気づいたら
私だけの公園であそぶ
誰もいなくて誰も来ないから
邪魔されない自由

反省と戯れる
止まらないブランコ 気持ち前後に振れて
おりてしまえば大したことはない

のぼ ....
あなたは
ひかり ぬくもり みずのつめたさ
たべてるごはん たいようのまぶしさ くつをはくおと
おおきなかぜ しおのにおい うみのみず まぶた
むねからこみあげるなみだ


あなたは
 ....
ベルゼク、ダッハウ、ビルケナウ。

このあいだ、阿部ちゃんの勤めてる旅行会社が
収容所体験ツアーを組んでた。

現地の施設で実体験できるなんて
とってもステキ。

ひとつに砕け ....
陽の中に心を置いたので
影もまた 濃く残った

あなたを愛していた
誰にも知られたくなかった
誰にも
冬は終わった、と心底思う

咆哮を繰り返し、雪をやたら積もらせては、ことごとくを埋め尽くした
冬という珍奇な丸い巨大なボールの中で私たちはひたすら混練され
今となっては、そのぽっくりと開いてし ....
 おはようと爽やかな声

 振り返るとクラスのマドンナ

 それだけでちょっといいこと

 いいことは探しちゃだめ

 無造作に落ちているわけじゃない

 常日頃のちょっとした ....
ウクライナはどうなるのか
時々 考えた 僕は
戦争の起きたことは正しくはないが
いつの時代も否定されてきた 正しさについてを
街は 今日も 暮れた


自分をありのままに表現すること
 ....
立ち止まり、考える僕

どんな理想も叶えられないものはない
そう固く信じていたのに
僕はつまずいて袋小路に迷い込んでる

どうすれば、抜け出せるのだろう?
手を伸ばして光を掴もうとするけ ....
誰かに目隠しをされながら
誰かに満たされて
不自由なく生きている
進む先にぶつかる壁もなく
先へ落ちる穴もない
傷つけられる恐怖も
何かを考える不安もない
私にないのは光と目の前だけ
花火を魂だとしたら
夜空は君になるだろうか

欠員だらけの待合室
龍宮城の溶鉱炉は
閉山したポポロクロイス
けどさ、あたら星を奥歯で噛むたびに
カチッ、カチッ、て、世紀が変わる
友禅な ....
彼女の耳の貝殻に舌を差し入れたら
宇宙の無限の響きから生まれ出た
新たな思考にこの舌先の震え慄き
滑り掠めるだけの私生活の底抜け
遥か近く声を発する響き脳髄を
直撃しつつ穿ち共振させては
 ....
月曜始まりのカレンダー
左端を見ないように
休日を貪る

今日の始まりだったはずが
陽が傾き
砂時計がさらさら落ちる

夕方の防災無線が
明日への覚悟を起こし
今日を仕舞う準備をす ....
今の風は何色だった?

耳のうしろで
あなたの声が聞こえた気がして
振り返ると
早咲きの桜が咲っていた

雲って風の言葉なんだっけ?

そんな気障を
言ったつもりはないと笑いな ....
「夏」
北向きの窓に小さい絵の具をかき集めて
一番輝いていた頃の僕は
静止画のように夏を洗う

よそおう纏う切れ端は
僕のような顔をして
どこへ行くのか答えない


「言葉猛獣使い ....
青空、空気、西へ向く風
くしゅん
寒さ、会いたい、肌に痛い、この前
いつもいつか言いたい行っても痛いいたた
枝の曲がり
眺めて舐めて艶かしいいつだっていきたい
下腹部に溜まった熱
澱みい ....
俺はどうやら異形の者になってしまったようだ

俺の不具の左腕は
不自然なかたちで捻れている
その苦痛とともに 無理矢理
腕を正常な位置に戻そうとしていると
俺は俺の異形を否応なく感じざるを ....
  
 

なぜか
どこかから
聴こえる歌声があり

その
素人のあの子がカラオケで歌うその声に
実は

泣いたことがあって。

外には
まだ若い女の子たちが
その店 ....
野菜も食べなきゃ、パパは言った
野菜も食べるの、ママは言った
野菜は食べられるの?僕は言った
野菜は食べられるんだ、動物みたいに
今日、こんな何でもない朝に

ちょうどいい日なんだ
 ....
 アンパンマンのあんが

 つぶあんだったらいいな



 こしあんのほうがお上品なのよほほほ

 って笑うオバサマがいるけど



 アンパンマンのあんが

 つぶあ ....
  青春の息吹が芽吹くときのはて
  役目を終えた潤井川に映る笑顔は
  今年の桜が舞い散る風景のなかに

 音もなく溶け込んでいく

永劫と思えたコキュトスもまた
数えきりない数多の歴 ....
ワシントンDCが
ゴッサムシティになっているが
大丈夫か?
大丈夫だ
問題ない

信じられるかぁ
隣人がジェイソンになって
襲ってくるんだぜ
そんな恐怖は知らないもん
何も言えねぇ ....
あるところに、大変正直な木こりがおりました。
いつものように、木こりが斧で木を切っていると、手を滑らし、斧を湖に落としてしまいました。
木こりが湖の前で
「はて、どうしたことか?」
と思い悩ん ....
自らの
肉体宇宙に属す心の奥処 、
魂なるものへの手掛かり
掴んだら、

人よアナタよワタシよ、
ゆっくりと真っ直ぐに進め

真剣に瞑目しつつ
真白き満月の光充ちる
意識の白銀の響 ....
透き通るほど美しいガラスの欠片
僕の涙の形を宿して

粉々に砕け散った破片から拾い集めた僕の心
手のひらに乗せて眺めれば
キラキラと光輝く君のように

嗚呼、僕の雫よ
愛の結晶

 ....
頬をなでる風に

暖かい日差しに

誰かを想うことに



頭の上にひろがる地球と

目に映る地球は違うだろうけど

より良いと思う方へ




正解はないだろう ....
短歌には
ルールがあって
季語があり
正しい模範的な書き方があると

どっかのバカがゆってる









おお酒よ
酒よ
酒よ酒よ
 ....
窓が泣き出した
ぼくはめげずに
外へ出て歩きだす
雨とみぞれが
傘の上でダンス
濡れた土の匂い
白い息
かじかむ掌
雪の予感
水たまり
を意識しながら
生きていることを
味わう
川で生まれた鮭が海へ行くのは
海のほうが餌が多いからである
鮭が命を繋ぐために
生まれた川に帰るのは帰巣本能だ

地方に生まれた僕が都会へ行くのは
都会のほうが刺激が多いからである
僕が ....
あのねえ
あのとき話したタイムトラベルのことね
絶対覚えてるって言ったよね
今ならそのタイムトラベルで
またきみんちに
行きたいんだよね
安っぽいラジオの語りで
ゲラゲラ笑って
ブラウ ....
ただ広いだけの野に
一つの観覧車が淋しく建っている
観覧車は時とともにゆっくりと回り
様々な風景を人に見せる
観覧車に乗り慣れた人は
見慣れた風景をまた見ることになるが
そうでない人にとっ ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(9286)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私の公園- 唐草フウ自由詩11*25-3-10
1年- 唐草フウ自由詩10*25-3-10
千切レタ耳ヲ拾エ。- 田中宏輔自由詩12*25-3-10
題無し- はるな自由詩425-3-10
みつめている- 山人自由詩8*25-3-10
ちょっといいこと- 佐白光自由詩8*25-3-10
ある日曜日- 番田 自由詩525-3-10
光の翼- 栗栖真理 ...自由詩225-3-9
生かされてる人- リィ自由詩2*25-3-9
花降らう_(習作)- トビラ自由詩1*25-3-9
詩想、憑言- ひだかた ...自由詩425-3-9
日曜日。- 自由詩525-3-9
風について- 夏井椋也自由詩8*25-3-9
どこへ- 紅茶猫自由詩4*25-3-9
水平線に眠りたい- かんな自由詩425-3-9
不具/異形- 岡部淳太 ...自由詩225-3-9
やさしい絶歌- 秋葉竹自由詩225-3-9
コレクト・アー・コレクト- 竜門勇気自由詩3*25-3-9
つぶあん- おやすみ自由詩325-3-9
ともだちは春のにおい- 足立らど ...自由詩11*25-3-9
ナイトメア- りゅうさ ...自由詩325-3-9
金の斧と銀の斧- 鏡文志散文(批評 ...3*25-3-8
詩想、自ら進化する人へのうた- ひだかた ...自由詩425-3-8
硝子の涙- 栗栖真理 ...自由詩125-3-8
めも- うし自由詩425-3-8
短歌になりたくてなれなかったゾンビのような/言葉の/死骸たち ...- TAT自由詩325-3-8
一月の雨- 自由詩10*25-3-8
帰巣本能- イオン自由詩4*25-3-8
タイムトラベル- うめバア自由詩225-3-8
観覧車- 岡部淳太 ...自由詩525-3-8

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