音姫さまに、はじめてお会いしたのは
小学校の修学旅行で東京に行った日のこと

なんのために、そ ....

 詩を書こうとすると
 どうしても足がついてしまうから
 事実という名の警察がやってきて
 ....
 厨房で、秀人と仁乃が二人、食後のかたづけをしていた。仁乃は台所で食器を洗い、秀人はキッチンテーブル .... 真昼の空を仰ぐ。星はどこにもないけれど、
見えないだけで本当はそこら中に溢れているんだ。
どんな ....
渇かない みずたまり
カエルみたいに
泳いでいく
 
遠く 荒廃したビル
天国の在りか
 ....
右翼と対称であること



脱資本主義過程とは
なんなの?



射精の直後、鼻づ ....
昨晩は夕餉のあとに 
家族みんなでテレビを囲み 
遠くへ嫁いだ姉が送ったビデオを入れて 
5歳 ....
なぜ俺は岐阜の人間ではないのか
なぜ俺は島根で生まれなかったのか
三重のようなところで生まれてい ....
なにか言葉を発したいんだけど
具体的な言葉が出てこない
むずむずしているんだ
でも何と言えばい ....
 
 
迷宮入りの
記憶に住む風景は
微笑む理由を
教えてはくれない
 
 
赤い炎 ....
暗い夜の底に閉じこめられているみたい
そう云えば夢を見ていた
金色の光なんて何処にもなかった
 ....
管理人様へ。
もしももう少しいい提示場所があったら、そちらに移していただけると助かります。

 ....
橙のかげ
古い写真みたいにかすむ

あの煙突からたちのぼる
霧のような灰が眩しい
太陽はし ....
ビールは
駄目人間の味がする
そんな時もあるさ

駄目にしてしまう夜も


そんな時もあるさ

ドアが開きっぱなしの ....
地面を掘り続ければブラジルに行ける
そんな話を簡単に信じる子供だった
なにひとつ疑うことなく
 ....

「どこにいるの?」

いないよ。

「それ。どうしたの?」

えのぐだよ。

まるで、まる ....




「《本当》は

秘めてこその本当だ」と

言わんばかりの

嘘つきあなた ....
卵だって
割ってみなきゃ
生卵か茹で卵かなんて
わかんないんだから

あなたの気持ちだって ....
いつも一人でいる君のことを

そっと

優しく

僕は見ているよ。

初めて

 ....
年の暮 冷蔵庫には灯り あなたが残してくれたのは
覆ることのない事実
花束が吹かれて飛び散って
あたしはそれでも ....
三時過ぎに受付で待っている
あのソファーの柔らかさ
嫌になるぐらい沈ませる

甘い事象 ....



雨に不安と不機嫌を飾り
原のなかを歩いている
遠く 近く
水の姫は咲いてゆく

 ....
帰宅して暖房をしてブラームス 慌しくビルが建設されてい
るその隣では解体中のビル
が何かの憂さ晴らしのよう
に乱暴に破壊され ....
あたしみたの
あそこでみたの

ひとが 死んでゆくところ

あたしみたの 
たくさんみた ....
明日のための『今』を食べる
『今』を吸収した体は少し古くなり始める
古くなる体を抱えて、明日の続 ....
今夜は月がきれいだよ、と息子にメールしてみた
返信――確かに。でも、いきなりどうした(;^ω^)
 ....
同じ人とも
毎回違う出会いがある。

降るように舞う落ち葉が、頬を打つ。
アスファルト ....
流域に微笑むかしらがのお婆

湯が森にしたたる空の背中から

ストーブに寄る祖父千度目の感応 ....
小奇麗な言葉で曖昧にごまかすのには
もうほとほと 疲れてしまったから
そろそろ本当の話を始めまし ....
蒼い夜は冬の寒さがよく似合う

初雪に胸躍らせる甥っ子等

「また餅」とつい口に出す朝ご飯
「星に願う」と言った君の幸せを
今日は青空に願ってみる

自分へのコーヒーを入れるわずかな時間 ....
ジョーとジョーイは学校へ
ジェシーとジェニファーは高校へ
ピーターとヒューイは買い物へ
ミック ....
レンズを介して
粒子を通して
鼓膜を通って
電波を伝って

確かなものを不確かと
疑う事 ....
雨上がり
芳しい森の中

あの
曲がり角の向こう
何が待ってる?

何が待っていてもいい

こころに ....
あがったりさがったり
シーソーみたいにギッコンバッタン
紐が解けたら落っこちる
誰かが踏 ....
お前は本当に携帯電話を携帯しているのか?
携帯されてるんじゃないのか?
俺はされてるぞ 使いこな ....
 
 
 
どんな人間でも、
最後に行き着く場所は海なのだ
 
 
先生はそう仰った
 ....
駆け抜けていこう
一方通行なら
サイドミラーの太陽はいらない
失くした情熱 さぁ 取り戻せ!
 ....


  家を出て明るい雑踏を聴きたいのに
  戸を開けて砂利道のうえを歩きたいのに
  ぼく ....
せつないことの

ひとつくらい

かたむけたグラスで

ころがしてみれば

遠いあの ....
夜空が、綺麗でした。

いつもより、暗いのは。

月が出てないせいでしょう。

星が輝い ....
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2007年12月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
音姫壺内モモ子自由詩007-12-5 23:58
蛇足THANDE...自由詩307-12-5 23:37
七人の話 その3hon散文(批評...007-12-5 23:35
『真昼の星』東雲 李葉自由詩007-12-5 23:09
空漠ノウム自由詩107-12-5 22:41
左翼の条件A-29自由詩007-12-5 22:40
空の器 服部 剛自由詩3*07-12-5 21:58
都道府県A-29自由詩2*07-12-5 21:56
空中で受けとめるudegeu...自由詩0*07-12-5 21:54
不安旋律に嘆く森さかな自由詩2*07-12-5 21:46
有邑空玖自由詩307-12-5 21:20
【訃報】詩学社の寺西さんがなくなりました過去ログ倉庫07-12-5 21:02
熟れる頃 きみが泣くアオゾラ誤爆自由詩407-12-5 20:15
悩みの種matu自由詩207-12-5 19:58
時にはへこむ豚の歌短角牛自由詩007-12-5 19:05
ブラジルの穴Tsu-Yo自由詩507-12-5 18:39
洗濯ヲノダ アサ...自由詩007-12-5 18:29
見せ付けて三条短歌107-12-5 17:58
egg風音携帯写真+...2*07-12-5 17:45
_あぽろん散文(批評...007-12-5 17:41
年の暮(自由律)/////俳句107-12-5 17:39
「あなた」菊尾自由詩007-12-5 17:22
「過ぎる」自由詩107-12-5 17:21
冬神楽木立 悟自由詩407-12-5 16:35
雑詠/////俳句207-12-5 16:16
観察大覚アキラ自由詩107-12-5 15:56
くしゃみをした日エチカ自由詩6*07-12-5 14:47
たべる小原あき自由詩12*07-12-5 14:00
月に照らされて(四行未詩日記・9月25日)ならぢゅん(...未詩・独白107-12-5 12:16
会い別れmegie自由詩107-12-5 11:37
アン行為黒川排除 (...川柳107-12-5 11:32
突き刺さった破片はそう簡単に抜けそうにない涙(ルイ)自由詩2*07-12-5 10:57
夏川ゆう俳句207-12-5 8:53
コーヒーな恋。シュガー・ソ...自由詩2*07-12-5 8:44
アメリゴデスプッチはサディストkei99自由詩007-12-5 7:47
疑心水口わする自由詩007-12-5 5:38
曲がり角の向こう風音携帯写真+...3*07-12-5 5:15
「アメリカン・レフト」菊尾自由詩007-12-5 4:40
マスター・オブ・ケータイ新守山ダダマ自由詩207-12-5 2:55
チョークの粉は消えない森さかな自由詩207-12-5 1:17
走れ!ふらい自由詩107-12-5 1:11
テレビ草野春心自由詩207-12-5 0:40
かぜによばれて吉岡ペペロ自由詩2+07-12-5 0:33
夜空。狠志自由詩107-12-5 0:32

加筆訂正:
わたしはトイレ/壺内モモ子[23:16]
終わりから8行目「いつも」→「きれいに」
ブラジルの穴/Tsu-Yo[18:54]
シリーズにするのが面倒なので、タイトル変更
44rows, 1.04sec.