ある晴れた日に
君は洗濯物を吊していた
それは手に取ることができた
ベランダのところから


そんなふうに君を
追いかけることもなく
僕は歩いてきた気がする
ピンクの夢を見ていた ....
枯れているふりしなければラブソング途切れてしまう闇の中でも 宝船から突き落とされる 閻魔様の舌を抜く バイクで走っていると

その家は高野豆腐みたいな家

古くて四角くて緑がたくさん

黄土色の柔らかそうな壁こげ茶色の柱

赤いポストが錆びて擦れて鈍色に輝く

見た目は良くないけれ ....
じゃんじゃん
じゃじゃじゃん
じゃん
じゃじゃじゃん♪

何を書こうと自由じゃない?

じゃんじゃん
じゃじゃじゃん
じゃん
じゃじゃじゃん♪

生きてる
あたし、いま、生き ....
きょうもいちにちよく恨まれた

恨まれてることがいっぱい分かった

精一杯してきたことは

むこうにはあたりまえだった

むこうにとってこっちは

足りないか過剰だったのだろう
 ....
ときどき饂飩を無性に食べたくなる
とくに関西風のダシの効いた薄いいろのスープが好き
それにお揚げと葱をのせていただく

幸せな饂飩の世界に恋してしまう親父約一名

ときどき蕎麦も無性に食べ ....
爺のモットーは清廉潔白公明正大

姫のモットーは人生は遊び女盛りを飲み尽くせ
そう姫は酒豪でもある
一升二升はお茶がわり
姫とサシで勝負して死にかけた男は数しれず

だからいまだに嫁の貰 ....
天真爛漫

千差万別

右顧左眄

言語道断

快刀乱麻

不即不離

支離滅裂


春眠暁を覚えず

昨日のことも忘れて

天衣無縫


稀有壮大

 ....
ごめんなさい

ごめんなさい

またしてる

またしてる

ごめんなさい

ごめんなさい

さびしいよ

いとしいよ

ごめんなさい

ごめんなさい


ここ ....
塞いだ夢を見た
突然のことで
夢と認識するまで
時間を要した

二日間眠った

二日前のことは
まるで覚えていない

他人は入り込んでくる
夢だけならいいのに
恋人と呼べる人は
僕にはもう
いない
そして路地を歩く


そして遠くに沈む夕日を見る
僕は一人
特にあの不味いメシの味を
思い出す
オリオンがオリオンである星空を見上げた頃はまだ恋でした 福袋の中でじっとしている まえより
おおきくなったんだって
わかる
なんてうれしそうに
あたまをなぜるの
おとうさん
でもなんて
おもたい手なの
なんてしずんでくるの
おとうさん
マニキュアを塗って

少し特別な気になっていた

真っ赤なマニキュア

小指だけは黒

趣味が悪いと笑われた

それでも

特別な気になっていた



あなたの ....
心から心から心から

だから何も要らない
相変わらず僕は
たいていの場所へ
行けてしまう

羽ばたかない翼にしがみついて
南の島に不時着することだって
くねらない蛇に飲み込まれたまま
海峡の下に潜り込むことだって

軽過 ....
?公園に女の子が八人いました。
さらに後から男の子が何人か来ました。
全部で子供は十五人になりました。
公園に男の子は何人いますか??

レスリーは両手の指を曲げたり伸ばしたりしている

 ....
 
 
職場に行くと
体臭が匂うと言われる

みなマスクをしている
それほど匂うらしい

家に帰ると
息子が帰りを迎えてくれる

お父さん、臭いか
と尋ねる

息子は
う ....
ミュージカル調で怒られている 地上の灯りが胸を刺し魂は飛翔を続けて
まるで未知の惑星系を探索するように浮かんでいる

永劫の時の打痕と蓄熱された空間
斜めに切り取られた過去の累積をトリミングしてみる

太陽が眼に焼きつ ....
空気いれが必要なんだぺしゃんこのぼくのために

君はうしろに乗って流行り歌でも歌ってていいよ

僕もすっかり日暮れてしまったさ

目抜き通りをフラフラ歩く

ぼくは探し物なんてしてない ....
真っ白な空に飛び込むと
記憶がだんだん失われていき
気がつくと白い部屋にいる

外を眺めるとレモン色の月が輝いている
手を伸ばすとすっぽりと明かりが降りてきて包まれる

目をうっすら開け ....
老齢の愛犬のお散歩も

寒さの和らぎで

幾分面倒な気分が薄らいで

そんな私の心持ちなんて構わずに

草花はより色濃く鮮やかで

老齢の愛犬も

いままで入ろうとしなかった
 ....
つぼめて 槍のように立つ
咲いたら 雪にとらわれ
爪の先 包み乞う 花びら

紫 赤 黄色のスクリュー
破る葉と土 ほどけた傾斜

雪の香りに 身をひめる







 ....
雨がたくさん降って来て
空も窓も塞いでしまうから
わたし達
砂漠の夢を見ていましょうよ 
と女は言い
男と一緒に目を閉じます

でも、雨の音がするね
男が言いました
わたしはもう流砂 ....
頑張れたことを
まず自分で褒めて上げられる
そんなゆとりが戻るまで
休みましょう

本当に辛く苦しみの内にいる間は
どんな励ましも名言も
心には染み入らない

言葉に力 ....
粘りついている私

張り付いて剥がれない

経験なんてなんだろう

一回性の事実


誰も愛せなくて

こころ焼き付いて

悲鳴はいまさらあげないが

次のことを思うんだ ....
多紀さんのおすすめリスト(948)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ピンクの空- 番田 自由詩213-4-26
枯れているふりしなければラブソング途切れてしまう闇の中でも- 北大路京 ...短歌313-4-25
宝船から突き落とされる- 北大路京 ...自由詩713-4-25
閻魔様の舌を抜く- 北大路京 ...自由詩513-4-25
高野豆腐家- 灰泥軽茶自由詩5*13-4-25
ごきげん- 三田九郎自由詩3*13-4-25
ガラスのあなた- 吉岡ペペ ...自由詩813-4-25
饂飩- 梅昆布茶自由詩913-4-25
姫と爺の物語パート2- 梅昆布茶自由詩413-4-25
小欲知足- 梅昆布茶自由詩413-4-25
ごめんなさい- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-25
化石- 自由詩313-4-25
君のくれたものだとか- 番田 自由詩3+13-4-24
オリオンがオリオンである星空を見上げた頃はまだ恋でした- 北大路京 ...短歌413-4-24
福袋の中でじっとしている- 北大路京 ...自由詩1013-4-24
のびてくる僕とおとうさんの手- 美砂自由詩513-4-24
マニキュア- 永乃ゆち自由詩8*13-4-24
心から- 永乃ゆち自由詩3+*13-4-24
アシカセ- nonya自由詩16*13-4-24
中庭のある小学校で- 夏美かを ...自由詩26*13-4-24
加齢臭の季節- 小川 葉自由詩6*13-4-23
ミュージカル調で怒られている- 北大路京 ...自由詩1013-4-23
夜の翼- 梅昆布茶自由詩1313-4-23
こころのかけら- 梅昆布茶自由詩413-4-23
空白の空- 灰泥軽茶自由詩8*13-4-22
春風に背中を押されて- しょだま ...自由詩5*13-4-22
クロッカス- 砂木自由詩13*13-4-21
夢の行方- salco自由詩7*13-4-21
[頑張ることに疲れた人へ2013春]- しょだま ...自由詩213-4-21
妄執- 梅昆布茶自由詩1613-4-21

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