わたしはかもめ
白くてきれい
いやどうみてもあなたは
夜から生まれた
からす
夜からなら
よだか
真昼の
まひわ
朝と昼で
あひる
うっすら暮れて
うずら
....
り 束
飾 アクテシオン 花
羽 の ....
激しい襖をぶち破り
紅子はまろびでた
紅子の真っ白な足
紅子姐さん今日はもうお帰りなの
ああ帰るよばかばかしいったらありゃしない
紅子姐さん
またおぐしに真っ赤な牡丹つけて ....
まんっまるの満月だ
夜
夜でもあったかいもう
春
はある
あはは
さくら
あっちのお山の
桜は咲いたかな
ちらほら
ぶわあって
ねえ
ねえねえ
さあねえ
海 ....
諦めた?
かたどった? ?
?
君が姿見を見た?
?
青みがかった?
白く透き通った?
....
まずはじめにおことわりですが、特定の人を責めたいわけでは決してありません。
土星の輪ゴムを手首にし君の買う葱特売の嘘嘘嘘(私 作)
土星の輪ゴムを手首にし君の買う嘘特売の葱葱葱(Pさん 作 ....
私は「生命維持活動を停止せよ」という意味の例の「○ね」という言葉が好きではないので、以後は「停止せよ」で表したいと思います。
●どういう気持ちで言っているのか
私が初めて生でこの言葉を聞い ....
あれは確かマリリンが三歳の時
近所の大人や親せきたちは言った
「マリリンちゃんはほんとうにかわいいね」
マリリンは単純に嬉しかった
でも大人はみんな小さい子どもにはかわいいと言うのだと思ってい ....
ああごめんなさい
あたくしといたしましたことが
ひどくうろこむしてしまい
大変お見苦しゅうございましょう
うなじのあたりから
せなかまでがもう
ひどくうろこむしてしまい
はがしても、 ....
いつからか
巨大な目/まばたきをしない目が
わたしをじっと見る
青い/緑の目をしたきれいな雌鹿
自分を巡って戦う牡鹿を
じっと見る
興味深そうに/興味がなさそうに
丘の上にある一 ....
しろいしろい部屋に
しろいしろいテーブルと椅子
しろいしろいお皿に
なにかうつくしい食べるもの
朝の桃色の光が
しろいしろい部屋の
しろいしろいテーブルと椅子と
しろいしろいお皿と
....
今日もロボットは、パソコンの前に座り、スパムメールを送り続ける。
休みなく、こつこつと、プログラムされた通りに、適当な言葉をくっつけて、色々な国や人にメールを送る。
「主人が出張がちでとても ....
左から朽ちてゆく空いいよいいよ抱いていてあげるからね
耳をふさぐ子供はとてもいとしいなだって目は見えちゃってるから
青いモルフォ蝶緑のモルフォ蝶茶色のモルフォ蝶 の標本
....
「マザコン」「ニート」「友達親子」・・・色々な言葉がやや否定的に言われているけど、様々なマザコンやニートや友達親子があって、様々な原因があって、それが良いのか悪いのか、の判断もすぐにはしてはいけなくて ....
しゃがみこんでジャブジャブと
わたしわ洗濯おする
みんながわたしわ白いきれええな服お着てるとゆう
わたしわぜったいいにそんな服わ着てないだから
しゃがみこんでジャブジャブと
洗濯おする
....
・・・・・・・を、回転・・・・・・・
回転しながらあああああああ、
オチテイッタ
オチテイッタ
さようなら、 ....
少し前、3年ほど教会でゴスペルを習っていました。
ゴスペルは、奴隷制に苦しめられた人々が作り上げた、悲惨な状況の中での狂おしいまでの自由への渇望や、神への賛美を声と身体で表現する、ノリノリの賛美歌で ....
瑠璃、瑠璃、瑠璃、瑠璃、
瑠璃色の
海、海、海、海
海の下
珊瑚はお手手をいっぱいに広げていたい
広げてお日様を集めていた
お日様を集めて花嫁の衣装に
花嫁さま
しずしずと ....
蜂蜜のような青さで、と誰かが言ったので何となく納得した。最近は何となく納得することが多い。空は蜂蜜のような青さでとろりとろりと甘いもの好きな子供たちを誘うのだそうだ。それから耳。耳たぶが際限なく広がっ ....
愛のような色の
薔薇の花束
無造作に置かれ(無造作なキス)
散る(唇)
花びら(の味)
月光の針
が刺す
がそれは
暖かい
いや
寒い
ダウンする
....
昼下がり
雲がぼやぼや流れている
ハラピンが道を歩いてきた
ぼーとしながらふらふらしている
俺を見ると
ダッシュでやってきた
汗でふにゃふにゃした原稿用紙を押し付けてきた
読 ....
久々にハラピンの所へ行くと
焚き火をしている
煙がもくもくと空に消えていく
声をかけると
慌てて後ろに隠したものがある
あれはまさか
原稿用紙
ふざけんなよ
俺はハラピンを怒鳴 ....
背が高くて猫背のハラピンが
丸めた背中の内側で何か書いている
「せいかつのために詩を書いてるんだ」
試しに読ませてもらうと
{引用=「星」 作 ハラピン
星をひとつぶ食べた ....
りりこ走る
水の上
足の爪とは思えない爪で水はじき
りりこ走る
「あすこのスモモを取ってきてね」
りりこ走る
野っぱら
足の裏とは思えない裏で草踏んで
りりこ、りりこ、 ....
私は3年ほど前から詩を書いたり読んだりし始めたので、紙媒体の詩もネットに流れている詩も量的にはさほど読んでいないので、色々思い込みや誤解があるかもしれません。その上で思うことをいくつか書こうと思いまし ....
耳が
さっと
貝の形に
閉じ
て
夜が来た
黒目の
まんなか
星
星を
待って
い、る
さらさらさら
砂の
粒
耳
そっと開いて
花のように
....
午後から
雪がすると言って
ハツコは眠った
ハツコ
はつこ
はつ、子
ああそれは
どこまでも
降りしきる降りしきる
降りしきる降りしきる
向こうはもう見えないよ ....
ああ、ここにいたのかい(ここにいたんだね、)
抱えた膝はこわばって
下ろした腰は冷え切って
青々とした何を見ていたんだい(見ていたんだね、)
す
っ
とすじは白い
....
、
とおん
とおん
とおん
....
あおむけになって寝て
しゃべって笑って
ふっと黙って
あおむけになっているところだけ舟
ひとりぶんの
ちいさな
{引用=
私は目をつむり、水のゆらめきに合わせた動きの ....
ふるる
(660)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
かもめ
[group]
自由詩
9*
07/3/10 0:36
サウストローム
[group]
自由詩
14*
07/3/9 17:46
姐さん
自由詩
8*
07/3/7 20:58
兎と桜と満月と
[group]
自由詩
15*
07/3/6 9:16
クエスチョン
[group]
自由詩
8*
07/3/3 22:00
普通に「嫌です」って言えばよかった
[group]
散文(批評 ...
9*
07/2/28 9:42
○ねという言葉について
[group]
散文(批評 ...
7*
07/2/19 13:58
マリリン
[group]
自由詩
9*
07/2/16 11:32
ひどくうろこむして
[group]
自由詩
31*
07/2/13 22:50
目
[group]
自由詩
17+*
07/2/8 18:50
朝の海
[group]
自由詩
9*
07/2/5 23:54
メールロボの幸福
[group]
散文(批評 ...
12*
07/2/2 17:26
では問題です
[group]
短歌
5*
07/2/2 16:52
自立はいいことかどうか
[group]
散文(批評 ...
7+*
07/2/1 12:47
洗濯
自由詩
5*
07/1/30 22:08
回転
[group]
自由詩
8*
07/1/29 22:14
小気味いいと思えたらよかった
[group]
散文(批評 ...
5*
07/1/29 12:18
花嫁さま
[group]
自由詩
18*
07/1/25 0:51
白い大きな樹
[group]
自由詩
18*
07/1/21 23:23
トーンダウン
[group]
自由詩
8*
07/1/18 0:15
雲はぼやぼや
[group]
自由詩
14+*
07/1/16 20:20
馬鹿やろう
[group]
自由詩
18*
07/1/12 19:21
せいかつのために
[group]
自由詩
19*
07/1/12 12:28
りりこ走る
[group]
自由詩
15*
07/1/11 22:06
紙媒体の詩とネット媒体の詩の違いについて
[group]
散文(批評 ...
13*
07/1/10 21:47
耳
[group]
自由詩
8*
07/1/10 20:08
雪
[group]
自由詩
17*
07/1/10 0:16
屋上 で
自由詩
13*
07/1/9 10:52
ランデヴー
[group]
自由詩
8*
06/12/23 0:13
あおむけになって寝て
[group]
自由詩
19*
06/12/20 23:06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
0.43sec.