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たい鳴てっンーボ とすら揺子り振 のな計時 もとれそ?体死 君い白 母の骨 太鼓の中に 詰め込んで ドンガラ叩く 月夜の{ルビMarch=やよい} 樹皮の裡に青年さらに蝉しぐれ少年が行く地球回しつ
少年の消えた浜辺の波がしら寄せ来て浚う貝の墓さえ
頁繰る老眼鏡の横顔はツェペリンさえも侘びて聞かしむ

変なひと影は満腹うつせみの君も君もだチ ....
雪だるま保存してある冷凍庫ペンギン国の入り口として 血に濡れた 人差し指を 筆に変え 夕陽を浴びて 樹をなぞる姉 気の抜けたとんびが空をとんでいる。コペルニクスに会いにいこうか 如月の温くき休日二人して柿右衛門展思い出になる

洋服を二・三点も出されけりどれも似あいて妻はみめよき

妻出勤部屋を出でゆき戸を開けば横顔見せて運転席に
青い空 桜の花が 舞躍り 君への手紙 引出しの中



靴箱に 生徒は想い 詰め込んで ポストみたいと 靴は笑った
tongueという怪物の棲む洞穴にまず招待の愛の共食い
歯の裏を口蓋打ちつ舌踊る孤独吐くだに異国語になる
恋人は菓子パンに似て買う前と装裂き食らう刹那が美味し
君がまだ 更生しない 罰として 僕は自分の 指を潰した {ルビ鬱人=うつびと}の 命の水を くみ上げて {ルビ六花=ゆき}を咲かせる 水銀の空 白き花 グラジオラスに 魅せられて ひろがる心 おさなごのよに 北風を歩く麦の穂影こぼし月なき夜の炭水化物
ふくろうは鳴かぬか檻に閉ざされし脳という名の北辺の森

キリストは冬の季語なりあお黒く風にはためき電線ゆらす
きらきらと何処から降る雲母の粉乱視の眼 ....
母に似た 痩せた女を 抱いた後 髪を撫でられ 眠りに堕ちた  日(休日出勤)

日曜日「宴のあと」の風沁みて いて座の子らがゼロを吸う街

 
 月(週休)

月曜日一人ぼっちのアイドルで『ありあまる富』口ずさむ丘

 
 火

今朝も ....
さくら草 空をおおいは しないけど うつむく僕に 微笑みくれる  7:30 コンクリートの 巣穴から ヒトがうじゃうじゃ 這い出してくる    廃 院 の  ベ ッ ド の 上 に  捨 て ら れ た                                                    注 射 器 .... ねこバスをおりて走れば森の道
裸足でならす五月の姉妹

ねこ紳士希望を連れて空を蹴る
胸に抱くは夢見る少女

もののけが太古に生きる彼の地での
奪う命と生きてく力

迷い込む秘密 ....
横断歩道の黒白正しく踏み分けていくように押す部屋番号「206」


無機質なふりして並ぶ玄関のドアは夜まで熱が抜けない


ココナツの洒落た香りが悔しくて窓に3ミリ隙間を作る

 ....
もっと聞かせて もっと紡いで あなたの言葉の 深みを旅したい



梅の花 香りと共に 消えていく あなたの声は もう聴けなくて



「お帰りなさい」と 声が聞こえる 僕の居場所は  ....
沈みゆく 夕日の中の 僕と君 二人のほっぺは ほらりんご色 陽射し浴び 小春日和と 喜んで 日陰に残る 雪は冷たく



暖かな 空気と陽射し 喜んで カラフルな布 風と戯れ
{引用=


薄い陽ときみの寝息にかぶさって さみしいからと手首を噛む朝


ふすふすと眠る横顔、あごのライン、ああもう睫毛が溶けちゃう、溶けちゃう


ふたりして夜行性になった一月 ....
 一月三日

コバルトの湖にさざ波白く立ち一月3日並木道ゆく

さびしげに男が一人道よぎる生業は何をなすかとふと

「がんこ堂」面白き名の書店あり名に惹かれ寄りたく思う

珍しくな ....
{引用=


理由しか言ってくれない舌先に 角砂糖一つ乗せる雨の日


小さくて子猫よりもやらかくて 明日には消える初雪みたいで


五月雨の震えるような優しさは 今日よりも先、明日 ....
{引用=


ごめんねとさよならばかりを繰り返し わたしの傍で疲れて眠る


なんでかな、沼のような沈黙は 全部わたしのせいだと思う


20センチ高いとこから見られると おなかのう ....
真っ白な ノートの上に 書く文字は 私の記憶の 旅をしている



思い人 お元気ですか 文字に込め 白い便箋 黒く染めゆく



冬空に 浮かぶ白雲 風に乗り 行方を見つめ 夕日が沈 ....
思いには歌作るべき種もなく机に座りかくペンをとる

体にも心にも力与えずば気分は失せて骸骨となす

改めて妻と自分を並べみむ彼女こそわが心の絆
耳を当て 君の鼓動を 聞いている 唇重ね 一つになろう



夜空見て 雲間に覗く 暗闇に 星の瞬き 生きてるようで



降り注ぐ 雪に音は 吸い込まれ 大地の鼓動 春までお預け
吉岡ペペロさんの短歌おすすめリスト(412)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
HALL_CLOCK- ハイドパ ...短歌7*10-3-6
Pale- ハイドパ ...短歌5*10-3-4
王国- salco短歌410-3-2
南極- ことり ...短歌310-3-1
SAKURA- ハイドパ ...短歌5*10-3-1
とんび- sh短歌6*10-3-1
月曜の朝- 生田 稔短歌310-3-1
ラブレター- ミツバチ短歌6*10-2-28
オーラル・エクスチェンジ- salco短歌510-2-27
Teacher- ハイドパ ...短歌6*10-2-27
Melancholy- ハイドパ ...短歌7*10-2-26
Fascination- ハイドパ ...短歌6*10-2-23
からっぽ- salco短歌510-2-21
Lullaby- ハイドパ ...短歌5*10-2-21
7-days- 都志雄短歌4*10-2-20
Little_Buddha- ハイドパ ...短歌5*10-2-20
Morning- ハイドパ ...短歌5*10-2-18
The_ruin- ハイドパ ...短歌5*10-2-16
ジブリに心うごかされ- 窓枠短歌6*10-2-16
下手なキス、して。- Rin.短歌1410-2-13
- ミツバチ短歌9*10-2-9
りんご色- ミツバチ短歌8+*10-1-25
小春日和- ミツバチ短歌5*10-1-23
春がくるよ- あぐり短歌5*10-1-16
年頭に- 生田 稔短歌110-1-11
降りゆくものは- あぐり短歌5*10-1-6
嵐舞う- あぐり短歌4*10-1-5
- ミツバチ短歌8*10-1-3
歌材ともしき- 生田 稔短歌209-12-23
鼓動- ミツバチ短歌8*09-12-20

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