SNSの普及で
生活が見世物になり
皆が役者になり
しかし大根、真がなく
あるのはストレスばかり

なぜ然るか
見てください、
笑って打ってる彼の顔
全然笑ってないんだぜ
心の耳で ....
私の人生が尺に巻かれて踊る踊る。あなたの銀星が波にまぎれて響く響く。なんでもない所から(いいえ、本当はなんでもない所など無く)普遍的な細胞がわかれてわれて次の命のもとになる、その気まずさにあなたはやた .... 僕は僕のコメントを読んで
他者の顔でじっくりと読んで
いまようやく気がついたよ。
  僕には
ワガママさが足りなかった
ということ。
      そうだ。  そうなんだ

評者 ....
暖かな沈黙が聴こえますか

{ルビ潮=うしお}の満ちるを月だけが知るように
夜の{ルビ静寂=しじま}に時は寛容
語ることなき情熱を
融かして飲めば胸が熱い

出来れば一曲お相手を

 ....
もうしばらく帰ってはいませんが
わたしの こころは
いつまでも 故郷の山にあります

あの頃の 濡れた土の匂いが
わたしの こころに
ゆっくりと 層をつくるのです

ずざ ずざ ずざ  ....
書いては消して
消しては書いて
気分があるはずなのに
言葉は出てこない
絞り出して書いたものは
嘘じみていて
嘘を書くのはいいけれど
詩としての嘘は何か違う
コンクリートとアスファルトの
硬直し冷え切った空気を掻き分け
人混みの喧騒の渦中に呑まれ
肉の花弁が押し開く
様々な異臭を嗅ぎながら
まるく濡れそぼった私の魂、
身を振り絞り振り払い
外 ....
 
 さっき山の端に消えてしまった冬茜
 建ち並ぶ商業施設の脇を流れる
 堂の川
 吹きつける風でこまかい波紋が
 わずかな灯りを掬って沈み

 並木の枯枝にとりのこされた
 烏のひと ....
貴方の吐息を犬歯で砕き 花の獣となる宵は
アンクレットに月を灯して 万の菫で鎖骨を飾る

指の戯れにはじける真珠 蜜の濃度の闇にひたされ
のばす{ルビ腕=かいな}がとらえたものは 原初の苑で失 ....
私は、あなたに幸せでいてほしい

暖かなご飯を食べ
よく眠り
まずは健康になってください

喜びのない世界など
ありようがないのです
誰かが言っていました
「私は息をすることさえ嬉し ....
ここに ぼくがいて
ここに あなたがいる
それ以上の意味はない

あなたとぼくは グラタンを食べる
あなたとぼくは お昼寝をする
それ以上の意味はない

あなたは 水色が好きらしい
 ....
やわらかなものの外側にいると
汚したり壊したりしてしまう

やわらかなものの内側にいきたい
胎児みたいに包まれて護られたい

望む場所に行くには
何をどうすればいいのか
その術を考える ....
今朝はとても冷えるから
立ち食いそば屋に立ち寄って
月見でもしながら喰い温ったまり
そろそろ そろそろと出掛けるか

(お婆さんの雨傘が 
眼前でとても低く揺れて居る
顔は傾き僅かに覗き ....
実としずくは出会い
抱擁し
いま互いを手放した

実は朱く燃え
しずくは銀光を放ち
確かに交じり合い
なにかを残し
なにもかも忘れ

雨はみぞれに変わり
鼻孔に冬が立つ

も ....
間違って、鳥の巣のなかで目を覚ますこともあった。間違って? あなたが間違うことはない。Ghost、あなたは間違わない。転位につぐ転位。さまざまな時間と場所と出来事のあいだを。結合につぐ結合。さまざ .... 天の理に、救いを求める人々へ
天の理に、救いを求める人々へ
許されるべき者なく 許されるべき者なく
許される者、ありん

天の理に、救いを求める人々へ
天の理に、救いを求める人々へ
愛さ ....
空はなぜ青いのか
永遠の疑問だった
太陽光線の波長の違いといっても
なぜ青いのかの答えにならない
問題の設定が悪かったのだ
永遠の疑問が空なのだ
そして
空はなぜ無限に広いのか
ひとす ....
生きものを傷める
永い夏は終り
エノコログサは緩み安堵のやわらかさで
午後の風に踊る

一本一本でありながら
一帯そのまま総体の伸びやかさで
秋空を仰ぐすがた

空は
宇宙の闇と光 ....
僕は雪にくちづけをした

白い白い大地に降り積もる雪は
僕のキスで
紅く
紅く
染まる

君は知っているのだろうか?
ココロに秘めた想い
君への郷愁

僕は寒さに震え
冷たさ ....
消えそうで消えない{ルビ数多=あまた}の古傷が

今夜は特に{ルビ疼=うず}いている

闘いに明け暮れた若き日々

今宵はフラッシュバックに襲われて

モノクロ映画のような夢を観るだろ ....
ぼくは 眠れない夜に
夜風の海を たゆたう
青いくじらを 見た

白い雲さえ 追いやって
星を ごくん と飲み干して
おしゃべりな 雨音とともに
故郷を捨てて 来たらしい

月のよう ....
それは夜
さざめく宇宙の 真ん中で
おれは命の小ささに 顔をしかめる

川の流れが おれの鼓動を押し流す
風の息吹が おれの呼吸を運ぶ

草木はおれに 踏みしめられながら
おれよりも  ....
4年ほど前、「傾き者になりたい」と言っていた彼
その数ヶ月、後彼は舞台の上で赤い派手な着物を着て
見事、傾き者になってみせた
見る者を魅了させる
粋で艶やかな立ち姿

それから、月日は経ち ....
詩は果てる?
男じゃあるまいし
じゃあ 言葉は気持を超えられる?
女じゃあるまいし、むりだよ
そんなことより
そんなことより眠っておいで
寒くてみじめで、女で男で、大きくて小さくて ....
ギリギリ目標に沿えた
内容はスカスカ
年々吊り上がる目標
本音は
そんなん無理やねん
やってる振りだけ上手くなっていく

上司との面談
業務の成果を
大盛りにして報告する
寒風を浴びながら
カッと眼を見開き
澄んで透きとほるよな
この肉身 冬空の青に曝す

ひろいひろいこの世界の照準に自らを寄り添わせ 、

夜な夜な無機小人の群れ
襲い来て粉砕され埋葬さ ....
木枯らしが街に吹き込んで来て

にぎやかなイルミネーションの饗宴がはじまる

厚着をした早歩きに急ぐ人々のそばを

黄色い大きなランドセルの集団が跳ねまわる

日暮れには

  ....
祈ったのです
「私は真実が知りたい」と

ありがとうございます
知って良かったです

ありがとう ありがとう ありがとうございます!
全ての存在に
ありがとうございます!
夜の街燈はいつも
何かを考えている
光を灯すだけでなく
決して暗いことばかり
考えているわけではない
夜の街燈の思考が閃いて
宇宙が一輪の花になる
あまりの果てしなさに
自分の孤独を感 ....
 

あなたしか、いないんだ
待ってください。
あなたしか、いないんです

時は、流れ、流れ、流れ、つづけ
すべては、変わる、
変わる、
変わる。


もう
ちょっと
 ....
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