神々の諦観にして
人の思惟在り、
人の諦観にして
神々の思惟蘇り、

 人 、思考生命の
 力動掴むのなら

波の脳髄を創り打ち寄せ
波の脳髄を消し寄せ返り
黄金の意識の視界に
濃紺の夜空拡がり
黄に輝く半月 、

やはらぎかたく
かたくやはらぎ

あゝ私という彷徨い 、
一つ その道標を見出しあり
燃え盛り煮え滾る破壊衝動に心情の温かな愛を育み贈り、

そうして〈私〉の内なる《破壊のかまど》
未来への新たな萌芽となり宿り在りて、

内なる破壊衝動をそのまま外へ取り出すこと、
破壊の為 ....
自由の海に放たれ
泳がされ必死に泳ぎ
分別をわきまえる迄
幾つもの罪を犯し
そうして今に至るこの私、

 普遍の大洋を自ら選び取り

泳ぐ泳ぐ泳ぎ続ける、魂の階段を

肉の消滅に至 ....
この朝に起き
ベランダに
真紅に色付き
咲き誇りゆく
ガーベラ見入り
そうしてしばらく
静かな喜びの感情
胸奥から心臓から
内底から満ち溢れ
とくんとくんと脈打ち
身体に隈なく浸透 ....
私なるもの、
この世界宙宇
映し出す唯一の鏡、

 意識研ぎ澄まし

自らの任務 自由に果たす!
鋼鉄の視界に
荒涼とした原野開け

雨は降り続ける

この終わり無き日々に
あらゆる詩行を辿り
未だ応え無きまま

荒涼の原野に心情の熱注ぎ続け 
脳髄という墳墓に埋められた
死 ....
この夜陰 、この白い小部屋にて

ある物ある物、ありありと在る
 もはや当たり前のこと、 そうして 

    わたしなるもの

渦巻くそれらの内の一分肢に過ぎずと 。
くっきり赤々と
色付き増して
伸びゆき
伸び開きゆく
花 ガーベラよ 、

 ゆらめきさざめく
  チカラの交差、
 貫入スルそれは何?

まぁるく丸く花冠かたちづくり
まっすぐ ....
うっすら光り広がる
意識の視界の開け続け
やがてそれら 、
白銀に光り揺れ輝くひたすらに
誰かの優しい眼差し感じながら



生死の境域を奔走しながら
自らの意識を最後までに
しっ ....
やはらかな
羽毛に包まれ
小枝の葉繁る上に
ちいさな細身の肉担い
ぽっと現れた 、アナタ
仄か純白に輝き在りながら
黒々とした髪や伸び映えた髭

      誰 ?

問う迄も無く ....
いやはや
はやちねの
ねのつよき
ひびき
わなわなと
わなわな
光の射し込み

 緑の群れ、葉の羽ばたき
 無数無限、囁やき照り映え

宙天 ハヤチ音ヒビキヒカリ放ちて漲り命奏で ....
すれ違う
少女のえくぼ、
両頬にくっと穿たれ
燃える太陽の窪み
吸い込まれる黒点、
純白の輝き放つ肌に

 眠りの底の世界、彫塑され
  純白に輝く音塊投げつけ
 浮き彫りにされる漆 ....
街の通り花壇周りの草むしりするおばさん達、
ぽつぽつと明かり橙に灯る小さな美容室、
青いバット握り締め素振り繰り返す少年、
サイレース貰いに早朝のバスに乗り込む私、

この街の営みの傍らに殺 ....
うっすら
光跡となり
響く声の貴女 、

あゝ 遠い記憶の
滑り台から滑り降り来て

 またきっとあえるから

そう言葉ふるわせ
私を見上げ いった人 。
さるすべりの紅、
うっすらと飛び跳ねる
夏の朝に
みんみん蝉の声、
ふと心に響き
途の人、立ちどまり
心の奥底へとみんみん蝉の声

響かせる現の時 、

永久のヒビキとなり刻み込ま ....
フスマがカベがモクメが
しばし しんと
沈黙の内に佇み在り

 ふっと次の瞬間 、

一斉に起立し襲い来る
狂う狂う!無機に無に、
自らが呑み込まれ

自分が意識が奪われ解消されて ....
《光と闇(思考)》

漆黒の闇に自ら発光し
発光の輝き自ら和らげ

 眠りに就く際に 、

染み入る静かさ
沈黙の安らぎ
  
  *

「光が闇の権力と闘う
その場所でお前 ....
樹林を縫い
薄っすら輝く
白い道 、
すっと伸びゆく
何処までも
うねりくねり
いよいよ白く
気付けば
そっと純白に 、
そして
すっと透明に

ずんずんずんずん

進み来 ....
ずぶっずぶっ
自らの脚の
ゆっくりねっとり
黒土に沈みゆく
 を、
慌てて何とか引き上げて
進む一歩、
また ずぶっずぶっ
ねっとりゆっくり
黒土に沈みゆく

視界もんわり暗闇に ....
空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。

空間の広 ....
大地の上に、色さまざまに
生命の創造力が開示されるとき、
大地の素材から、さまざまな形で
生命なきものが創りだされるとき、
それを感得した魂が、意志の力で
おのれの生存の喜びを強めるとき、
 ....
ちかいとほい
あゝあなた、
雨降りですね
腹筋の乳房の
ふっと盛り上がり 
ひかりちから降り注ぎ

柔らか硬く硬く柔らか

うんとうんとね
もっともっとさ
やはらか垂直に
平面 ....
深いふかい闇に沈み
初めて輝き出る光こそ
真なるヒカリ 、

それまでは無ノンセンス、
(光)と(闇)の間でバランス取りつつ
深いふかい闇 、
無というノンセンス*という
真っ逆さまの ....
ふんわかふわふわ
白雲流れゆき
自らに映り出す
とほいとほい光源の影
散りばめちりちり
細やかに
私という霊魂を
優しく慰撫し
影踏みながら懐かしみ
受け容れられること
ひたすらじ ....
はしゃぐ子供の
その声音の震え揺れ
優しく柔らか呪われ
仄か輝き出す私の意識

より明るみ炸裂スル瞬間、

 わたしの内に
  ふと現れ在る
 貴女という不思議がる顔

あゝ掴ま ....
痩せこけ骸骨になっていく
無数の子供たちの影 、 

 一本柱に蒼い首突き刺さり

溢れ落ちるもの 、
しと しと しと
白壁に染み渡り伝わる
音の一つひとつ
反響し自らを刻み込む、 ....
闇の沈黙の内に
聴き取る響き
蠢き疼く
何か達 、
どっと押し寄せ

大地という基盤を失う瞬間、

光の回廊 真っ直ぐ奥へ奥へ伸びゆき
自らの自己意識の極限痺れ真っ白に
私は在る  ....
龍神の
灯の許に
伸びる白雲、
弓形に満月取り囲み
自らの永遠の核を
月影から持ち去り
旅立った人、

その喉声の振動 、

最後に聴いた
感触の木霊、
未だ輝き残響し
コン ....
てめぇのかったるい
ゆるんだ魂 
と、
ぶよぶよ太った肉身

自らが自らの肉身操れるよう
出直して来い!

もはや集合意識でなく
個体意識の時世なんだよ

ッたく、やってられねぇ ....
ひだかたけし(2717)
タイトル カテゴリ Point 日付
詩想、思惟思考ノ生命にて(改訂)自由詩224/8/13 21:56
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心情の予感自由詩324/8/12 17:46
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Red自由詩324/8/11 18:13
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夏日、花 ガーベラに 自由詩324/8/10 17:44
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媒介する人(改訂)自由詩424/8/4 17:32
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内奥の泉自由詩4*24/7/24 18:06
怒りノ鉄槌 、敢えて自由詩2*24/7/23 20:20

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