄音機からは
もう染みださない炭酸
かわりもしたし かわりもしない
時計の螺子を抜くと
走りだす犬のシッポ
揺れては困るウッドチェアに
蜘蛛 ....
ゼリーに閉じ込めました
あるのならば 白桃や苺や なんやかんや
できることなら 凍った息や大根の湯気

風船の実の中にあるチョコレートは
あると思っていたけれど
6歳のときに無いことを知り ....
  コーヒーを入れるのがうまそうな男が
  愛犬サーモンを転がしていると
  カーペットの隙間から
  シルバーリングがでてきました
  さんざん指に嵌めてみたあげく
  ポケットにしまって ....
灰が積もってゆく
鬼百合の傘をさしていると
晴れた日のようだ
 初雪ですね
 はい、きれいですね
火山灰は肩に降り積もる

  *

葉がチル
玄米茶のスカートをはいていると
町 ....
湾鶴(144)
タイトル カテゴリ Point 日付
学習自由詩404/3/28 22:55
毎朝が来るまで自由詩504/3/25 0:59
月の枝自由詩804/3/18 1:42
サナギ自由詩204/3/16 1:42
サル自由詩204/3/10 4:09
それからの紅茶葉自由詩104/3/2 14:39
紅茶教室(シフォンケーキ編)自由詩204/3/2 14:37
紅茶教室(ジャンピング編)自由詩4*04/3/1 3:44
パン自由詩804/2/29 1:51
ムキ自由詩504/2/25 22:59
肉まんの歌声自由詩404/2/24 21:25
かけた自由詩304/2/19 23:36
トイレット ぺーぱー自由詩004/2/17 18:01
22日の惨事自由詩204/2/17 2:22
雲の卒業式自由詩1104/2/15 3:39
看護キャット自由詩304/2/12 19:27
三つができる日まで自由詩5*04/2/10 22:47
クノン自由詩304/2/6 23:53
3隊ラーメン 自由詩204/2/4 1:06
歯ブラシとTシャツと自由詩3*04/2/2 19:07
5番街ホール自由詩404/2/2 3:11
FAXにて1月某日自由詩004/1/31 0:56
開放自由詩104/1/29 22:44
ザルノユキ自由詩204/1/28 0:30
ホームシック自由詩203/11/20 0:37
トースト自由詩303/11/18 23:48
タイムハウス自由詩203/11/17 17:40
ゼリー自由詩303/11/17 17:28
フタリノセイカツ 02自由詩203/11/12 3:37
フタリノセイカツ自由詩303/11/11 7:44

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 
0.12sec.