すべてのおすすめ
じゃんじゃん
じゃじゃじゃん
じゃん
じゃじゃじゃん♪
何を書こうと自由じゃない?
じゃんじゃん
じゃじゃじゃん
じゃん
じゃじゃじゃん♪
生きてる
あたし、いま、生き ....
苦い
ぬるい
ひとくち含んで
ひとつふたつ
浮かぶ
途中で
彼に出会い
その本に出合った
気持ちが向かうのは
目下 そこにあるもの
急な雨
傘を持たない女
貸すに貸 ....
書くことで
いま
始まるかもしれない
もちろん何も
始まらないかもしれないけど
始まりも終わりも
あいまいに漂っている
生も死も
そのときには
わからないのかもしれない
知 ....
君の知っている僕が
僕のすべてであるはずがない
僕の知っている君が
君のすべてであるはずがない
人が数え切れる程度の多面体であるわけがないし
ましてや表と裏だけで構成されているはずが ....
ひさかたぶりに日を浴びた
しわがれた藁半紙の香り
言葉が輪郭を失いそうだ
雨音が遠くに延びる
鏡を見ていると危うくなる
手のひらで骨格に触れてみる
わたしはこの形状で
外縁で保たれて ....
ねえ
ねえ
詩を書く人って
どんな人?
いろいろでしょ
酒飲む人って
どんな人?
てのと同じ みたいな
お酒飲む人
たくさんいるけど
詩を書く人って
いないよね?
....
トヨさんが死んだ
あの
トヨさんが死んだ
よろこびも
かなしみも
気持ちが波にさらわれる日々
こんな時間を
百年も永らえ
言葉を紡ぎ
僕たちに残し ....
わたし
その器から
人間があふれ出す
あとになっては
思い出せもしないことで
ふいに気持ちが弾け
嗚咽する夜がある
灰色の日常に染められ
瞳も心も淀んだ ....
いいことも
わるいことも
関係なしに
うつくしい
ため息さえも
いとおしく
白くかがやく
冬の青空
夜と朝の
境界線は
音もなく
やさしく引かれ
月の輪郭は
あわく
ほどかれ
いつのまに
僕らは
しんと
立たされる
夜の長さと引きかえ ....
すべてのことが
一瞬
遠く遠くに行ってしまって
意味をつかみ取れなくなる
世の中の人間が
右往左往
一生懸命していることから
時々
なにひとつ受け取れな ....
夜は明け
雨は止み
(寒い)
つぶやいて
改めまして
毛布にくるまる
僕の胸のあたりで
マルコがくるまる
そういえば昨日、帰り
君は僕に
マ ....
寒いほどに
清々しい
凍える冷気
眩しい朝日
目を見開く
静謐の中
生命が凛とする
こんな朝もあるのなら
生きていける気がする
悲しみの
怒りの
境界線
を踏み越えず
誰に訴えることもなく
押し黙って生きる人
生きることの
ぎりぎりの場所で
踏みとどまっている人
見知らぬそ ....
美しい女に
美しい
は軽率だ
本当の馬鹿に
馬鹿
とは言わないし
嫌いな奴には
かける言葉もない
ひとり
いつものバーで
とあるカクテルを口 ....
ピアノの強い旋律に耳を委ねる
他には音の聞こえない時間
僕はどこか自分の知らない自分へ
心の底のほうへさらさらと落ちてゆく自分を感じる
自分というものをどう扱ったらいいかわから ....
路面
傘
ボンネット
木々の葉
草花
僕の手のひら
あらゆるところに降り注ぐ雨粒の一粒一粒が
耳を澄ませると
万別の音階で
声色で
思いで
....