雪が降ると、地元建設会社の除雪車が朝の三時ころから家の近くを通る。それとともに覚醒し、トイレに立ちインスタントコーヒーを飲む。用を足し、四時半には身なりを整え表に出る。
昔から、家の前の雪を払う ....
二〇一九年二月一日 「現代詩集」
集英社から出た『世界の文学』のシリーズ、第37巻の『現代詩集』は、まず学校の図書館で借りて読みました。のちのち、ネットの古書店で買いました。ウィドブロの『 ....
二〇一九年一月一日 「ウルトラQ」
元旦からひとりぼっち。ウルトラQのDVDを見てすごす。やっぱり、ウルトラQの出来はすばらしい。ちくわを肴に、コンビニで買ったハイボールも2杯のんで、いい ....
凍てて黒く澄んだ空に
咲くとりどりの花
ずっとずっと昔に
同じようにして見た花火を思い出す
あの時隣にいた人は
もうこの世にいないことも思い出す
なんどなんど思い出してもまた思い出 ....
明日
空は雪と一緒に
枝は小さな蕾と一緒に
冬の指は
いつかの冬の指と一緒に
夜明けを待っている
ピアノ
女の子が帰ったあとは必ず
ピアノの蓋が開いて ....
二〇一八年十三月一日 「記憶」
感情の発展過程で、ある点以上には絶対成長しない人がある。かれら
は、セックスの相手と、ふつうの気楽で自由な、そしてギブ・アンド・
テイクの関係をほん ....
波が追いかける
そして逃げていく
一泊二日の温泉旅行
ひな鳥みたいにくっついて
足あとは私たちだけ
誰もいないね
雪でよかったね
今終われたら幸せなのにね
....
物はかたちに応じてもちうべし人も同様なり
魂魄は困難を内包している
詩人は血を吐かない程度の筆圧で
如才のない道化師は盛り上がりの
緩急などばかり考えているが
誰にも優しくなれな ....
二〇一八年十二月一日 「詩」
若いときに書いたものを、文学極道の詩投稿掲示板に投稿した。30代だったろうか。はてさて40代か。ぼくは、自分のすべての作品を一つのストーリーにまとめよ ....
もっと散歩にいきたかった
もっと抱いてあげればよかった
もっと話しかければよかった
もっと贅沢させればよかった
もっと遊んであげればよかった
もっともっと一緒に
朝に夕に
百万回名前 ....
二〇一八年十一月一日 「現実」
現実はきびしいね。だけど、がんばろう。がんばる仲間がいれば、だいじょうぶ。
二〇一八年十一月二日 「考察」
ぼくというものを媒体として、 ....
二〇一八年十月一日 「楽しくくたばれ!」
楽しくくたばれ!
二〇一八年十月二日 「断片」
ぼくは何も言わなかった。ひと言も口にすることができなかった。何
を、どう言 ....
コロナ
コロナる
コロナれ
コロナれば
コロナります
コロナる時
コロナろう
コロナった
コロナるまい
令和3年の地球はコロナ禍で窮屈
コロナウィルスはヘンタイす ....
二〇一八年九月一日 「葉山美玖さん」
葉山美玖さんから、小説『籠の鳥 JAILBIRD』を送っていただいた。クリニックに通う女の子の成長物語だ。会話部分が多くて、さいきん余白の少ない目詰ま ....
二〇一八年八月一日 「どくろ杯」
いま日知庵から帰った。帰りに、セブイレで、きんつばと、玄米茶を買った。寝るまえの読書は、なんにしようかな。きょうのお昼には、金子光晴の『どくろ杯』のつ ....
さざめいている
ざわめいている
私の頭のなかで
何かが、
輝いている
熱している
巨大な明滅凝視、、
近づいている
波打っている
揺れ廻り 廻り揺れ
予測 ....
二〇一八年六月一日 「断章」
断片はそれぞれに、そうしたものの性質に従って形を求めた。
(ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』36、黒丸 尚訳)
二〇一八年六月 ....
たった1。Cの寒暖差で
きみと僕のこころの隙間が
埋まらない
君と僕は似ていても
1。Cの差をゆずらない
修辞学を駆使しても水溶性の会話は
多様性の海に拡散してゆく
ノルウェ ....
二〇一八年五月一日 「迷惑メール」
迷惑メールが何通もくるのだけれど、いま見たら、「ワンナイトラブでかまいません。」と書いて、女の名前で書き込んであるの。笑っちゃった。こんなメールに返 ....
寒さは
指の先から入り込み
肩へ
背中へ
そして足先へ
もう何も燃やすものがない
闇の他にはなにもない世界で
やがて闇と同化する
薄くて透けそうな
パラフィンカーテンよ
....
{引用= 我が友、田中修子に}
時折西風が吹く
そして天使が笑ふ
するとさざ波が寄せ返し
沖を白い帆が行き過ぎる
砂に埋れた昨日の手紙を
まだ浅い春の陽ざしが淡く照らす ....
二〇一八年四月一日 「孤独の円盤」
きょうから河出書房新社の奇想コレクションシリーズの第2弾、シオドア・スタージョンの『不思議のひと触れ』憶えているのは、異色作家短篇集の『一角獣・多角 ....
十月になっても初夏みたいな日が続き
小さな畑でおくらの収穫をする
母は
穏やかでなんのわずらいもない日よりだと言う
この小さく可憐で柔らかなおくらの花が
せめて実になるまでそれが続きます ....
二〇一八年三月一日 「ぼくは、あなたの大きなおっぱいで終わりました。」
きょうも寝るまえの読書は、チャールズ・ボーモントの短篇集『夜の旅その他の旅』のつづき。なんか40年とか50年まえの小 ....
ちゅうとはんぱに知っているふりをしない事
無知はゆめの入口のようにきみを待っているのだから
神さまに出逢ったら日頃の礼を言ってみよう
少しはこの世界の愚痴をこぼしてもいいとおもう
そし ....
二〇一八年二月一日 「無限がいっぱい」
塾が終わって、日知庵に行ったら、シンちゃんさんご夫妻と友だちがいらっしゃって、そこからガブ飲みに。きょうも、ぼくはヨッパで眠る。眠るまえの読書は、ロ ....
秋はまだ
始まったばかりなのに
冬のような寒さをつれて
すさまじい嵐が吹き荒れる
山の天気のように
目まぐるしく変わる空模様
黒々とした雲が
あっという間に通り過ぎ
か ....
二〇一八年一月一日 「熊人形」
きょうから、リチャード・マシスンの短篇集『13のショック』を読む。スタージョンの短篇集は、いいの1作品だけだった。「熊人形」だけがよかった。スタージョンの短 ....
チャラい人にストーカーされてモラハラ交際する羽目になっていて、逃げたくて全寮制の職業学校に入って真面目そうな夫をチェックして卒業したあと同期に取り持ってもらって今結婚している。逆ナンパですね。
チャ ....
【性的・暴力的な表現があります。ご理解の上、ご閲覧をお願いいたします】
わたしは、生を受けたということがおかしいのです。
母の名前は蝶、きらきら光る目をした人でした。
わたしはあか ....
atsuchan69さんのおすすめリスト
(9286)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪国
-
山人
散文(批評 ...
3*
22-1-23
詩の日めくり_二〇一九年二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-1-17
詩の日めくり_二〇一九年一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-1-10
冬の花火
-
そらの珊 ...
自由詩
3
22-1-8
冬の気圧配置は次第に緩むでしょう
-
そらの珊 ...
自由詩
12*
22-1-5
詩の日めくり_二〇一八年十三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
22-1-3
end
-
mizunomadoka
自由詩
4
21-12-30
宇宙飛行士のうた
-
梅昆布茶
自由詩
14*
21-12-28
詩の日めくり_二〇一八年十二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
21-12-27
さみしさのトンネル
-
そらの珊 ...
自由詩
13*
21-12-24
詩の日めくり_二〇一八年十一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
21-12-20
詩の日めくり_二〇一八年十月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
21-12-13
コロナる
-
鵜飼千代 ...
自由詩
10*
21-12-12
詩の日めくり_二〇一八年九月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
21-12-6
詩の日めくり_二〇一八年八月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
21-11-29
至高の光とドス黒い血
-
ひだかた ...
自由詩
7
21-11-25
詩の日めくり_二〇一八年六月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
11*
21-11-22
1。Cのうた
-
梅昆布茶
自由詩
15
21-11-17
詩の日めくり_二〇一八年五月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
21-11-15
パラフィン
-
そらの珊 ...
自由詩
10*
21-11-12
告別
-
石村
自由詩
28*
21-11-10
詩の日めくり_二〇一八年四月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
21-11-8
おくらの花
-
そらの珊 ...
自由詩
15*
21-11-6
詩の日めくり_二〇一八年三月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
12*
21-11-1
神さま_。ありがとう
-
梅昆布茶
自由詩
10*
21-10-26
詩の日めくり_二〇一八年二月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
21-10-25
秋の嵐と虹とジェット機
-
st
自由詩
6
21-10-21
詩の日めくり_二〇一八年一月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
13*
21-10-18
乗換えた訳
-
鵜飼千代 ...
自由詩
8*
21-10-17
三途川
-
田中修子
散文(批評 ...
11
21-10-14
1
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