すべてのおすすめ
とりあえず雨だからって感傷を君に抱かれる理由はない

前向きにペダルへかけた僕たちの出来事ごっこを覚えてますか?

好きのまま過去に残した人々を未練ではない夢にみている

P.S.に ....
粉雪の 一つ一つの 結晶を 散りばめた夜 ひっそりと泣く



降り積もる 雪の上には 足跡を 静かな中に 奇跡を信じ



星空に 列車の車体 凍てついて 彼の童話に 思いを馳せる
 ....
○ 肩寄せて小春日の降る水面見てダメな兄だね妹泣かし


○ 君のこと掬いきれない呪わしきゼロと1との「男デジタル」


○ 往く君のケータイ握る手の甲に夕焼け空はそっと差し込む
温泉に浸かり身体を温める抱き合うような愛を感じる

夜明け待つ富士山頂で待つ僕ら朝日に映る君は女神だ

不自由も辛さも生きる証でも耐える身体に限界は来る

山崩し新たに団地作られる環境破壊 ....
賽銭は 御礼参りに来たときに

  神様ヘルプ  年末ジャンボ
琵琶の湖は 都の命つなぐ甕

神が落とした ひとつぶ涙
○ 落花生の殻の温もり手のひらにかさりこそりと遠い日の鳴る



○ 寝付かれず旅の光を反芻す日焼けの跡も消えかけるころ



○ 三つ子の眼に土手の緑は果てなくて夢に飛び来るあの日の ....
 
 曇り日の妻の花壇は彩さみし戸を閉めて机に座りけり

 トレモロという曲ギターで流るテレビ放送心をたたく
 
 今朝の家雰囲気はよし幸先よしだが人の心の空しさよ 
横長の陽射し
オレンジ
リビングに
果実むく手と濃淡つくる



蜜みたい
トランペットの音のびる
指ですくって
夕焼け、とろろ


朱をぼかし
うすもも塗って
金散らし ....
ちっぽけなもろいグラスにプライドがはいりきらない、ひびが入った

ちょっとした風もいちいち染み込んでフラペチーノに泣かされる夜

もうやめた もう憧れることやめた 君の隣のティニー・ガール
 ....
朝に

晩秋の小雨しと降るうすくらき朝の車はゆかしく去りぬ

髭を剃る朝に人を迎え夕に妻に会うためなりともに心して

歳とりて若きゴルファー打つボール転がりゆくをじっと見つめる
踏切をこえて
タバコを買いに行く
徒歩15分のコンビニエンス


ああここは○○君の家だっけ
まだあるのかな
公文の教室


小学校
遊具の数が減っていて
擦り傷つくら ....
スーパーの花屋にひときわ目立つむらさきアスター求めけり

今朝もまたいつものごとく出でてゆく妻の車をそっと見送る
明け方の君の東に浮かぶ月 結んだ笑みを天空に引き


ラベンダー色のネクタイ選びおる 君の背中に濃く秋が降る


風が吹いて波になって髪がシーツまた波となり


またするの?君が聞く ....
名工は名利を求めず己を知りただ足るのみにしありせば 朝おきて 院内散歩、駐車場
抱き合うアル中男女 横目に


外出届ださずこっそりぬけだして
近所の犬の 分布図つくる


つながれたライター使うのめんどくさい
隣のひとに、もらい火を ....
くびしめて ないてなぐって
ひっかいて
一緒にいきたいだけだったのよ






夢はユメ 現はうつつ
ほんとうに?
マーブル模様に今まじりあう



施錠された ....
春を待つ桜切らるる悲しさよBSにみちを譲るためなり

とび出せば妻の車は坂登り曲がりてゆくなり朝7時半
くもりのち晴れわたるそら十六夜の一日おくれの名月のよる

今日もまたバロック流れソファーなる吾身横たふ秋の昼過ぎ
 すっかりと枝を払える紅葉の木何だか女の丸坊主の

 もんもんと考えあぐね外へ出て晩秋の空見上げている
 四人の旅

朝がきて旅発つ志賀は曇り空秋分の日の我らが家族

心晴れぬ目に緑なる両脇の草花にふとふと心やるなり

ゴリアテと聖なる書に記されど一人の勇士神の子ならずや

思い出の西宮 ....
つばくろ婦人

どんとして湖の彼方に霞たる三上山には青い空なり

つばくろが飼われておれり訪ないし妻と吾との友の家には

駅近く十階建のビルの中マンションに住むつばくろ婦人
珈琲を二つ注文昼過ぎのサンエバーに二人来てみし

薄暗きコーヒ・スタンド今日も来て伝道終えしたまさかの日

耳かさぬ家々巡りのべ伝う秋のある日に妻と二人で

赤坂ブレンドという豆挽きしコー ....
英単語短歌新たに学ばむと部の厚きノート二冊を求めり

なんとなく聴きておるなりモーツアルトさてと市場に買い物にでも

子のことをあれこれとなく気遣いて未来のことはと思いは巡る
カラカラの砂漠に一筋ウーロン茶
わざと音出し飲む心地よさ
今朝もまた

三十年妻と起き伏し今朝もまた出かける妻に礼をのぶ

雪の朝子を連れ妻は自転車で駅に向かいて出でゆけり

深夜勤残されし子と吾と物語読み聞かせやる夜幾夜重ねし
  今日も日暮れて

六月の風が涼しく吹く窓にチリリリリンと風鈴が鳴る

夕暮の庭のテーブル二人して食事する焼うどんビール

日曜の就寝前の一時を聖書朗読心にしみる
やさしくてみんなあんまり買わんからラッキーストライクが好きという


口の中隅から隅まで知ってるよ だけどよく読む作家は知らない


情けない姿どれだけ見せたってすましていてよ僕の前では
 ....
じゃがいもときゅうりとにんじん ばあちゃんの「ポテトサララ」をゆっくり食べる


火星から来たのねきっと 突然に怒る男をぼーっと見てる


ドキドキと汗で疲れて起きた昼 破れんばかりの夢を ....
フワフワと寝息をたてる5時間目 首もすわっていない高3


文化祭のゆらめく熱気に泣きそうだ グリーン・デイに流されている


八月の涼しき図書館にて友のくれたるシュシュの複雑な柄

 ....
吉岡ペペロさんの短歌おすすめリスト(412)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ロボットの森- きらく短歌309-12-18
- ミツバチ短歌5*09-12-5
不忍池三首- 都志雄短歌109-11-29
温泉- 夏川ゆう短歌209-11-29
年末ジャンボ宝くじ- 北大路京 ...短歌6*09-11-27
平安ブルー_27- 北大路京 ...短歌5*09-11-18
眠れぬ夜- 都志雄短歌509-11-17
曇り日- 生田 稔短歌209-11-5
夕焼けとろとろ- 笠原 ち ...短歌1109-10-30
いつつ、秋はかなしいのうた- はちはち ...短歌4*09-10-30
朝に- 生田 稔短歌209-10-26
大阪湾岸辺境地- 笠原 ち ...短歌609-10-24
- 生田 稔短歌209-10-16
秋の降る街- umineko短歌4*09-10-15
名工- 生田 稔短歌109-10-13
病院七首- 笠原 ち ...短歌609-10-12
病院五首- 笠原 ち ...短歌409-10-12
坂道- 生田 稔短歌109-10-7
十六夜- 生田 稔短歌309-10-5
晩秋- 生田 稔短歌109-10-3
四人の旅- 生田 稔短歌209-9-28
つばくろ婦人- 生田 稔短歌109-9-20
芸術の至上- 生田 稔短歌109-9-13
近況- 生田 稔短歌1*09-8-8
お風呂上り- つゆ短歌5*09-7-2
今朝もまた- 生田 稔短歌209-7-1
今日も日暮れて- 生田 稔短歌209-6-29
むっつ- はちはち ...短歌3*09-6-13
いつつ_初夏のうた- はちはち ...短歌3*09-6-3
いつつ、高校生のうた- はちはち ...短歌3*09-5-8

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