カカ カカ カ
くる くる くる
カ カカ カカ カ
....
「ちぎりたいの」と言うばかりで
襟元に吸い付くのも顎ばかり
それなら 広がるゴムの下ぎりぎり ....
仕舞われたままの一張羅に
何の価値があるのか
俺はクリーニングから戻ってきた礼服を
箪笥に仕舞 ....
「いつか見た 景色のよう」と うそをつく
桜の前には 恋の墓標を
願 ....
折角
あなたの好きそうな
マリモを持って帰ったのに
返してきなさい
とあなたは怒ります
何 ....
ごめんね誰にも言えなくて
ごめんね君にも言えなくて
今は
人を愛するのが怖いんだ
人 ....
私の愛する匿名性、およびそれらの根元たる悪よ。
私はいつも何かから隠れたいと思い
なぜな ....
金色の雨に打たれて
濡れた身体を包む
冷たい雫
狂おしく震えた
狂おしく戦慄いた
目の前に ....
マフラー巻いて早足で歩くと汗ばむのに
カーディガンだけで信号待ちしてると肌寒い
そんな
三 ....
論理の壁は
薄くスライスされたハムよりも薄い
その向こうには
茫洋たる混沌が果てしなく広がって ....
「おとうさん」
「おかあさん」
「ありがとう」
ね
なんて ふふ
....
長かった戦争も終わり
とばっちりをくった君の街でも
ようやくガス管の再整備が終わったらしいと
....
よぼよぼの輪の広がりをせき止めると
その分 細かく染まる
庭の散らかりは
天井が降って来て ....
母は双子です
私には母そっくりな
伯母がいます
二人揃うと
朝はとて ....
美しき朝は私を切り取って 人影落とす一人のベッド
殺人をできるくらいに好きな人がいてすべての人 ....
毒林檎 食んで死にたい 口付けで君が生かしてくれるというなら
十六を告げる鐘の音 くれるなら糸 ....
眠りがほしい
わたがしの様な雲に包まれた夢を見て
やわらかな未来に抱かれて
精神世界の海に漕ぎ ....
高らかなファンファーレ!
はんぺんは白い
はんぺんはふわふわ
はんぺんはおいしい
男も大好き ....
平野啓一郎氏の『文明の憂鬱』のうち一篇を読み、メディウム(medium)から発生した語がメディア( ....
一人の詩人が詩を書くことを終えた
私にとって重要な日になるだろう
空を魚が泳ぐように
海に ....
愛しい人は行ってしまった
愛しい人は去ってしまった
君は知っている
毎日傷口がひろ ....
もう歩みを止めたのに
ひとさし指は
冷たく曲がったままでいた
もう吹雪のなかにはい ....
惑う星僕らの地球を抱きしめる
もし君が六等星でも探し出そう
星屑のこぼれる音か波の音
たとえば誰かが自分のことを
「俺は人間じゃなくてロボットなんだ」
とかいい張っている ....
涙の色は
愛しさか
憎しみか
流れた川は
想い川
いつしか枯れて
思いも渇く
....
あなたから
学んだことがある
あなたから
教えてもらったことがある
何が大切で
何を守 ....
小さな夜
小さな部屋に
小さな明かりを灯して
泣き叫ぶくらいならどうか
美し ....
誰かに裏切られた時の恐怖は
階段を踏み外した時の恐怖に似ている
何度
階段を踏み外しただろ ....
飲むヨーグルトを飲んだ
飲まないヨーグルトは飲まなかった
食べるヨーグルトは食べた
食 ....
愛の幽霊は見えないので
誰にも信じてもらえません
愛の幽霊はほんとうはいません
だから誰も信じ ....
御覧、世界は暖かくて眩いのだ。
そう言って君が白い手を差し伸べた。
ひやりと気持ち良い ....
今ぼくの猫が
顔を洗っています
今日は雨が降るのでしょうか?
ぼくの飼っている猫の ....
傷ついているなら
はっきりと痛んでよ
何も起こらなかったように
すましたままで
密かに終局へ ....
さっきからヤギが
書いた詩書いた詩を
遠慮なく食べてしまうので
一向に進まない
今日までに仕 ....
足跡は
記憶の柔らかな風紋と化していた
生きてきた歴史は
こんなにも なだらかだったのだろ ....
夜に
眠らなければ
朝は来ないと
信じていた
子供の頃
けれど
そんなことはないと
知 ....
こいしける
そらたかく
おちていく
みどりいろ
はがしげる
はるのいろ ....
かたいあるじと手をつなぐ空の犬小屋まで
浅い海で輪ゴム飛ばしあう劣化して
青空を刺し上げ ....
どれほど彼らには 彼らにはどれほど という感覚が今 取引されるのを見ている遠くの近くの飄然としたたた ....
負けてはならない
人の声が消え、見知らぬ机で独りぼっちになっても
諦めてはならない
新しい言語 ....
こんな所に 靴を置いていったのは誰だ?―
道路脇の藪の中に くたびれた革靴が転がっている。
そ ....
何かにすがりつきたいと思うことがある
怪しげな宗教にとり込まれても
文句もいえない危険な思想の持 ....
せめて空の夢を見せて
私と貴方が離れ離れになったとしても
この青い空の下で
....
森には染み渡る声が
扉を開ければ触れない写真の自転車が
東京に、はじかれれば零れていく生 ....
生後四ヶ月の娘を朝の5時からあずけれるような
保育所をさんざん探してさんざん電話をかけたあと
少 ....
低く
飛び出すことだけが
あの夏のまぶしさ
クラウチング
ゴール
そこにあるものを ....
早速ですが、パラレルワルードをご存知かと思います。
又は大半の方は聞いたことが在ると思います。
....
シーラカンスてことばが
とつぜんうかんできて
ああ、だからなんだ、と
まいにち せなかだけをみ ....
雨はイヤ
硬い椅子もイヤ
偽善的な男もイヤ
欲しいのは暖かさ
欲しいのはぬくもり
....
2006年3月17日
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
易しい構造機械「説明書はありません。」
今唯ケンタロ...
自由詩
6*
06-3-17 23:59
4.ジョシュ・ルーカス
合耕
自由詩
0*
06-3-17 23:30
一張羅
純太
自由詩
2
06-3-17 23:26
弥生の桜
逢坂桜
短歌
4*
06-3-17 23:05
ごめんなさいの理由
美味
自由詩
3*
06-3-17 22:41
@星
貴水 水海
自由詩
0
06-3-17 21:50
愛されるべき私
篠有里
自由詩
0
06-3-17 21:29
コンジキノアメニウタレテ
ジム・プリマ...
自由詩
1
06-3-17 21:13
三月
大覚アキラ
自由詩
4
06-3-17 20:23
ハム
〃
自由詩
1
06-3-17 19:46
「 」
刑部憲暁
自由詩
1
06-3-17 19:27
同じ空の下で
いとう
自由詩
17*
06-3-17 18:40
3.ピーター・サースガード
合耕
自由詩
2*
06-3-17 18:35
はは^2
アザラシと戦...
未詩・独白
4*
06-3-17 18:34
孤独を生んで。
杉田蝶子
短歌
1
06-3-17 18:32
悲しき姫君。
〃
短歌
3
06-3-17 18:26
わたがし
暗闇れもん
自由詩
0*
06-3-17 18:19
日本はんぺん協会
チアーヌ
自由詩
4*
06-3-17 17:42
「中間」とは何か —無関心に対峙する—
竜一郎
散文(批評...
2*
06-3-17 16:32
詩人が詩を書くことを終えた日
海月
自由詩
1*
06-3-17 16:16
@扉
貴水 水海
自由詩
0
06-3-17 16:10
冬と歩み
木立 悟
自由詩
2
06-3-17 16:02
星
七子
俳句
5*
06-3-17 14:38
自己同一性
むらさき
散文(批評...
1*
06-3-17 14:30
刻(とき)を越えて
アマル・シャ...
自由詩
5
06-3-17 14:24
Only you know my true feelings...
Lily o...
自由詩
3*
06-3-17 13:14
小夜鳴鳥(ナイチンゲール)
ベンジャミン
自由詩
8*
06-3-17 12:39
階段
ラプンツエル
携帯写真+...
6*
06-3-17 12:05
飲むヨーグルト
たもつ
自由詩
9
06-3-17 12:04
愛の幽霊
チアーヌ
自由詩
4
06-3-17 11:04
僕の世界で
あさみ
自由詩
1
06-3-17 10:35
猫万歳!猫バカ集合!
こめ
自由詩
7*
06-3-17 8:38
侵食
さち
未詩・独白
5*
06-3-17 8:02
コンクリート家族
夕凪ここあ
自由詩
5*
06-3-17 7:54
すなのうた
ひより
未詩・独白
1*
06-3-17 7:28
無情オレンジ
美味
自由詩
3*
06-3-17 7:24
こいし
よーかん
自由詩
7*
06-3-17 5:07
風底五目
黒川排除 (...
川柳
4
06-3-17 4:26
スチーム
〃
自由詩
1
06-3-17 2:56
天狗
暗闇れもん
自由詩
1*
06-3-17 1:57
藪の中の靴
プテラノドン
自由詩
3*
06-3-17 1:49
羽化する日
暗闇れもん
自由詩
1*
06-3-17 1:48
[ 五行の恋文(空)]
渕崎。
自由詩
1
06-3-17 1:48
Life
霜天
自由詩
4
06-3-17 1:37
保育所をさがして
モリマサ公
自由詩
12*
06-3-17 1:32
クラウチング
uminek...
自由詩
7*
06-3-17 0:47
パラレルワールド〜夢〜
海月
散文(批評...
0+*
06-3-17 0:22
シーラカンス
mina
未詩・独白
5*
06-3-17 0:15
どちらでもない
小川ユカタ
自由詩
1*
06-3-17 0:12
加筆訂正:
悲しき姫君。
/
杉田蝶子
[23:30]
白雪 眠り 人魚
はは^2
/
アザラシと戦うんだ
[18:39]
微調整しました。
お生れなさい
/
ヤギ
[04:36]
希望と絶望のところ、台詞を変更。
49rows, 1.05sec.