ずっと鳴らしていた真空管ラジオが
ブツッと言ったきり黙り込んだから
彼の代わりになるようなものを探しに
電気屋に出掛けることにした
駅の近くの大きな店
ウンザリするほど照明の眩しい…
 ....
水平線の向こうに
会いたい人がいる

思い出の中で
着替えをしながら

朝には朝の輪郭で
見つめ合ったりした

鏡のような世界に
生まれてしまったから
映るものは全部
愛してお ....
「クリスマスチキン」
だから、と
ちょっと張り込んで

ネットで評判が良かった
ガストの
ローストチキンとピザのセットを

【娘と夫に確認してから】

予約したのに‼️


 ....
人は一度も魚で在ったこと無く
人は一度も蜥蜴で在ったこと無く
人は一度も猿で在ったこと無く
あれらすべて人存在から吐き出され
突き落として来た人存在の罪深さよ


魅惑的な注意を促す ....
コンビニの
向い潰れた店の
からっぽの空間
闇の奥漆黒

光る空の、
ビルの隙間に
すっとひろがり

人々の
それぞれの途、
行き交いすたすた
行き過ぎさよなら
それぞれがそ ....
静かに
狂う
私の闇に
月は沈黙して
銀色に光っている
スマホが鳴って驚く
それくらい何もなくて
ひどくあたたかい
十二月の雨
窓際に並べた
不安の広口瓶の
埃をはらえば
鋭角な触覚が
のたうちながら蠢いていた

干からびた私は
十二 ....
ぼすの顔に似合わない
好きな食べ物とかお花とか
ポストに入れておきました
 
 
 
全部あきらめたと嘯きながら
いくつものことを忘れてきた(つもり)
甘いのか、苦いのか
 
 ....
○「民主主義国家の弱点」
戦争になったら
民主主義国家よりも
独裁国家のほうが強いような気がする
今時お国のために
殺しあいをする人は
少ないであろう
もしそうだとするならば
民主主義 ....
あなたの言葉が
喉につっかえて痛い
好きな人も嫌いな人も
寄せては返す
波打ち際から先に
行ってはいけない

残りあと20年を
あなたにあげたい
それだけあれば
一度ぐらい
本当 ....
人は原初からあらゆるものを食べていた
等分に命を屠り
そして天に感謝と畏敬を捧げた

或る人らは動物性蛋白質は採らないと叫び
植物には痛みは無いと
その生命を己の肉体に採り込む

欧米 ....
しずく音声ノぽつぽつと落ちる
あなたの声、
魂の奥底から絞り出され
いいな、素敵だな
私を己を魂の浅瀬から深みへ誘い


己自身を知れ
とは、
己の深みへ行け生けと
その深みにて
 ....
よつべでmステのチバさんみて

おーらい


しびれて




本棚から詩集を取り出す


会いに行こうか

そんな心持ちで




こんな事が書きたかったから ....
神々の足踏み、

人をして垂直に立ち上がらせ
貫通する、脳髄から足元まで
血流に神々の躍り沸き立ち凄く

(取り残され突き落とされた
動物たち、哀れ 水平を生き)

不可視、内面の界 ....
震え
謳う
脳髄の底から

双眸を潤ませ
這い出した
無貌の
青い吃音症

瓶詰めにされた
仔犬を並べて
逆様の月が
わたしの体液を舐めとるあいだに

惑乱は響き続ける
 ....
雨が
少しばかり
降った夕、

濡れそぼった
喧騒の街が

包み込む円球に悶え

内側から
破裂しそうに
なりながら

一日の針を
間断なく進めていく
無常の時流に

 ....
在るだけでも
奇跡だ
一つの月を
見ている
今も
ある物事を
失ったことで
異なる道を得た
歩いていく
これからも一歩一歩



あなたは
私の
人生にも
存在している
あなただ
○「大谷選手」
大谷選手の使ったものは
なんでも売れるだろう
ゴミの始末はどうしているんだろうか?

○「便秘」
近頃便秘の人が多い
なんでか?
それはね、米を食べないから
糞が出な ....
十二月にだけよみがえる、
永らく北欧の丸太小屋に住み着くことになった、
赤い司祭服を着こんだ、聖なるニコラウス風の、
たましい、
つねにその生活の中心になっている、暖炉のさかんな炎、
のよう ....
{ルビ水裹=みづづつ}み、{ルビ水籠=みごも}り、{ルビ水隠=みがく}る、
──廃船の舳先。


舵取りも、{ルビ水手=かこ}もゐない、
──{ルビ月明=げつめい}に、


{ルビ水潜 ....
その殆どが酒精から生まれたものだった
酔えば酔うほどに覚醒してゆく
泥のような言葉を吐きながら
失われた月を待つ
皆の文字列だけが俺を照らし
涙を拭いてくれる
こんな幸せなど無いこの部屋で ....
 
 なにか勘違いしてらっしゃる

知らない言葉を辞書で調べる
とてもお勉強してらっしゃる

話し合いのすり合わせの為、
 仕事の為、お手紙書く為、、、

出来た文章が詩のようだ ....
なにか寂しく思ったら 

あははと笑っておきましょう

いまこのときは荒れ狂う 心の波は高くとも

5秒後もたてば気付くのさ 笑って済ませた幸せに


街を漂う 水蒸気 

誰か ....
覚醒と昏睡のはざまでウオッカをあおった
深海にゆらり ゆらゆらと漆黒を彷徨いながら
エルドラドを求めて沈没船の古地図を探した

否… それは既に此処に在る
言霊の山だ!

ナンバーワンを ....
平安時代の
日本の人、
魂や霊
当たり前のことと
捉えていた、と云う。

憧る、そんな時流の最中に在り

憧れる、という主観的意味を離れ超え

あくまで客観性を持ち魂の肉から離れる ....
きょうび 灰に花に 煙に霞に
忙しくて
あなたの影ができない
光さんざ降る 窓の外にも
薄暗いお家にも
心の 海原にも 大地にも

忘れないで 忘れて 忘れないで
あなたの声が
不快 ....
祖の{ルビ凹=ヘコ}み、{ルビ凸=ナカダカ}く突き上げては
星月夜をつむぎ、乱れ鳴らし、欠いた穴に

穏やかな腐葉土を外した碑が囃子

さかずきを褥にふるい、ふるまわされたり
など、つぶ ....
無償の愛

という象形を額縁に飾り、鑑賞する

両親から与えられたものは
すべからくだろう

しかし、彗星のように降ってきた

この

無償の愛

という生命体の、網膜にも鼓 ....
すっきりと夜空、
ぶるぅぶるぅ
コバルトブルー

ガラス戸開けば、

家々 ぽつぽつ明かり灯り
新たなステージ オゥと拓く

 明日にも両足切断されるかも

それは一つの恐怖だ、 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ラジオが死んだ夜ホロウ・シカ...5*23/12/12 21:38
夏の幻ミナト 螢3*23/12/12 21:09
我が家のアンダーとMAX鵜飼千代子10*23/12/12 19:32
五行歌、霊性の神聖の孤独の声ヒビキにひだかたけし523/12/12 18:59
跳躍6*23/12/12 16:42
※五行歌「静かに 狂う」こしごえ3*23/12/12 14:33
十二月、あたたかい雨の日に山人4*23/12/12 11:03
gastronome 71-80AB(なかほ...323/12/12 9:48
独り言12.12ホカチャン1*23/12/12 7:53
303.co...4*23/12/12 6:59
供養レタス5+*23/12/11 23:55
五行歌、逢い愛 響く瞬間にひだかたけし5*23/12/11 22:34
めもうし0+*23/12/11 19:44
詩想45ひだかたけし5*23/12/11 18:54
psycho医ヰ嶋蠱毒4+23/12/11 18:24
宇宙の秒針ひだかたけし8*23/12/11 16:36
※五行歌「奇跡だ」こしごえ3*23/12/11 15:37
※五行歌 二首 「異なる道を得た」4*23/12/11 10:40
独り言12.11ホカチャン023/12/11 7:18
サンタクロース本田憲嵩623/12/11 0:44
陽の埋葬田中宏輔10*23/12/11 0:01
午前0時レタス4*23/12/10 23:56
なにか勘違いしてらっしゃる足立らどみ3*23/12/10 23:47
何もしないことを楽しんだ日に短角牛4*23/12/10 23:44
黄金郷レタス3+*23/12/10 23:03
詩想44〇あこがるひだかたけし7*23/12/10 22:17
念う印あかり523/12/10 21:24
腰掛けて、苔の上あらい223/12/10 20:32
無償の愛由木名緒美7+*23/12/10 19:09
夜想ひだかたけし3*23/12/10 18:50

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